5月26日(日)
横浜平和と労働会館4階
5月26日(日)はロシア語検定。午前に4級17名、午後に3級15名の受験がありました。アンケートを実施したら、そのうちの27名の方から回答をいただきました。
残念な数字は横浜ロシア語教室を知らなかったと答えた方が18名いたことです。三分の二の方が知らなかったとは。逆に言えば、ロシア語教室の受講生はまだまだ増える可能性があるということです。春の教室開講の際には、横浜市内のいくつかの区にポスター貼りを実施しましたが、宣伝はやや弱かったようです。秋にはもっとがんばって、宣伝をしたいと思いました。
そのロシア語検定の際の一コマです。3級・4級ともに朗読試験がありました。ロシア語のテキストを録音機に吹き込むのですが、その録音機はカセットテープ。受講生の大半が初めて扱う人ばかりでした。考えてみれば最近は、音楽はCDで映画はDVD。確かに20代の人には初めてなのでしょう。一緒に監督を担当した市井さんは、かろうじて「僕、使ったことがあります」とのこと。
カセットテープを入れることさえわからず、「これ、どうやって使うんですか」「開かないんですけど」「どのスイッチを押せばいいんですか」と質問の連発。一人一人に説明して、何とか試験は実施できましたが、終わったあと確認してみると吹き込めていない人もいて、再度の試験。
検定試験もCDでないとダメなんですね。時代遅れの関戸は考え込んでしまいました。
(関戸)
注目を浴びた「平和のための戦争展」
5月31日(金)~6月2日(日)
かながわ県民センター
6月2日(日)は戦争展の最終日。この日は市井さん・田中さんと関戸が会場に。昨年は展示だけで説明する担当もなく、さびしいものでしたが今年は他の参加団体から注目されました。
何といっても、若い市井さんの姿が目立ちました。田中さんと関戸は午後にハバロフスク旅行の説明会があったので、一旦会場を出て4時過ぎに戻りました。すると隣の展示の日中友好協会の方が、「あの若い男性はどなた?」と聞いてきたのです。「ウチの新任理事です」と答えると「ユーラシア協会さんはいいですねえ。若い人がいて」とうらやましがられました。また、他の展示場の方からも「あの若い方、熱心に見てましたよ。声をかけたら、本当に気持ちよく話をしてくれましたよ」とのこと。
戦争展の参加団体の大半は70代80代の人ばかり。息子、いや孫にも等しい市井さんの姿は注目の的でした。
来年もこのように次の協会をしょってたつ若い人たちと一緒に参加したいものです。
(関戸)
心は早くもハバロフスクへ
大河アムール・ハバロフスク市民交流の旅 第1回説明会
6月2日(日)
横浜平和と労働会館5階
その戦争展を抜けて、午後2時からは田中さんと関戸は事務所でハバロフスク旅行の説明会へ。
ユーラスツアーズからも滝澤さんがお見えになり、早速旅の内容の説明。田中さんと関戸が交互に旅の特色や思い出などを語り、田中さん苦心の作のDVDに見入りました。
参加者も「こんな楽しい旅なのか」「他のツアーでは味わえない内容ですね」と興味深く説明を聞いてくれました。まだパスポートを取得していない方はその申請から。また、参加者の一人は柴田さんの知人で、説明会の後は柴田さんの自宅へ電話。「柴田さんが会長やってる団体の旅行なら行かなくちゃね」とのうれしい返事。
心はハバロフスクへ向かっていることを感じた説明会でした。
(関戸)
ロシアゆかりの地 西伊豆・戸田を訪問 ~協会スタッフ親睦会~
5月12日(日)、協会理事同士での親睦会を催行しました。今までにこういった企画はあまり無かったとの事なので、新人理事の市井が、張り切って企画と準備を担当させていただきました。
目指す先は西伊豆の戸田。ここにある沼津市戸田造船郷土資料博物館には、日ソ友好の碑をはじめ、幕末に日本にやってきたプチャーチンに関する資料が展示してあります。
数日前から心配の声が沢山寄せられていた天候も、当日になってみれば中々の晴れ模様。雨ではせっかくの西伊豆の眺めも台無しになってしまうので、これは嬉しい限りでした。
朝の9時に協会に集まって、10人乗りの車でいざ伊豆へ出発。東名高速を西へと走り、途中に海老名や足柄のSAに寄りながら、伊豆半島へと向かいました。
途中の海沿いから、富士山が綺麗に見える事を期待していたのですが、残念ながら重たそうな雲のベールを纏い、額をほんの少しばかり覗かせているだけでした。
予定よりだいぶ遅れつつも無事に資料館に到着すると、ガイドさんが待ち草臥れた様子でお待ちでした。ガイドの方はボランティアで休日に資料館の案内をされているそうで、本業は大工さんだそう。午後からは現場で仕事との事で、早速案内を始めていただくと、素晴らしく弁の立つガイドさんの解説が、皆さんとても強く印象に残ったようです。
ちなみに飛行機好きの市井は、ロシアの飛行機の父アレクサンドル・フョードロヴィチ・モジャイスキーの銀板写真と、世界初の和露辞典の複製ばかりを見ておりました。
資料を一通り説明していただいた後は、お待ちかねのお昼ご飯。選んだ場所は深海魚料理で有名な「魚重食堂」というお店。駿河湾で獲れる深海魚を、天ぷらや刺身にして食べさせてくれます。これがまた、どれを頼んでもけっこうなボリュームなのですが、皆さんパクパクと食べていました。
食後は砂浜へ行き、ゆっくりと休憩。時間は15時を過ぎた頃だったでしょうか。段々と雲が厚くなり始め、早く帰路につけと言わんばかりの空に変わってきていました。
帰り道は渋滞にも引っかかり、桜木町に戻ってきたのは20時半頃。西伊豆を初めて訪れる方、過去に来た事があり懐かしく感じる方、皆さんそれぞれの想いでこの度の小旅行を楽しんでいただけた様でした。
この次もこういう企画をとの要望をいただいたので、次回は1泊して時間と体力に余裕を持たせる事が出来る物を作りたいと思っています。
コンセプトとしては、やはり何かひとつはロシアに関する物や場所を取り入れつつ、食べて美味しい、見て楽しい所へ。そして出来る限り格安で…といった所でしょうか。
今後は会員の皆様との親睦を深める事が出来る物も企画したいと思っております。
(文・市井 写真・桜井)