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2011年9月号(通算599号)今月の表紙: ウラジオストク・ 船上より建設中の橋を望む バックナンバー |
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◆ よこはま国際フェスタ2011 ボランティア募集!
【日程】10月22日(土)、23日(日)10:30~17:00
神奈川県日本ユーラシア協会では、ロシア料理(ボルシチ)、グルジアワイン、ロシア紅茶を提供する予定です。 ◆ 第58回ロシア語能力検定試験 申込締切迫る
【試験日程】
4級 10月8日(土)/3級 10月9日(日)
※窓口でお申し込みの場合は、9月22日(木)までに、「申込書」にご記入の上、検定料(現金)を添えて下記へお申し込みください。 |
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◆ マトリョミンは世界を巡る
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◆ 横浜ロシア語教室 学期末特別企画ロシア語能力検定試験対策講座秋の特別文化講座会員無料!ロシア語体験公開講座※会場はいずれも横浜平和と労働会館5階教室。詳細はホームページでごらんください。 ◆ 第115期ロシア語教室 10月開講!
入門~上級、月曜~土曜。各クラス全15回。個人レッスンのご相談にも応じます。
お申し込み・お問い合わせ: ◆ 日本語教室 生徒募集中 Курсы японского языка
月曜~金曜、10:00~17:00の間、1コマ90分。 ◆ ロシア民族楽器 「バラライカ」「ドムラ」教室
2011年度後期予定(毎月2回、土曜日開講): ◆ みなとみらいマトリョミン教室
2011年度後期予定:10月1日、11月19日、12月17日、1月21日、2月18日、3月17日 |
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◆ 許せない歴史の偽造(2)自由社、育鵬社の歴史教科書について自由社版「新編新しい歴史教科書」(H.22・2・1発行)によれば日露戦争は「国家の興廃をかけた日露戦争」(p.168)とされています。 同書は開戦の理由について「ロシアは満州の兵力を増強し、朝鮮北部に軍事基地を建設した。このまま黙視すれば、ロシアの極東における軍事力が日本が太刀打ちできないほど増強されるのは明らかだった。政府は手遅れになることを恐れて、ロシアとの戦争を始める決意を固めた。」と述べています。 上記はいずれも中露、韓露の問題であり日本の自衛戦争の理由にはなりません。「日本の生き残りをかけた戦争」と同書は記していますが、露帝ニコライ2世には日本と戦争する気は全くありませんでした。(※当会ホームページ>機関紙>バックナンバー>2010年3月号>「坂の上の雲」参照。) 彼は「日本との戦争は極めて望ましくない。我々は満州に平静を定着させるよう努力せねばならない。」(1903年4月8日、特別協議会)、「我々は逆上せず、衝突を呼び起こしかねないような事は一切避けねばならない。」(1903年10月5日、極東太守あて電報)と述べています。 同書には「三国干渉のあと、日本は、同盟をロシアと結ぶかイギリスと結ぶかの選択をせまられ、政府の中でも意見が対立した。」とあり、伊藤博文が日露同盟を模索し訪露していることから見ても日露関係が「生き残りをかける」ほど切迫していたとするのは明らかな自己矛盾です。 戦争の本当の目的はロシアが韓・満で確保しようとしていた利権を日本が奪い取ることにあったのです。 (柴田) ◆ 7月のロシア関係主要ニュース【ロシアの声より】
■暫定国民評議会メンバー「リビア内戦は15日後には終わる」 【ロシア・ノーボスチ通信より】
■メドベージェフ、北朝鮮主席と朝鮮の核問題について協議 |
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◆ 組織状況
(2011年8月31日現在) ◆ 財政状況
註:固定資産に協会付属(有)カチューシャ名義の不動産(当会事務所・教室)を含まず 前年同期比で資産は増加、負債は大幅減少し、正味財産は2.32倍となりました。会員、役員の皆様方のご協力の賜物です。 (柴田) 当協会のロシア物産オンラインショップ「うにべるま~ぐ」売上と
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月 | 売上総額(円) | 義援金額(5%) |
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4月 | 368,430 | 18,421 |
5月 | 182,652 | 9,132 |
6月 | 167,775 | 8,388 |
7月 | 6,795 | 339 |
8月 | 206,915 | 10,345 |
合 計 | 725,652 | 46,625 |
8月はバラライカやサモワール等、高額商品の売り上げがあり、上記の通り回復できました。
4月1日~9月15日までの全売上の5%は、日本赤十字社等を通じて東日本大震災で被災された方々への義援金として、9月にまとめて寄付します。
皆様のご協力を引き続きお願い申し上げます。
川崎チネチッタで上映中 横浜ニューテアトル9/3より上映
今なお深刻な放射線汚染を続けているチェルノブイリ原発事故。事故後、汚染地域の出生児のうち、実に8割以上になんらかの障害があるという。甲状腺ガン、水頭症、知的障害、発育不良、虚弱体質など枚挙にいとまがない。そのうち心臓に機能的欠陥をもったものが「チェルノブイリ・ハート」と呼ばれている。2003年制作のこの映画は、アイルランドの児童支援団体による活動を、アメリカの監督マリオン・デレオが記録したもの。2004年にアカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞している。子どもたちへの影響は健康問題のみならず、障害児の養育放棄、国家による援助金の打ち切りと貧困、低所得による治療断念など、社会的被害者が子どもたちを追い詰めている様も暴く。奇形児を見世物的に扱った一部ネット画像とは異なる悲惨な現実に、思わず目を覆わずにはいられなくなる作品だ。字幕なし映像は、ネットでも見ることができる。
同時上映『ホワイト・ホース』は、事故後10数年ぶりに我が家に帰った青年・マキシムに密着したドキュメンタリー(2008年)。チェルノブイリ事故当時、原発からわずか数キロのアパートに住んでいたマキシムは、私物ひとつもつことさえ許されず、家族とともに強制退去。幸せだった家族との暮らしが一瞬にして奪われ、自宅は廃墟と化した。タイトルの「ホワイト・ホース」は、マキシムが好きだった白い馬の壁紙。事故さえなければと激しく憤るマキシムも、自宅を再訪した3年後、27歳の若さで病没した。歴史の教訓というには、あまりにも現在進行的な内容であるが、今もっとも見られるべきドキュメンタリーである。
(滝沢)
ロシアと近隣諸国の音楽を中心とした芸能情報を紹介するコーナー「ユーラシア音楽芸能情報」を発信中!(^_^)v
先月、麻薬に手を染めたユーラシアの芸能人を少し紹介しました。タルカンもシューラも、好奇心からきた快楽追求のための使用でした。
次に紹介する芸能人たちいずれも、これらお二人とはちょっと違うようです。
秋風が吹き始めたロシアから、8月第4週のMTV TOP10をお送りします。怒涛の新曲ラッシュです!なんと10曲中9曲がランクイン!!!
詳細は協会ブログ「ロシア芸能」カテゴリーで。
(MOPA)
Сулейман Джабраилов
Один в пути
Над землёй.
Кто тебя ждёт –
За спиной.
Новый настрой.
Но забытая боль
И мнимый покой
Остаются...
Ты летишь в никуда.
Ты опять летишь в никуда.
8月後半、日本はまだ夏真っ盛りですが、ロシアは朝晩の気温が10℃近くまで下がる日が増え、秋を感じるようになりました。旅行やダーチャで夏休みを過ごした人たちも戻ってきて、閑散としていた街も普段通りになりました。スーパーには新学期や入学式のための文房具やバッグがたくさん並んでいます。
ロシアでは法律で長期休暇の取得が定められているので、サラリーマンも夏には2週間程度の休みを取ります。旅行に行ったり家族や親戚と一緒にダーチャで過ごしたりと、ほとんどの人がアウトドアでのんびりとリフレッシュするようです。いいですね!
リペツクの人たちの主な旅行先は、海外ではトルコ(25%)、エジプト(23%)、ウクライナ(5.6%)、国内では黒海沿岸のクラスノダール地区(62%)、サンクトペテルブルク(19%)、モスクワ(6%)というデータが出ていました。ロシア人の海外旅行先は圧倒的にトルコとエジプトのビーチが多いと聞きます。最近は富裕層が増えて渡航先もより広範になっているようで、リペツクにもドバイやキューバに行ったなんてお金持ちも!
ロシア人の旅行は、風情のある町並みや世界遺産を見て廻るとか山に登って景色を眺めるとか、そういうのは非常に少なく、ほとんどの人が燦々と照りつける太陽を浴びてビーチでのんびり日焼け、というスタイルなんだそう。保養地には行っても観光地には行かない。ヨーロッパや北欧が近いのになんだかもったいない気がしますけど…。
私達は「日本人らしく」2泊の週末小旅行でサンクトペテルブルクに行って来ました。リペツクからはおよそ1000キロ。東京から鹿児島くらいです。電車で行けるそうですが、片道24時間かかります!休暇の長いロシア人にはいいですけどね。私達は隣州Воронежから飛行機(片道2時間)で往復。ペテルブルクには世界中から観光客がやってきます。韓国人や中国人は大勢見かけるのに、残念ながら日本人はまだとても少ないです。
(堀江)
わが家の夏のイベントの一つとして、2人の息子たちと母とボリショイサーカスの公演を観に行きました。子供の頃から何度となく見てきたボリショイ公演ですが、行く度にその印象は少しずつ違う気がします。それは、毎回演目が少しずつ違うためかもしれませんが、誰と行くかによっても変わる気がします。
今回は子供と一緒だったので、どれくらい楽しんでくれるかが気になるところでした。隣の2人をちらり見てみると、上の子は空中ブランコ(残念ながら最後失敗でしたが…)や、シーソーアクロバットなどに夢中でした。一方下の子は、やはりまだ幼いので犬や熊のサーカスの方が印象的だったようです。子供には少々長い公演でしたが、2人とも楽しめた様子だったので、きっと夏休みの良い思い出を作れたのではないかと思います。
私個人は、猛獣サーカスなどが無かったりで、少し物足りない気もしましたが、公演中の音楽や衣装を楽しみながら、ロシアを十分に満喫できました。来場者の中には、初めてロシアの文化に触れる方もいらっしゃったでしょう。そういう意味では、毎年全国各地で行われるこのボリショイ公演は、日露交流を推進する私たちにとって、心強い味方と言えるのかもしれません。機会があれば、ぜひまた観に行きたいと思います。
(田邊)
(はじめに)
2008年から2010年の秋までの2年間、JICA SVで過ごしたTashkentに戻り早1年になろうとしている。
このコラムにて、Tashkentでの未知の体験を、文化人類学的発想と国際貢献科学への希望に合わせて、UzbekistanやCISの新規ビジネス創成を行う際に出会う人間模様などの出来事を通じて考えたことをお伝え出来る好機をいただきましたことは大変光栄でもある。
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猛暑の8月の夏は一月間ラマダーニ(断食)を体験してみた。一時帰国をするとすぐ体重が増える。ダイエットのおかげで約5kgの減量に成功をした。朝は3時ごろおき、あわてて朝食をとり、その後夕方7時ごろまで約15時間のまず食わずで、頑張るのだ!? Tashkentでの貴重な断食の体験を今年も無事に通過した。8月中は街のレストランも開店休業がほとんどであり、7月末までにお若い方の結婚式が執り行われている生活様式には強烈な異文化体験を感じる。
結婚式は通常では、2000人から5000人の人を招待するのが習わしでもある。
結婚式の当日は朝6時ごろから男性の客人にだけ、伝統的料理のプルーフが振舞われる。プルーフはお米に野菜と肉をいれて大きな鉄鍋で数時間をかけて綿オイルを入れ炊き上げるのだ。オペラの声楽とPiano Lessonの先生であった美しい女性が遂に、アラビア医学のDoctorの心をつかんで、見事に結婚をされ、夜の部の結婚式に招待された。不思議なことに、新郎新婦の父親がこの席には同席せずに、自宅での他の多数のお客の接待に興じているという。全部でおそらく2000人位の方がこの結婚式には招待されたのであろうか?ではそのお金はどうするのか?賢人に聞いてみると、「あの美人の先生が誕生したころから、両親が住んでいるマハッラ(生活共同体)の長老がお金を預かっているのサ!!それを今日思い切り両親が使うんだヨ!?」これで納得だ。タンス預金が今でもここの経済の基本構造に存在する。これを見逃すと、新規ビジネス創成どころの話しではない?
(萩原)
ウラジオストクで建設中の橋
蝉の抜け殻 2011年 猛暑
スポーツウェアのチェブラーシカ
ウラジーミル・バベンコ/ベラルーシ・ベルラド放射能安全研究所 著、今中哲二 監修、辰巳雅子 訳
世界文化社 840円 9月15日発売予定
チェルノブイリ原発事故以降、汚染地域住民の目線に立った「放射能から住民を守るため」の研究を長く行ってきた「ベルラド放射能安全研究所」の集積と経験に基づくアドバイス。2003年刊行の本書は、福島第一原発事故後、同研究所のバベンコ氏からベラルーシ在住の辰巳さんに手渡され、ブログでの部分訳公開を経て、この度初めて海外で出版されることになった。
第1章 知って守る
File1チェルノブイリ原発事故のこと/File2放射能とは?/File3放射能はどのようにして体に入る?/File4放射能が体に与える影響/File5食品の放射能測定と暫定基準値/File6体内放射能を測る
第2章 食べて守る
File7キッチンでできる食品放射能の減らし方 <野菜・くだもの、きのこ、乳製品、肉類、魚介類>/File8放射能から体を守る食生活/File9ペクチン剤とは?
第3章 この地で生きる
File10汚染地域で畑や家庭菜園をするには/File11汚染地域で生きるためにするべきこと/File12いっしょなら簡単に!
字数は読み物なら400字~800字程度(長ければ連載で)、案内なら1行~200字以内でお願いします。
また、この神奈川県版機関紙「日本とユーラシア」に関するご意見やご感想なども歓迎します。
締切は毎月第3または第4土曜日(月末土曜日に開かれる協会理事会の1週間前)です。
投稿は郵便・FAX・Eメールのいずれかで。宛先は下記の通り。
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 機関紙編集部
〒231-0062 横浜市中区桜木町3-9 横浜平和と労働会館1階・5階
Fax 045‐201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp
(機関紙編集部)
年に一度ロシアの食と文化を紹介する一日限定イベント、ロシアカフェ「スバボーダ」。第3回目の今回は、主催者の一人でもある豊田菜穂子さんの著書『ロシアの大人の部屋』(辰巳出版)にちなみ、ロシアの部屋の雰囲気を再現し、家庭料理と歌をお楽しみいただきます。出演は、神奈川県日本ユーラシア協会でもおなじみのタチアーナ・クジコーヴァさん(歌)と樋口悟さん(ドームラ演奏)、日本語でのロシア民謡コーラス「バービエ・レータ」。
また「裏企画」として「チラシの間違いを2つ探せ!」も実施。正解者にはもれなく景品が当たります。ぜひご参加ください。
2011年10月2日(日)
カフェ開場:12:00 イベント開始:13:00
会場:阿佐ヶ谷ロフトA(JR阿佐ヶ谷駅より徒歩2分)
前売・当日ともに入場料1200円(飲食代別)
前売チケット:ローソンL34143
または阿佐ヶ谷ロフトA店頭、下記店舗でも予約受付中。
ロシア雑貨店マリンカTel 03-3565-3205
ロシア雑貨店パルクTel 03-6479-3658
2011年9月20日(火) 18:30開場 19:00開演
5,000円(全席自由) ペア9,000円、学生3,500円
会場:紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F TEL 03-3354-0141)
チケット取扱:キノチケットカウンター
お問い合わせ先:
「辺境無頼」TEL 03-3358-7464, FAX 03-5514-8012、
「ガルガンチュア」(19時以降)TEL 03-3202-5996
http://nisizaki.com/home/tanko
2011年11月30日(水)~12月7日(水)8日間 298,000円
最終申込締切:10月7日(金)
主催:ユーラスツアーズ、日本ユーラシア協会本部
協力・お申し込み先:神奈川県日本ユーラシア協会
TEL/FAX : 045-201-3714, E-mail : eurask2@hotmail.co.jp
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