日時：2016年6月19日（日）13:00～16:00
※会場の都合により先着20名様で締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。
6/12, 6/26 旅行説明会開催！
【第1回】2016年6月12日（日）14:00～
お申し込み・お問い合わせ先：神奈川県日本ユーラシア協会事務局
8・15「戦争と平和」を考える DVD上映会 『追想』開催
今回はフランス映画です。1975年制作の『追想』を上映します。これは、フランスで実際に起こったことを映像化したものです。
ある外科医が愛する家族を殺されナチスに復讐をする内容ですが、随所に戦争の悲惨さがにじみ出ています。戦争は悲劇しか生まないということを実感出来る映画です。国家として戦争に勝利しても、愛する家族を失ったその悲しさからは逃れられません。勝利者も敗北者も共に戦争の犠牲者であることが分かります。
日時 2016年8月28日（日）14:00
お申し込み・お問い合わせ先：神奈川県日本ユーラシア協会事務局
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平和のための戦争展 パネル搬入＆見学
今年で21回目を迎えた「平和のための戦争展inよこはま」ですが、5月30日にシベリア抑留の写真を紹介するパネル４枚を、妹の高橋の助けを借りて搬入してきました。会場内に所狭しと展示された数々の資料は、様々な方面の方々によって入念に調べ込まれたもので、パネルを取り付ける作業を行いながら、平和に対する人々の熱い思いを感じました。
「これは、我が家の子供たちにもぜひ見てもらいたい。そして、記憶のどこかに留めておいてもらいたい…」と思い、翌日の夕方、妹と共に、我が家の子供４名、高橋の子供３名を連れて再訪。今度は、子供と一緒にゆっくりと見学しました。展示物の中にはショッキングな写真などもあり、子供たちが怖がらないかと少し心配しましたが、彼らも感じるところあったのか、神妙に見学していました。特に、年長の中学生の甥っ子は、食い入るように展示物を見ていました。最後に出口で、「感想カード、書いてみたら？」と子供たちに勧めたら、それぞれにペンを取り上げて思いをしたためており、その感想を読みながら、「やっぱり連れて来て良かった」と思いました。
戦争をどことなく軽く扱う風潮が出てきている昨今、今後も丁寧にこのような活動に取り組んでいくべきだと思います。願わくは、次世代を担う子供たちが、このような戦争の記憶を風化させずに、戦争の真の姿を心に刻んでおいてもらいたいものです。
（大山）
「わ～、きれい」の声で始まった『森は生きている』DVD上映会報告
ＧＷ直後の5月8日の日曜日、「こどもの日」にちなんで旧ソ連制作のアニメ『森は生きている』の上映会を行いました。当日は、親子連れも含めて8人が参加。大人の参加者も童心に返って、楽しく鑑賞されました。
映画の内容は、よく知られています。今年のヨールカ祭でも会話教室の受講生がロシア語劇を演じていました。継母に命じられて、森にマツユキソウを取りに来た少女を1月から12月の森の精たちが助ける話です。上映会では、女王の無知な横暴ぶりが参加者の笑いを誘っていました。裁判の最終決着の署名の際、「死刑」・「無罪放免」のうち、字数の少ない「死刑」を選んだり、計算が全くできなかったり。アニメだから笑い話で済みますが、実際にこんなことがあったら大変です。
画面を見た途端、「わ～、きれい」の声が上がりました。21世紀の現代のアニメと比べても遜色のない出来映えです。制作されたのは1956年。この記事を読んでいる方の大半は生まれていなかったのでは。鉄腕アトムに先立つこと3年。ソ連の文化は児童を健全に育てることに力を注いでいたと言うことを実感しました。
ロシア留学の経験を持つ元高校教師の福島さんと元高校英語教師の安根さんは、「ロシア語は聞けないんですか。吹き替えよりも字幕付の方がいいのに」とのご意見。残念ながら、関戸が持っているものは吹き替え版しか収録されていませんでした。そのため、上映自体は１時間ほどだったので、終了後には教室内にあったロシア語のアニメをさらに楽しみました。
今後も、機会があればこのような楽しいアニメを上映したいと思います。
（関戸）
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4月から124期ロシア語教室が開講されました。水曜夜と土曜昼に初めて学ぶ方のクラス「入門」を新設。２クラスとも定員近くまで生徒が集まりました。今期から教授内容を見直し、ロシアで発行された外国人向けのテキスト「ロシアへの道」を使い、コミュニケーションを意識した授業を行っていきます。ぜひご期待ください！まだ始まったばかりなので、4月に入りそびれた方も今なら挽回できるでしょう。「寺子屋」での補習もご利用いただけます。
初級・中級・上級・会話・演習の各クラスも生徒募集中です。中途編入も可能です。見学は3クラス・各30分以内まで無料です。
詳しくは教室ホームページをごらんください。受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。
お申し込み・お問い合わせ：教室ホームページ
授業補習サービス「ロシア語寺子屋」
授業を欠席した分や日頃の授業でわかりにくい箇所の補習の場として、気軽にご利用ください。
【6・7月のロシア語寺子屋開催日】
2016年度前期（2016年4月～9月）
講師：北川 翔（バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰）
お申し込み・お問い合わせ：
日程：毎月1回、土曜日開講檜垣 紀子
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ユーラシア音楽芸能情報
2015年にリリースしたレプスの«Я поднимаю руки»「君に降参」が急上昇2位に返り咲きランクイン。ロシアのチャートでは、こういうこともあるんですね。さて常時順風満帆の53歳レプスは、HIPHOPシンガー・チマチーと最近またタッグを組みました。3rdシングルは«Дай мне уйти»で、最近リリースしたばかりのチマチーのアルバム«Олимп»に含まれています。iTunesでダウンロードできますよ。
先月首位を奪ったアレクセーエフを今月8位に落とし、ヨールカの«Грею счастье»「幸せを温めてる」が、再び首位奪取！おめでとうございまーす！:-)
（チャート詳細と全文はこちらから）
(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2016年5月16～22日/MOPA)
ユーロヴィジョン2016★ ウクライナ優勝＆ロシア３位入賞
ポリーナ・ガガーリナに続け！
ユーラシア諸国からは昨年と同様、７カ国が決戦に出場。スコア表は以下。
順位 得点 出場国 アーティスト名 曲名 1 534 ウクライナ Jamala 1944 3 491 ロシア Sergey Lazarev You Are The Only One 7 249 アルメニア Iveta Mukuchyan Love Wave 9 200 リトアニア Donny Montell I've Been Waiting 15 132 ラトビア Justs Heartbeat 17 117 アゼルバイジャン Samra Miracle 20 104 ジョージア Nika Kocharov and Young Georgian Lolitaz Midnight Gold
第1次予選で、ロシアは342ptでトップ当選だった。
ロシアはウクライナに敗退し、才能は政治に敗退した
大会終了し、入賞した各国はしばし余韻に浸っていた。ところが約１週間後、仏の有名風刺雑誌「シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)」が発表したユーロヴィジョン風刺画（下）が、世界中を驚かせた。数年前この雑誌の編集局によって描かれたイスラム風刺画が、イスラム教を冒涜し信者を激怒させたとし、過激派テロリスト達に襲撃されたことで有名だ。
これを知ったロシア国民。ブログやニュースコメント欄「豚なのは審査員の方だ。」「これでフランスが俺達やウクライナのことをどう思っているか、わかった。」「今から機関銃持ってシャルリ襲撃しに行く。」などと憤慨。
このような気持ちを持っているのは、この風刺画作者だけなのか、概ね仏国民の気持ちなのか、はたまた概ね欧州国民の気持ちなのか…。
（MOPA）
映画・演劇
2016年の米国アカデミー賞にノミネートされたロシアの短編アニメ「We Can’t Live Without Cosmos（2014年コンスタンティン・ブロンジット監督作品、原題：Mы не мoжем жить без космоса）」。惜しくも受賞は逃したが、わずか16分の中に宇宙飛行士をめざす二人の若者の日常と思いがけない展開が反響を呼んだ。同監督作品は2009年にも『化粧室の恋物語』（Lavatory Lovestory）でオスカーにノミネートされている。
近年ロシアで作られている短編映画は、ソ連時代の素朴さと皮肉に磨きがかけられ、せつない話からナンセンスなものまで幅広い。実写やアニメ以外の多様な表現方法が試みられ、若者向けの登竜門という位置づけではなくベテランも多く活躍している。いまや海外の短編映画際で多くの受賞暦を誇るロシア。残念ながら日本ではほとんど紹介される機会がなく、ネットで探すしかないのが現状だが、6月から横浜のブリリア・ショートショートシアターと東京5箇所で開催される「ショートショート・フィルムフェスティバル＆アジア2016」 （6月2日～26日）で、ロシアの2作品を見ることができる。
CG・アニメプログラム部門の「シェイズ・オブ・グレイ」（2014年、Alexandra Averyanova監督作品）、ミュージックビデオ部門の「One Lone Survivor」（2016年、Lado Kvataniya監督作品）である。奇しくもアレクサンドラ・アヴェリャノヴァ監督はブロンジット監督と同じサンクト・ペテルブルクのMelnitsaスタジオでの制作である。お時間ある方はぜひ足を運んでいただきたい。
(滝沢)
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タシケント・ペテルブルグ旅行のお誘い
タシケント8月16日～26日、ペテルブルグ19日～25日 成田空港発
日本ユーラシア協会広島県連・呉支部会員で、タシケント・ペテルブルグに長期滞在をされていた一杉次郎さんの奥様エルビラさんの一時帰国に際し、タシケント・ペテルブルグ旅行を実現しました。エルビラさんの人脈を生かしたユニークなプログラムをぜひお楽しみください。
ウズベキスタンではエルビラさんの長女カリーナさんの友人が経営するゲストハウスに逗留、朝食はタシケント調理師学校を出たエルビラさんとカリーナさんが用意します。観光ではタシケント市内、サマルカンド、マハッラ（ウズベキスタンの地縁共同体）を訪問。タシケント・オペレッタ劇場の歌手を招いたディナーコンサートで、タシケントの文化生活を堪能します。
ロシア・サンクトペテルブルグでは、都会的ロシアと田園的ロシアの両面からロシアを楽しみます。市内のホテルとペテルゴーフにあるホテルに泊まり、ダーチャにも立ち寄ります。観光では、エルミタージュ、プーシキン市のリツェイ、エカテリーナ宮殿、ペテルゴーフ、クロンシュタット等を巡ります。市内では昼食、夕食とも外部のカフェ・レストランを利用。ペテルゴーフの夕食はホテルのレストランで、評判の料理長が調理する宮廷料理を味わいます。
旅費は26万円～。（申込が遅くなるほど高くなります。）
ご関心のある方は、旅程表（費用明細を含む）を下記へご請求下さい。残席2名、申込期限は6月20日になります。
◆ お問合せ・資料請求先：藤井さん または 一杉さん（日ユ協会呉支部）
先祖の墓所が見つかりました
～横浜外国人墓地に眠るアルメニア人・サゴヤン氏縁者からのお便り～
当協会では横浜開港150周年に際し、2008年から数回にわたって横浜外国人墓地ロシア人（※近隣諸国出身者含む）墓碑調査を行ってきましたが、先日、2013年秋に行った調査の報告が掲載された本紙ウェブ版をご覧になった富山県在住のM.K.さんからお便りをいただきましたので、以下にご紹介します。当協会の調査がお役に立てて、感慨もひとしおです。
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日本ユーラシア協会殿
こんにちは、はじめまして。富山在住の50代主婦です。実家は宮城です。父の伯母の「つる寿さん」が帝国ホテルのパン職人でいらした「イワン・サゴヤン氏」の奥さんだということです。
私の父は亡くなっていますが、サゴヤン一家の写っている写真をまとめたものを持っていて、今は私が保管しています。そして夫妻は横浜外国人墓地へ眠っていることを聞いておりました。
この春私の娘が神奈川に住み始め、横浜にとても近いので、訪ねた折り墓参りをしたいなと思うようになりました。
でもとても広いようだし、探すにも墓標に書いてある事が読めるだろうか、探せるだろうかと途方にくれました。
それで、ネットで調べていたところ、そちらの機関紙「日本とユーラシア」のバックナンバーがヒットして（2013年12月号）、あっという間に、お墓の場所について書かれている記事に出会いました。感激しております！！
この夏にでも早速参ってみたいと思います。
調べて下さった方々、記事にして下さった方々にお礼を申し上げたく、お手紙さしあげました。
本当にありがとうございます！！
平成28年5月 M.K.
投稿歓迎！
「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。もっと面白くしたい方、新しい企画を思いついた方、協会や機関紙について感想や意見のある方は、読むだけでなくぜひ投稿してください。
ユーラシア関連ネタなら文章でも写真でも絵でも、ジャンルを問わず何でもOK。
ただし全てボランティアで、自分のオリジナル、または権利者の許可を得たもの、著作権法に触れないものをお願いします。ペンネームや注意事項があればそれも忘れずに。
文章は１記事800字以内が目安で、長ければ編集・分割して掲載する場合もあります。
担当者に忘れられない限りボツになることもほとんどないので、今のうちがチャンスかも？
原稿はメールやFAXや郵便で下記へ送ってください。締切は毎月末で、翌月15日頃に発行されます。投稿をお待ちしています！
ＮＰＯ法人神奈川県日本ユーラシア協会 機関紙編集部
（機関紙編集部）
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新受講生の皆様！ 新会員の皆様！
今年も「8・15」が来ます。毎年、この日の前後に戦争と平和を考えるためのＤＶＤを上映しています。
風刺画では２匹の豚が歌い、側に「ロシアはウクライナに敗退し、才能は政治に敗退した」という辛口批評が添えられている。一見これはロシアを皮肉ったようにも取れるが、違う。ユーロヴィジョンは、結果に地政的な影響が含まれてしまうことから「ユーロヴィジョンは政治的な音楽祭典だ」とよく言われている。近年ウクライナとロシアの関係悪化が欧州にも大きく影響し、もちろん他因もあるが、欧州の政治経済が全く安定していない。この風刺画作者は欧州を困らせているこの２国（２匹の豚）が伝統ある欧州大会を蹂躙し（？）、上位を占めてしまうことに不快な気持ちを持っているのだ。
