6月17日(日)は3つの行事で大賑わいでした
この日は、新会員・受講生歓迎初夏の親睦会の他に、横浜ロシア語案内実習と、勉強会「ワールドカップのロシア語」が行われ、多くの方にご参加いただき、大賑わいの活気に満ちた楽しい一日になりました。
1. ロシア語で横浜市内観光(10:45~13:00、15名参加)
水・木曜日の日本案内クラスで横浜案内のロシア語を勉強する中で、実習への希望が出ていました。そこでこの日にお招き予定の新しいネイティブ講師の皆さんを案内したら喜ばれるだろうと考え、午前中に実施致しました。
少人数で考えていた実習も多くの方の関心を引き、15名の参加者数になりました。参加者の皆様は案内箇所でロシア語の説明を聞き、移動中は日本語やロシア語で和気あいあいと話をされていました。
案内実習は中級クラス3人の受講生の方が積極的に取り組み、自分のロシア語で話し、ネイティブの先生たちに関心を持って聞いていただけるしっかりとした案内をすることができました。
以下は実習を試みた方たちと先生方の感想です。
*授業のテキストがとても充実していたので、基本的にその語彙や表現を覚えこんで臨みました。また、インターネット等で該当する名所にまつわる歴史等を調べ、話す内容に付け加えるようにしました。今回実習して感じたことは、日頃の学習の大切さです。レッスンに対して一層努力していきたいですし、またこういう実習の機会があれば、挑戦してみたいと思います。(田中)
*授業で使っている横浜案内の教材がとても面白く、今回の企画がいい機会だと思い参加しました。10日ほど前に担当箇所を決め、練習したものの、最初はテキストから抜粋した内容をそのまま紹介するのが精一杯。しかし、直前まで野口先生が丁寧にご指導くださり、自然な言い方や言いやすい言い回しを教えてくださいました。また、当日は、たどたどしく説明する私の間違いをネイティブの先生方が親切に直してくださいました。先生方に深く感謝いたします。うまくできないながらも楽しい機会で、非常に勉強になったので、次の企画があればぜひまた参加したいと思います。(山成)
*桜木町駅-ランドマーク展望台を担当させていただきました。準備は、1)会話で構成されている日本案内クラスのテキストを、説明文に書き換え、2) 挨拶や補足を、野口先生監修の「日本案内 ロシア語ガイドテキスト」(絶版)、と協会で販売されている徳永先生の「実務のロシア語」を参考に書き出し、 野口先生に全文をチェックしていただきました。当日は、自分のテキストを読み上げるところが多く、稚拙ではありましたが初めてのガイド体験は大変楽しかったです。次回鎌倉編も楽しみです♪(大貫)
*今回は皆様の実習に参加させていただき、大変ありがとうございました。皆さまはしっかりと準備し、素晴らしい案内がおできになりました。(エレーナ・コンドラシキナ先生)
*案内してくれた人たちがとても上手に説明してくれたので、歴史や多くのことを知ることができ、面白く有益で、とても楽しかった。また何かあったら参加したい。(ラリーサ・ジェルーリ先生)
*展望台や以前散歩したことのある山下公園について詳しく知ることができ、とても面白く、楽しかったです。(ワレーリヤ・ヴァリナ先生)
2. 勉強会「ワールドカップのロシア語」(13:00~14:00、9名参加)
竪山先生の「サッカー用語の学習会、やるとしたら今でしょう!」の提案を受けて、急遽この日のプログラムに加えたこの学習会も多くの方の関心を引くことができ、9名の参加者が、竪山先生が用意された開幕式や試合の映像を見ながらサッカー用語を楽しく学ばれました。
先ず、開会式のプーチンさんのスピーチを皆で聞きました。聞き取れている方いなかったようですが、雰囲気を味わうという意味で、プーチンさんの挨拶を聞きました。
そして、サッカーのロシア語単語を皆で、発音しました。
そして、スタジアムで応援しているという気持ちになって声を出せるように、応援の言葉をいくつか発音し、その後、先日のロシア対サウジアラビアの試合のダイジェストを見ました。どんなことを実況の方が言っているかをちょっとでも聞き取ってみようという試みです。予め、いくつかの単語を書き出しておきました。聞き取れる人は少なかったかと思いますが、それでも知っている言葉が聞き取れたらけっこう楽しかったと思います。
そして、もう一度そのビデオをかけて、応援している気持ちで、応援の言葉を発音していきました。
そのあとは、日本人ファンがロシア人ファンと知り合いになるということを想定した会話をしてみました。
最後の締めは、ワールドカップ応援歌を、ロシア語で声高らかに歌って終わりました。
らシア、スメレイ!
らシア、ザベイ!
らシア、ダヴァイ!
ベイ、ベイ、ザビヴァイ!
(竪山洋子先生)
3. 新会員・新受講生歓迎 初夏の親睦会(14:00~17:00、23名参加)
今回は、新受講生、会員の藤田さんの協力を得て、前日に近くの厨房を借りて料理の準備ができました。藤田さんの他に、ご都合で親睦会への出席ができないのに駆けつけて下さった会員の宮谷さん、またご夫妻の五十嵐さんとワレーリヤ先生にご参加いただき、とても楽しくピロシキやペリメニ、サラダなどのロシア料理の下準備を本格的にできました。皆様、本当にありがとうございました。
当日は、料理を並べたテーブルを真ん中に置き、その両端で仕込んであったシャシリクやペリメニを仕上げ、でき立てを味わっていただきました。料理を置いたテーブルを中心に壁側に椅子を並べた立食式レイアウトも参加者が多くの人と交流できる場を作り出したようです。参加者の皆様は、藤田さん発案のロシアの夏の定番コールドスープ「オクローシカ」はじめ、また多くの方からの差し入れで盛り沢山になった料理をいただきながら盛り上がり、楽しく交流を深められていました。
親睦会の最後に、楽しかった、美味しかった、良かったと多くの方から感想をいただきましたが、数日後にも、「藤田さんが作ってくれた中央アジアのパンのリピョーシカがとてもおいしかった。また違うクラスの人たちとたくさん話ができて楽しかった。」との感想を受講生で会員の板垣さんが寄せてくださいました。
(野口福美先生)