会長 柴田 順吉
会員の皆様、協会関係者の皆様!
明けましておめでとうございます。
昨年度は専従者の採用に挑戦しましたが4月に採用後8月に退職という結果に終わり、酒類販売免許、古物商免許の取得などの貴重な成果を残したものの県連の年間事業計画、予算の遂行にかなりの齟齬を余儀なくされました。しかし、こうした困難の中でも、役員、会員の皆様方のご協力でロシア語、日本語、バラライカ・ドムラ、マトリョミン各教室とも順調に運営されました。民間企業へのロシア語出張講座も実施されました。ヨールカ祭、ハバロフスク旅行、国際フェスタ、忘年会などの主要年間行事も事業計画に沿って創意工夫を凝らし行われました。ハバロフスク旅行は費用が238,000円と今までの最高であったため参加者は過去最低の9名に止まりましたがこの中にはダーチャ運動の指導者や広島県連呉支部の幹部が含まれ今後の協力関係の発展が期待されます。ロシア、ウクライナ物品の販売はほぼ前年並みでした。
財政は1997年以来、連続18年の黒字を守りました。
会員数は残念ながら若干の減少となりました。
2015年は第二次世界大戦終結、日本敗戦の70周年に当たります。当協会はこの大戦の歴史的教訓に学び1957年当時の冷戦の相手国であったソヴィエト連邦の諸国民との相互理解と親善を図り、世界平和に寄与することを目的として鳩山一郎総理大臣を会長とする全国民的組織として設立されました。
以後58年が経過しましたが日本政府が憲法第九条に反して、集団的自衛権の法制化、秘密保護法の制定、武器輸出の解禁、領土問題の武力による解決などを志向し中国、ロシア、韓国、北朝鮮などとの関係を険悪化させている現在、私たちの草の根の国際友好運動はますます重要な意義を持ってきています。
新年度は従来の諸活動を確り固め、発展させると共に、内外情勢の進展に相応しい諸活動を多彩に創造、発展させましょう。その一環として今年の8月にはハバロフスク対外友好協会の協力を得て、同州の博物館、学校などで長崎の被爆を描いたアニメーション映画「アンジェラスの鐘」上映会、広島市の提供による写真パネルを用いた原爆展を大規模に行い、これと並行して原水爆禁止の露文署名運動、憲法九条27か国語リーフレットの普及活動も行う事を計画しています。会員の皆様の積極的ご参加、ご協力をお願いします。
こうした活動はその担い手である会員がいなければ「絵に描いた餅」に終わります。あらゆる機会を捉えて協会の目的「日本とユーラシア諸国民の相互理解と親善を図り世界平和に寄与する」にご賛同いただける方を一人でも多く会員に迎えましょう。
終わりに会員、協会関係者の皆様とご家族のご健康、お仕事のご成功を心からお祈り申し上げます。
新年にクリスマスの要素を取り入れて祝われた旧ソ連・ロシアの年越し行事「ヨールカ(もみの木)祭」。この協会では毎年新年会として行っています。
会員・生徒・ロシアやユーラシア諸国に興味のある方々と、在日ユーラシア諸国出身の皆さんが交流できる最大のパーティーです。子供向けプログラムではマロース爺さん&雪娘からのプレゼントや子供ロシア語教室の劇、楽しい紙切り芸。大人向けプログラムはロシア語劇とヴィオラ&ピアノやマトリョミンのコンサート。ロシア料理や日露茶席、ミニ物販コーナーもお楽しみいただけます。
大人も子供も誘い合わせて集まって、みんなで楽しく祝いましょう!
詳細はチラシ画像をクリックしてPDFファイルでごらんください。
日時:1月18日(日)12:30開場、13:00開始
会場:横浜市従会館(横浜市西区宮崎町25/JR桜木町駅徒歩15分)
参加費:一般 2,500円/会員、ユーラシア(旧ソ連)諸国出身者、高校生 2,000円/小中学生 1,000円/未就学児無料
お申し込み締切:1月15日(木)。要予約。
お申し込み・お問い合わせ:
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会事務局
eurask2@hotmail.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
ヨールカ祭調理・設営ボランティア募集!
前日の調理・当日午前中の設営を担当された方はヨールカ祭の参加費無料!こちらにもぜひご協力ください!お申し出は当協会事務局まで。
◆1月17日(土)12:00横浜平和と労働会館1階協会事務所に集合、食材等買い出し/14:00調理開始(予定メニュー:ボルシチ、前菜「外套を着たニシン」、米入り肉団子「ハリネズミ」、ビーフストロガノフ、ロシア風コールスロー、ジャガイモのつけ合わせ、そばのカーシャ)※予定は変更の場合あり。詳細はお問い合わせください。
◆1月18日(日)8:30 横浜平和と労働会館1階集合・荷物運搬/横浜市従会館4階ホールで会場設営・装飾・料理準備/13:00開会・料理提供開始/16:30~17:00撤収・運搬17:00~協会事務所・教室での片づけ
日頃知る機会の少ないウクライナの文化や言語に触れて、親しんでみませんか?
第一部は在日ウクライナ大使館員夫人オクサーナ・スヴィスタークさんのウクライナ紹介(日本語通訳付)、第二部はウクライナの女優ナターリヤ・モローゾワさんのウクライナ語一人芝居「公爵の娘」上演(日本語通訳付)、第三部は茶話会。第一部・第二部で通訳を務める当協会講師のオクサーナ・ピスクノーワさんのお話、ウクライナのお菓子とお茶、民族衣装の解説や試着コーナー、ウクライナの歌や展示も予定しています。詳しくは同封のチラシをごらんください。
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会第11回定期総会
【日時】2015年3月22日(日)
【会場】横浜平和と労働会館(予定)
【内容】定期総会13:00~(事業計画、決算、予算、役員案承認、質疑応答他)
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「1998~99年のモスクワ大学食堂で実際に出されていたメニューを再現する」という今までにない企画に皆興味深々。定員20名はあっという間に埋まってキャンセル待ちまで出たほどのロシア料理教室が12月23日(火・祝)午後1時より、ふりーふらっと野毛山(横浜市青少年交流センター)で行われた。
講師は当協会理事の滝沢三佐子さん。モスクワ在住時に語学履修生としてモスクワ大学に通っていた当時のエピソードを交えながら、3つの調理台の間を回遊し、ロシア風コールスロー、「マカロニ」(実際は素麺のような細いパスタ・カッペリーニを短く折ったもの)のスープ、マンナヤ・クルパ(セモリナ粉)の衣の食感も香ばしく赤紫色が鮮やかなスビョークラ(ビーツ)のカツレツ、煮ると肉に混ぜた米がツンと出てきてハリネズミのように見えるトマト煮肉団子「ハリネズミ」、ビーフストロガノフ、ディルを添えたじゃがいものつけ合わせ、レーズンやリンゴジャムをはさんだケーキの調理をご指導いただいた。
経済危機に直面していた当時のモスクワ大学の学生にとって、今回のようなメニューは特別な日のご馳走で、普段の食事は寮の部屋でカップラーメンで済ませる程度だったという。
下ごしらえから仕上げまでいくつもの品数を並行して調理する食堂方式だったが、皆非常に手際が良く、メニューが1品増えていたにもかかわらず、予定の1時間も前に出来上がってしまった。料理教室のみの参加者が簡単に試食をした後、全員で記念撮影をして解散。満足そうな表情が多く見られただけでなく、料理教室の開催頻度を聞かれたり、ヨールカ祭の調理に興味を示してくれたり、また当協会への入会者が出るなどの収穫もあった。今後もさらなる独創的な企画が望まれる。
料理教室の後は、今年を忘れるのではなく来年を望む「望年会」。料理が早く出来すぎたのは反省点でもあるが、数人が早めに帰る予定だったこともあり、午後4時頃からまずはその場にいるメンバーで乾杯して料理を試食。本来の開始時間である午後5時に来られた皆さんは少々面食らったかと思われるが、どうかお許しいただきたい。
望年会も定員一杯、満員御礼の28名。参加者が一人現れるたびに挨拶と乾杯を繰り返す。山形のお母様の介護のため2014年末で事務局を退職することになった梅津千里さんの挨拶と周囲からのねぎらいの言葉、ロシア語教室生徒の自己紹介、さらには中級クラスで学ぶ横浜ハリストス正教会のグリゴリイ水野宏神父による祈祷まで聞かれた。会員、ロシア語教室講師・生徒、通っている高校でロシア語を学んでいる高校生など様々な顔ぶれの参加者が、珍しくて美味しいモスクワ大学食堂のメニューや黒パンなどを味わいながら、ユーラシア談義に花を咲かせて楽しいひとときを過ごすこととなった。
当協会としては大きめの催しを2つ続けて行う準備には大変な面もあったが、よそとは一味違った体験を楽しんでいただけたとすれば幸いである。
(文・吉原/写真・桜井)
12月21日(日)に参加者5名で、上映会を開催しました。
作品は「戦場のアリア」です。ちょうど100年前のクリスマス。第一次世界大戦の最中、奇跡が起こりました。つい昨日まで敵味方に分かれて戦っていたイギリス軍・フランス軍・ドイツ軍の兵士が敵味方の壁を乗り越え、ともに賛美歌を歌い、クリスマスのミサを行いました。この実話を映像化した作品です。
折りしも、関戸は車で事務所に向かっていたのですが、カーラジオのNHKニュースで同様の内容が放送されていました。ベルギー戦線でのことですが、イギリス軍とドイツ軍の兵士が互いの食料を交換し、サッカーの試合をしたとのこと。ニュースでは、現地の人たちが当時の英独軍の扮装をしてサッカーを再現したということでした。
映画の中での舞台はフランス戦線です。クリスマスイブにそれぞれの塹壕からクリスマスの歌や故郷を思う歌などが歌われていました。ドイツ軍の陣地にはテノール歌手が招集され、一兵士として従軍していたのです。ペアを組んでいた女性のソプラノ歌手が会いたい一心で、この地獄の戦場に駆けつけてきました。そのテノール歌手の歌声に導かれ、イギリス軍もフランス軍も銃を手放し、塹壕から出てきたのです。そして、ポケットから写真を出し、「俺の妻だ」「俺の家族だ」とお互いに見せ合いました。このとき、イギリス軍の従軍牧師が聖書を開き、ミサを行いました。ソプラノ歌手は平和への願いを込めて、目に涙をためて戦場にいる全ての兵士のために歌いました。敵味方の交流はこれだけではありませんでした。ドイツ軍が英仏連合軍の陣地へ砲撃を行った際、ドイツ軍の指揮官は英仏両軍の兵士をドイツ軍陣地に避難させたのです。反対に英仏連合軍がドイツ軍陣地を砲撃した時には、フランス軍指揮官はドイツ軍の兵士を連合軍側の陣地に避難させました。
戦争は、愚劣な指導者が運営する「国家」が「国民」に強要するものだ、ということがこの映画でよく分かります。戦争さえなければ、友達になれるのです。それなのに、「鬼畜米英」だの「赤鬼ソ連」だのと敵愾心や憎悪をあおるようなことを国民に叩き込むのです。「アメリカもイギリスもソ連も悪い。それはアメリカであり、イギリスであり、ソ連だからだ」という無知や無理解が原因なのです。私たちユーラシア協会はこのような無知や無理解をなくし、ともに手を携えて生きていこうということを運動の理念にしています。そのために語学教室を開催し、毎年ハバロフスクへ行くのです。
上映会後に、参加者と語らう時間がありました。中東での生活経験がある大友さんは、「無宗教の日本人には理解しがたいでしょうが、イスラムの世界ではアラーが唯一の神であり、アラーの名の元に戦争が起きています」と語ってくれました。映画の中では戦場でミサを行った従軍牧師を司教が叱責します。「ドイツ軍と親交を結ぶとは何事か」というのです。その司教は最前線に向かう新兵に語ります。「ドイツ人は思考も行動も我々とは違う。このような異民族はない方がよい。諸君、戦場へ出たら臆することなかれ。ドイツ人を殺せ」というのです。神の僕の司教が言うべき言葉でしょうか。ドイツ人がイギリス人やフランス人と違うのでしょうか。ともに家庭に帰れば両親がいて、妻がいて、子供がいるのです。その家族たちにとって、愛するものを失ったらどれほど嘆き悲しむでしょうか。ともにこの地球に生まれた者同士、殺しあうようなことがあってはいけません。
2015年は戦後70年。改めて戦争を平和を考える上映会となりました。
(関戸)
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月曜~土曜、入門・初級・中級・上級・会話クラス開講中。3クラス・各30分まで見学無料。
時間割・内容・料金(会員割引有)等の詳細はホームページをごらんください。
第2土曜日(13:00 ~ 14:30)、第4土曜日(15:00 ~ 16:30)には「寺子屋」補習も行っています。
受講お申し込み・お問い合わせ先は教室事務局まで。
お申し込み・お問い合わせ:
TEL/FAX 045-201-3714
メール yokohama-rosiago@hotmail.co.jp
教室ホームページ
毎月2回、土曜日に開講します。魅力的なロシアのメロディーを、ご自分の手で体感してみませんか?初めての方でも歓迎、楽器レンタルもご相談に応じます。
2014年度(後半)予定:1月10日、1月24日、2月14日、2月21日、3月7日、3月14日
生徒募集クラス
17:00~17:45 ドムラ初級
18:00~18:45 バラライカ初級
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):3~5名クラス:24,000円、2名クラス:36,000円、1名クラス:54,000円
お申し込み・お問い合わせ:
eurask2@hotmail.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
マトリョミンは他のどんな楽器とも違う、触らないで弾くという不思議な奏法がとても面白い楽器です。
ワンフレーズ弾くぐらいなら触れたその日からでもOK。
可愛さ、不思議さ、ロシアっぽさなどもさることながら、楽器としてのポテンシャルも非常に高く、弾く人の内面を如実に映し出します。
会社や友人同士の集まりに持って行くと、話題性もパフォーマンス性も抜群で、注目の的です。
一度、教室に遊びにいらっしゃいませんか。見学、体験も大歓迎です。
日程:毎月1回、土曜日開講
2014年度後期日程:10月4日、11月15日、12月13日、1月17日、2月21日、3月14日
※レッスン日に見学随時可能です。発表会、協会行事等で演奏の機会もあります。是非お気軽にご参加ください!
◆アンサンブルクラス(90分)
13:00~14:30 (満席)
◆グループレッスン
Aクラス 14:45~15:45 (空席1)
Bクラス 15:55~16:55 (空席1)
入学金:3,000円(継続の方、休学1年以内の方、当協会会員は免除)
受講料:アンサンブル3,600円×6回=21,600円、グループレッスン3,085円×6回=18,510円
会場:横浜平和と労働会館2階 神奈川音楽センター 音楽ホール
講師:平野 麻里(マトリョミン演奏家、指導者)
お申し込み・お問い合わせ
minatomirai_matoryomin@yahoo.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
月曜~金曜、10:00~17:00の間で応相談。1コマ90分。
入学金5,400円、受講料(1回)3,200円(税込)。
個人レッスンのため、受講日時や学習内容は応相談。
お申し込み・お問い合わせは協会事務局まで。
お申し込み・お問い合わせ:
eurask2@hotmail.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
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組織状況
(2014年12月26日現在)
今年度年初会員数243名、今年度累計入会者数54名(前年度は62名)、退会者数78名、12月末会員数219名(内、休会1名)。
年間の会員拡大は残念ながら24名の減少に終わりました。(前年度実増25名)
退会者の皆様、在会中の協会へのご協力誠に有難うございました。
新入会員の皆様、この協会への貴方のご提案、ご意見などを積極的にお寄せください。また協会の諸行事に積極的にご参加ください。一人では出来ない楽しく、有益なことを皆の知恵と力で実現しましょう。
(柴田)
財政状況
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 2014/12/26
単位:円
摘 要 本年度収入 前年同期収入 対前年同期増減
一般会計 2,057,448 1,928,048 129,400
教育事業 9,050,752 8,937,065 113,687
一般事業 2,718,727 5,122,973 -2,404,246
合 計 13,826,927 15,988,086 -2,161,159
前年同期(単位:円) 2013/12/26
摘 要 本年度支出 前年度支出 対前年同期増減
一般会計 7,929,743 6,566,506 1,363,237
教育事業 3,752,219 3,904,690 -152,471
一般事業 2,059,099 4,700,034 -2,640,935
支出計 13,741,061 15,171,230 -1,430,169
当期剰余金 85,866 816,856 -730,990
合 計 27,567,988 31,159,316 -3,591,32
貸借対照表 (2014/12/26)
科 目 本年12月末残高 前年同期残高 対前年同期増減
流動資産 5,653,888 5,254,404 399,484
固定資産 9,604,775 9,604,775 0
資産合計 15,258,663 14,859,179 399,484
流動負債 69,159 80,000 -10,841
固定負債 0 0 0
負債合計 69,159 80,000 -10,84
純資産 15,189,504 14,779,179 410,325
上記は期末決算整理前の数字です。本決算数字とは若干異なります。
財政は本年度も1997年以来、連続17年の黒字となる見込みです。
前年度比で事業収入が大幅に落ち込んでいるのは夏のハバロフスク旅行の経理処理がユーラスツアーズに委ねられ協会では収支差額のみが計上されるようになったためです。
教育事業、一般事業は微増でほぼ前年度並み。専従者不在という状況下では立派な成績です。
年間の総収入目標18,061,800円には423万円ほど及びませんでしたが、これは専従者の中途退職と言う予定外の出来事に伴うものです。
総支出も予算1,703万円に対して1,374万円と329万円下回っていますので本決算でも若干の黒字を確保できる見込みです。
一般会計支出が対前年度比136万円増えて収益を圧迫していますがその大部分は専従者の採用に伴うものです。しかし、専従者の在職期間中に酒類販売免許・古物商免許の取得、教室の改装などを行いましたのでその成果は今後に活かさねばなりません。
(柴田)
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ハバロフスク対外友好協会からのメッセージ
Уважаемый Сибата-сан!
Уважаемые друзья!
Примите сердечные поздравления с Рождеством и наступающим Новым Годом!
Пусть 2015 год принесёт много приятных встреч и впечатлений,
подарит Вам душевное тепло, любовь близких и родных!
Желаем Вам крепкого здоровья,
оптимизма, профессиональных творческих успехов.
Искренне надеемся, что мы сохраним наши добрые отношения
С уважением,
Зоя Ройтман
Директор Хабаровского
союза обществ дружбы
с зарубежными странами
(訳)
尊敬する柴田様!
尊敬する友人の皆様!
クリスマスと新年に際し心からのお祝いの挨拶をお受け取りください。
新しい2015年が多くの楽しい出会いと感銘をもたらし、また皆様には心のぬくもりと親しい方たちやご親族の皆様からの愛をプレゼントしてくれますように!
皆様のご健勝とオプティミズム、そしてお仕事の創造的ご成功を祈念しております。
これからも私たちの善き関係が保たれることを心から願っております。
敬 具
ハバロフスク対外友好協会連合会長
ゾーヤ・ロイトマン
Передаю поздравления Зои Ройтман
и с удовольствием присоединяюсь к ним!
Елена Жарова
私も喜んで祝いの言葉に同調しつつ、ゾーヤ・ロイトマンさんからの賀状をお送りします。
エレーナ・ジャロヴァ
ロシア幼児教育の現場から (5)幼児教育に見られる文学
ラシンカで子どものロシア語教育に接して気づいたのは、ロシア人は教育の中で文学を取り入れることが多いということです。詩の暗唱を宿題に出し、子どもたちは家でロシア人のお母さんと一緒に練習をしますが、ロシアでもこうした詩の朗読は行われているようです。
モスクワのВДНХで、子ども向けの劇を見る機会がありました。劇の題目は、チュコフスキーの『アイボリット』(Айболит)で、動物のお医者さん、アイボリット先生が病気やけがで困っている動物たちを次々に治していくお話です。劇と言っても受動的に見るのではなく、小屋の中が物語の舞台になっており、役者さんが子どもたちに話しかけ、子どもたちが自ら参加しながらストーリーが展開していきます。参加していた子どもたちは3歳から8歳くらいで、約20人が一緒に参加しました。
驚いたのは、役者さんが『アイボリット』の詩を暗唱し出すと、子どもたちも皆で一緒に暗唱し出したことです。ロシアで『アイボリット』は子ども向けの詩としてとても有名ですが、就学前の子どもたちでもそらんじて言えるようです。また、一緒に参加していたお母さんたちももちろん覚えていて、子どもたちと一緒に語る場面もありました。日本でも親から子に読み聞かせる絵本や童話がありますが、ロシアの場合は物語が詩として語り継がれているところに違いがあるように思いました。
(髙橋)
ロシア極北・ムルマンスク州のオーロラ
オーロラ出現は地球の天気と太陽活動に左右されます。
太陽活動は11年のサイクルで盛衰を繰り返しています。
更に毎日太陽面で様々な活動があります。前回の衰退期が2008~2009年、なので現在極大期です。
今がオーロラハンティングの大チャンス。お天気がよかったらいいですね。
(MOPA)
写真は表紙含めムルマンスク州在住のオーロラ写真家の力作。
左:ヴァレンチン・ジガーノフ撮影(2014年12月29日、アパチット市)
右:イーゴリ・マトヴェーエフ撮影(2014年12月27日、モンチェゴルスク市)
投稿歓迎!
ユーラシア関連記事、写真、本紙に関するご意見・ご感想など歓迎します。記事は1記事800字以内を目安にお願いします。紙面の都合により若干編集する場合、分割して掲載する場合がありますがご了承ください。ペンネームでの掲載・肩書をご希望の場合はお書き添えください。特に記載のない場合はフルネーム(WEB版では苗字のみ)で掲載させていただきます。締切は毎月末になります。投稿はEメール・郵便・FAXのいずれかで。宛先は下記の通りです。
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 機関紙編集部
〒231-0062 横浜市中区桜木町3-9 横浜平和と労働会館1階
Fax 045‐201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp
(機関紙編集部)
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