6月23日に行われた初夏の新会員・新受講生歓迎親睦会のテーマは「料理と歌で感じてみよう、ロシアの魅力!」でした。
午前中のロシア料理教室の参加者数は17人、午後の親睦会は23人と多くの参加を得て、美味しくそして楽しくたくさんのロシアの歌を歌いながらロシアを知ることができました。
皆様がお寄せ下さった感想文は親睦会の雰囲気が良く伝わるものですので、ぜひお読みいただければと思います。(※以下敬称略)
(野口)
17名の参加で料理教室を行いました。今回作ったのは、サリャンカ、ビーツのサラダ、ビーツの葉のガルブツィ(ロールキャベツのビーツの葉版)、海軍マカロニです。
まず簡単に手順を説明し、すべての材料の下ごしらえを手分けして行いました。引き続き、2~3のグループに適宜分かれて調理を行いました。ビーツの葉で肉の餡を巻くところは、全員に行ってもらいました。海軍マカロニは、関戸真哉さんの指導で調理を行いました。いずれの料理も割と簡単に作ることができ、2時間足らずですべてを完成させました。
野口先生差し入れのお手製ピロシキも加わって、豪勢な歓迎会の食卓ができあがりました。
(滝沢/料理教室講師)
今年4月にロシア語入門クラスに入ったばかりの者です。
まだロシア語の短い単語や文章を覚えるのが精いっぱいの毎日です。
今回、ロシアをもっと知りたい!(そして美味しいロシア料理を食べたい!)という気持ちから親睦会に参加しました。第1部ではビーツの葉を使ったロールキャベツならぬロールビーツに挑戦。ビーツの葉が柔らかいので巻き巻きするのが大変でしたが、一緒に参加した人たちとあれこれ工夫しながら作るのはとても楽しかったです。海軍マカロニやピロシキも美味しく頂戴しました。
第2部ではロシアの歌をたくさん皆で歌いました。私が将来、絶対に持ち歌にするぞ!と考えている「百万本のバラ」はまだ全然ロシア語で歌えませんでした。しかし、上のクラスの方たちが上手に歌うのを聞いてメラメラと私も頑張るぞ!という気持ちになりました。この素敵な会を企画してくださった協会の方々に大感謝です。来年も(もう少しロシア語が上手になって)また参加したいです。
(中網)
私はロシア料理、ロシア歌謡両方に興味があったので迷わず申し込みました。
料理教室、ロシア歌謡を歌う会どちらにおいても、参加者の皆様と交流でき、楽しい時間を過ごすことができました。個人的には、ウォッカを召し上がる方が数人いらっしゃって嬉しかったです(笑)
普段のロシア語講座では他のクラスの方と交流できる機会が限られています。イベントには積極的に参加したいと感じました。参加を迷っておられた方も次回はぜひご一緒しましょう!
(川北)
料理教室のみの参加となりましたが、たいへん楽しい時間とおいしい料理を楽しませていただきました。特にビーツの葉はなかなか食べる機会がないので、とても貴重な体験でもあると思いました。協会のみなさまの優しさとロシアへの愛を感じました。本当にありがとうございました。
(佐々木)
普段教室外で他のロシア語学習者と知り合う機会がほとんどないのですが、先日の歓迎会では様々な世代、性別の方とお会いすることができました。またそれぞれに異なった学習動機で参加されていることを知り、情報交換などもしまして、とても有意義な時間を過ごすことができました。
初めて口にする料理もとてもおいしく、また大好きなピロシキを食べることもできて、とても幸せな時間でした。自宅でサリャンカと海軍パスタを家族に振る舞ったところ大変好評でした!
歌謡曲の時間ではいくつか覚えのあるメロディがあり、これもロシアの歌謡曲なのかと、知らない間にロシア文化に触れていた経験のあることに驚かされました。
歓迎会の実行に携わってくださった先生方に深く感謝しております。本当にありがとうございました。
(松下)
いつもこの教室のイベントに参加すると、様々なロシア歴のある方々と知り合いになれるのでとても楽しいです。それぞれの経験や知識を共有できる有意義な場でもあります。
第一部はビーツを余すことなく使った料理教室。講師滝沢さんのテキパキとした指導のもと、美味しいビーツ料理を作ることが出来ました。
ビーツの葉のガルプツィは初体験でしたが、とてもサッパリしていて美味しかったです。
第二部は野口先生の解説付きで、歌詞の意味などを学びながら歌うことが出来たので良かったです。
(五十嵐)
6月23日の日曜日、神奈川県日本ユーラシア協会ロシア語センターで行われた会員・受講生の皆様の親睦会に招かれ、参加しました。この親睦会は、2千万人以上の同胞が犠牲となった1941-45年の大祖国戦争の開始日、今は「記憶と哀悼の日」と呼ばれている6月22日にも捧げられました。
参加者たちには、受講者と講師の皆さんが作ったロシア料理がふるまわれました。ビーツとディルのサラダ、素晴らしい野菜スープ、ビーツの葉に包まれたひき肉、海軍マカロニ、黒パン、キャベツ入りなどのピローグ、そして美味しい赤ワインや伝統的なロシアウオッカも供されました。
豪華な昼食の後で、別の教室に移り、居合わせた全員が参加した自主コンサートが始まり、最初に大祖国戦争の歌のビデオが流されました。親睦会は善意にあふれた和やかな雰囲気の中で行われたことを特記したいです。参加者全員が楽譜とロシア語と日本語で書かれた歌詞のコピーを受け取り、ビデオや電子ピアノの伴奏でのコンサートとなりました。
戦時中の懐かしい歌が響きました。「モスクワ防衛隊の歌」で始まり、次が有名な「カチューシャ」、そして「タチャンカ」、「ともしび」、「心騒ぐ青春の歌」と続きました。そのあと、「黒い瞳の」、「カリンカ」、「モスクワ郊外の夕べ」、「ウラルのグミの木」などのリリカルな民謡に移りました。また、現代の歌「百万本のバラ」、鰐のゲーナとチェブラーシカの歌「残念ながら誕生日は年に一度きり」の童謡なども歌われました。
また、わが国で有名な歌手のシャリャーピンやハリトーノフのレパートリーであり、多くのロシア人たちが好んで歌う「黒い瞳」が歌われ、ゲーテの「ファウスト」からの歌詞に1879年にムソルグスキーが曲をつけた「蚤の歌」が流されました。親睦会の参加者に披露されたハリトーノフが歌うこの賄賂についておどけた歌は今も極めて現実味があるものです。
親睦会は2時間以上も続きました。私は、この忘れることのできない「心のお祭り」の親睦会を準備した方たち、積極的に参加した方たちに心から感謝いたします。
(コンドラシキナ)
お申し込み・お問い合わせ先:
神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax: 045-201-3714
E-mail: eurask2@hotmail.co.jp