今月の表紙

特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会機関紙「日本とユーラシア」

2020年10月号 No.708

行事予定

間宮林蔵記念館見学会 11月23日(月祝)開催

間宮林蔵記念館見学会  サハリン旅行や稚内旅行が中止になったので間宮林蔵記念館見学会を企画しました。

 間宮林蔵記念館は茨城県つくばみらい市にあります。11月23日の勤労感謝の日に行います。

 集合はつくばエクスプレス線の守谷駅改札口に11時30分です。交通費は各自でご負担ください。

 間宮林蔵記念館の入場料は基本的にに大人が100円、65歳以上は50円、75歳以上の方や障害者は無料です。

 記念館へは守谷駅東口からバスで15分位乗って稲豊橋というバス停から徒歩で10分です。ふるってご参加下さい。

(中垣内)

お申し込み・お問い合わせ:
神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
eurask2@hotmail.co.jp

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、行事予定は変更される場合があります。ご了承ください。

『イワンと仔馬』DVD鑑賞会 11月22日(日)開催

イワンと仔馬  かつてソ連はディズニーに勝るとも劣らないアニメ大国でした。それはソ連文化省が「アニメは児童の情操教育に有益である」として、国家的な取り組みでアニメを作成したからです。実写では表現できないファンタジーはアニメならでは、だからです。

 今回は『イワンと仔馬』です。皆から馬鹿にされているイワン少年と、不思議な仔馬の出会いと奇跡を描いたファンタジー作品です。実はこのアニメは、手塚治虫の『火の鳥』を始め、多くの日本のアニメーターに影響を与えたと言われる作品なのです。その内容は見てのお楽しみ。大人の皆さんも、この日ばかりは子どもに戻って、アニメを味わいましょう。

日時:2020年11月22日(日)13時~
会場:横浜平和と労働会館5階・当協会教室
参加費:500円
お申し込み・お問い合わせ:
神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
eurask2@hotmail.co.jp

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、行事予定は変更される場合があります。ご了承ください。

ロシア語能力検定試験

試験日程:
● 4級 10月31日(土) 14:00~ 筆記、テクストの朗読
● 3級 11月1日(日)14:00~ 筆記、聴取、テクストの朗読
● 2級 10月31日(土) 10:00~ 筆記、聴取、会話
● 1級 11月1日(日)10:00~ 筆記、聴取、会話

横浜会場:横浜平和と労働会館4F
お申し込み期間:2020年8月15日(土)~9月15日(火)
お申し込み・お問い合わせ:
ロシア語能力検定委員会
http://www.tokyorus.ac.jp/kentei/
TEL:03-3425-4011

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、行事予定は変更される場合があります。ご了承ください。

教室案内

キエフ言語大学日本学科×横浜ロシア語センター オンライン交流会

オンライン交流会  8月に行われた「平和と共存を語る」日本×ウクライナ対話の第2弾として、11月8日に表題のオンライン交流会を行います。

 コロナ禍が続いているため対面での交流会や親睦会ができませんが、代わりにオンラインで、学んでいる言葉を使う機会を作り、自分を語り、相手を知る交流会にしましょう。

日時:2020年11月8日(日)16:00~17:30
場所:Zoomミーティングルーム(URL・ID・パスコードは後日送信)
全体会合:「おらが町を語ろう!」日本語でキエフを紹介、ロシア語で横浜を紹介(通訳付き)
分科会:学んでいる言葉で挨拶や自己紹介をして、知り合いになり、語り合う。
参加対象者:横浜ロシア語センター第133期受講生(元受講生・会員で希望される方はご相談ください)
参加費:無料
お申し込み締切:11月5日(木)

横浜ロシア語センター第133期 11月開講

 横浜ロシア語センターは2020年11月に第133期を迎えます。少人数クラスで先生やクラスメイトと一緒に楽しく学びましょう!

 前期の開始が遅れた影響により11月2日(月)より順次開講予定です。

 各講座の詳細はホームページをご参照ください。

ロシア民族楽器「バラライカ」「ドムラ」教室

 レッスン内容は奏法の基本から音楽理論や高度な内容まで。毎月土曜日に開講、実質個人レッスンとなります。初心者の方も、以前習っていて中断された方も歓迎します。

  10月は10日、24日に対面レッスンを行う予定です。詳細はお問い合わせください。

時間:14:00~17:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
レッスン料(1回、税10%込):一般11,000円、会員9,500円
※オンラインの場合は各1,000円引き


みなとみらいマトリョミン教室

 コロナ禍の影響により、10月以降は全クラスの開講を見送らせていただきます。
 個人クラスで今期継続されていない方、アンサンブルの方には3月21日分の受講料を返金しますので、口座番号をお知らせください。


組織・財政

組織状況

(2020年9月30日現在)

 9月末の会員数は、コロナ禍によるマトリョミン教室休講のため1人、ロシア語教室非継続により1人、計2人退会減の224名になっています。

(木佐森)

財政状況

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会2020/9/30
単位:円
摘 要本年度当該月収入前年度当該月収入対前年度増減
一般会計92,933408,700-315,767
教育事業755,5703,495,610-2,740,040
一般事業70,66856,68013,988
合 計919,1713,960,990-3,041,819
摘 要本年度当該月支出前年度当該月支出対前年度増減
一般会計520,805384,305136,500
教育事業351,440313,10038,340
一般事業61,98033,32228,658
支出合計934,225730,727203,498
当該月収支-15,0543,230,263-3,245,317
累計収支計1,385,7561,385,756-2,126,694

 例年は、9月になると後期ロシア語講座の授業料が納入されてきますが、今年は、コロナ禍により、132期講座の開始が遅くなったために、9月は、すべてのクラスが授業継続中で、後期133期の授業料が納入されてこないので、教育事業収入が昨年に比べると8割減に落ち込んでいます。会費収入の一般会計収入も昨年比8割減になってしまいました。

 支出では、一般会計支出が、昨年に比べ13万円多くなっていますが、これは、本部上納金3か月分15万円を9月中に送金したためです。ちなみに、昨年は10月に送金しています。

 ロシア語センターでは、133期講座に向けて無料体験講座を13講座(うちリモート11講座)開講し、新受講生の獲得及びそれに伴う会員の獲得に努力しています。10月に期待したいです。

(木佐森)

お勧め商品

ボロディンスキー・ライ麦パン 350g/540円(税込)
サワーブレッド 300g/560円(税込)

ボロディンスキー・ライ麦パン サワーブレッド

ようやく涼しくなりましたので、本場の味で人気のラトビア産ライ麦パンを仕入れました。
コリアンダーの香りを効かせたおなじみのボロディンスキーと、18世紀にラトビアの首都リガで考案された甘みと酸味のある「サワーブレッド」の2種になります。
どちらもバターをたっぷり塗って塩気や脂気のあるものを載せて食べると美味しいです。
賞味期間が長いので保存食にもお勧めです。
協会事務所と通販サイトで販売中。

文化・芸能

芸 能

Русская Десятка ロシア・トップ10

ロシア・トップ10  秋深まるロシアから、2020年9月第3-4週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。今月は10曲中5曲が新曲、1曲が返り咲き!

 ハスキーな歌声でリスナーを魅了するスラーヴァの新曲≪Подруга≫(女友達)が10位に。

 7位にズヴォンキィの≪Deja Vu≫(デジャブ)」がランクインしました。彼は90年代初頭におけるヒップホップ運動の先駆者であり参加者であり、露有名レゲエアーティスト・ブリトーのサウンドプロデューサーです。現在は、エレクトロミュージックとヒップホップとレゲエの要素を融合した欧州スタイルに焦点を当てているそう。

 今夏に≪Пряталась в ванной≫がチャートインしていたことが記憶に新しい、クライムブレリの新曲≪Океан≫(大洋)が4位にランクイン。

 ≪Cadillac≫で6位につけているエルジェイとモルゲンシュテルンが新曲≪Lollipop≫(ロリポップ)」で3位も占めました。

 ≪Moscow never sleeps≫≪Тёмные Аллеи≫などで知られるDJヒットメーカー、スマッシュが久しぶりにリリースした≪Беги≫(走れ)が2位にランクイン。

 ダブロの≪Юность≫(青春時代)が2ヶ月連続首位でした。ダブロは、ウクライナ・クラホボ市出身の実兄弟イワンとミハイルのダブルVoからなります。2013年に≪DaBro≫とユニット名を変え、それまでのHIPHOPから明るくでポジティブなダンスミュージックへと音楽へジャンルを変更。マクス・コルジュやミーチャ・フォミン(元Hi-FiのVo)とも活動したことがあります。おめでとうございまーす!:-)

※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。更新再開しました!

(Tophit.ru, Russia Airplay Chart、2020年9月18日~24日/MOPA)

映 画

「セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選」

 1964年ウクライナ出身、カンヌ国際映画祭二冠のセルゲイ・ロズニツァ監督作品から、ドキュメンタリー3作品がついに日本初公開。歴史のうねりに翻弄される群衆が見つめていたものを、重厚感あふれる映像で構成した作品群は必見!

「国葬」  セレクションI 「国葬」(2019年、オランダ・リトアニア)
 1953年、全ソ連挙げて執り行われたスターリン国葬の全容を、新たに発見されたフィルムを基に再構築。スターリンが生涯かけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにした壮大なアーカイブ・ドキュメント。
 スチール写真(C)ATOMS & VOID


「粛清裁判」  セレクションII 「粛清裁判」(2018年、オランダ)
 1930年モスクワで開かれた法廷を記録。8人の有識者が西側諸国との結託を疑われ、無実の罪で裁かれた。のちの大粛清につながる“でっちあげ”裁判の全貌を、発掘された90年前のフィルムで描く。
 スチール写真(C)ATOMS & VOID


「アウステルリッツ」  セレクションIII 「アウステルリッツ」(2016年、ドイツ)
 戦後75年のベルリン郊外。ダークツーリズムとして元強制収容所を観光する人びとを冷徹に観察したドキュメンタリー。
 スチール写真(C)Imperativ Film


 渋谷・シアターイメージフォーラムで、11月14日(土)~12月11日(金)3作一挙公開。横浜では、ジャック&ベティで来年公開予定。

(文・滝沢 三佐子)

演 劇

劇団夢現舎 コロナの『害』に負けるもんかトライアル公演
「タバコの害について」

「タバコの害について」  再々再演であろうか。15年にわたりさまざまな構想を巡らせ、当劇団のライフワークとでもいうべきチェーホフの短編「タバコの害について」。多くの劇団と同じく、夢幻舎もコロナ禍で活動自粛を迫られたが、今回は「コロナに負けない」という気合いを込めて、杉並区の芸術鑑賞様式助成も受けながら劇場公演とオンライン公演を試行。筆者は初の試みというオンラインの方で鑑賞させてもらった。

「タバコの害について」  くたびれた燕尾服の男ニューヒンが「講演を妻から頼まれた」と称して登壇する。演題は「タバコの害について」。しかし、話はあちらに逸れ、こちらに脱線し、まったく本題に入らない。やり手でケチな妻の尻に33年間敷かれつづけた結婚生活への不満を愚痴るのみ。ついに「今すぐ一目散に逃げ出したいんです」と本心を聴衆に向かって吐露するが、次の瞬間、妻の影におびえて取って付けたように「タバコは害なのである」と結論づけるニューヒン。哀愁ただよう彼の背中に、可笑しさと切なさを感じる一人芝居だ。

「タバコの害について」  ただ今回は、舞台装置の中にビニールシートが登場し、演者がマスクを着けるなど、半年前は想像もしなかった光景があった。使われていたのはアベノマスクのようなサイズのもの。思い思いの落書きが施され、不平不満の対象である妻を揶揄する小道具となっていた。

「タバコの害について」  一方、現実問題である「ウィズ・コロナ」は着実に舞台を侵略していた。セリフの中に「ソーシャル・ディスタンス」や「消毒」などという言葉が入るなど、コレラ流行時代を生きたチェーホフといえど想定外だろう。また、オンライン生配信は、カメラが観客の目の代わりとなり、役者を追って、あるいは役者を出し抜いてあちこちへ飛ぶ。一人芝居の場合は、それでいいとしても、登場人物が多い演目の場合はそうはいかないだろう。また、今回のオンライン配信は「ビデオオフ、マイクミュート」が求められた。オンラインの特色である双方向のやりとり、それが演劇にも取り入れられたらいろいろな可能性が広がるのではないか。それでも今は、演劇ができる/鑑賞できる、という喜びの方が勝っているといえよう。

 ちなみにオンラインでない生舞台公演の方は、観客は観ることができない「ダメ出し」を見られる「今後の為」が付いている。劇場に足を運ぶ観客へのプレミアである。

(文・滝沢 三佐子/写真・劇団提供)

連載「ロシア童話の世界」
黒いめんどり、あるいは地下の住人
Чёрная курица, или Подземные жители (1829)

A. ポゴレーリスキイ А. Погорельский (1787-1836)

黒いめんどり、あるいは地下の住人  作者のA. ポゴレーリスキイが書いた児童文学作品はこの一作のみですが、「ロシア児童文学の新機軸を打ち出した、独自性ゆたかな作品」として高く評価されています。それまでの児童文学のテーマは「道徳と教訓」にあり、ファンタジー性や情感が欠けていたのに対し、『黒いめんどり…』は、現実世界と空想の世界が交錯するストーリーとなっており、従来の児童文学とは異なるものでした。

 舞台は18世紀のペテルブルグ、主人公は寄宿学校で暮らす、心やさしく勤勉な少年アリョーシャです。ある日アリョーシャは料理女に殺されそうになっていた黒いめんどりを助けます。そのめんどりは、実は魔法の国の大臣が姿を変えていたもので、助けてくれたお礼にアリョーシャを魔法の国へ招待します。そして褒美に「勉強しなくても問題が解ける」麻の実を魔法の国の王様からもらいますが、同時に「魔法の国の存在を誰にもしゃべらない事」を約束させられます。麻の実の力で、努力せずに優等生となったアリョーシャは、高慢で怠け者の少年になってしまいますが、あるとき麻の実をなくしてしまいます。すると黒いめんどりが再び現れて麻の実をくれ、「くれぐれも魔法の国の事はしゃべらないように」と念をおします。麻の実の有無で成績が下がったり上がったりする事を不審に感じた教師に問い詰められ、アリョーシャはついに魔法の国の事をしゃべってしまいます。その夜、黒いめんどりがアリョーシャの前に現れ、「魔法の国が引っ越さなければならなくなった事」「元凶となったアリョーシャを魔法の国へ招待した自分は罪人となった事」を告げます。アリョーシャもまた魔法の学力(麻の実)を失いますが、もとの心やさしい勤勉な少年に戻るのでした。

 作者のA. ポゴレーリスキイは、甥のA. K. トルストイ(1817-1875)の幼年時代、文学教育を目的として本作品を執筆しました。このA. K. トルストイは『戦争と平和』等で有名なL. N. トルストイの親戚で、自身も後に作家となり『白銀公爵』などの作品を執筆しています。

(小林 淳子)

ユーラシア通信

なんと!! 8000年!?

 今回は、ワインの話です。さて、世界最古のワイン生産地は何処でしょうか。「フランス?」いえ、いえ。「イタリア?」なんの、なんの。答えはコーカサス地方の小国、ジョージア(旧グルジア)です。その歴史は古く、フランスでの初めてのワイン造りは紀元前600年頃。ワイン生産量世界一を誇るイタリアでさえ、紀元前800年頃から…とされていますが、ジョージアは桁が違いすぎます。それは遡ること今から約8000年前!紀元前6000年頃から造られています。ちなみに、アルメニアは長らく「世界最古のワインの地」をジョージアと争っていましたが、1985年発掘された甕(かめ)により考古学的にワイン発祥の地を証明されたのがジョージアです。(アルメニアは、紀元前4500年頃)また、2017年には更に古い甕が見つかりました。

 長年ソビエトの支配下にあり、度重なる紛争とゴルバチョフの「アンチアルコールイズム」によりワイン造りを停滞させられる国々がある中でも、グルジアはワイン造りを途絶えさせませんでした。グルジアの兵士たちは戦いに出るとき、腰にぶどうの蔓を巻いて行ったそうです。もし殺されても、根が伸び、やがてぶどうの実がなることを願って…という話です。2013年に世界無形文化遺産に登録された、最古のワイン醸造法は「クヴェヴリ」。それは葡萄を巨大な甕に入れて、一定の温度で発酵させる為に地中に埋めるというもの。8000年もの間、脈々と受け継がれてきた伝統製法です。それにより、安定した発酵、着実な抽出がゆっくりと進み、豊潤で芳香豊かなワインが生まれる…そうです。また、ジョージアはオレンジワイン発祥の地、でもあるとか。…と、いうことで、秋の夜長に8000年の歴史を感じてみませんか?ジョージアワインいかがでしょう。ちなみに、ジョージアワインは発酵食品と相性が良く、和食にもとても良く合うそうです。

(とくなが なつみ)

2021年チェルノブイリ35周年救援カレンダー

2021年チェルノブイリ35周年救援カレンダー  1996年から、ウクライナとベラルーシの甲状腺手術後の子どもたちの保養プロジェクトを現地のサナトリウムで開催しているチェルノブイリ子ども基金。2008年からは、甲状腺手術後の子どもたち、他の臓器の腫瘍病や血液・リンパ系の病気の子どもたち、また甲状腺手術を受けた親とその子どもたちを保養に招待しています。また姉妹団体「未来の福島こども基金」では福島の子どもたちの保養支援などを行っています。

 一定期間であっても、汚染のない地域で安全な食べ物を食べて過ごす保養は、子どもの健康維持・回復に効果があります。このカレンダーは、保養に参加した子どもたちと、日本の里親から支援を受けている子どもたちの写真で構成されています。

 カレンダーの収益は、チェルノブイリと福島の原発事故により被災した子どもたちの救援金にあてられます。

カラー、サイズ:縦30cm×21cm(見開きA4サイズ)
撮影:チェルノブイリ子ども基金 佐々木真理
デザイン:川島進デザイン室
発行・制作:チェルノブイリ子ども基金
定価800円 送料別(9部まで200円)(10部以上:1部700円/送料無料)
お申し込み方法:E-mail 、Faxまたは郵送でお申し込みください。

横浜人形の家「チェブラーシカとロシアのかわいい人形たち」展

「チェブラーシカとロシアのかわいい人形たち」展  10月10日から 横浜人形の家で「チェブラーシカとロシアのかわいい人形たち」展が開催されます。

 本展は原作となる童話の世界を飛び出し、これまでに人形アニメーションで展開されたチェブラーシカの「世界でいちばん、やさしい世界」をジオラマ中心に紹介。所蔵のロシア人形や民族玩具も合わせて展示されます。

会期:2020年10月10日(土)~2021年1月17日(日)9:30~17:00(最終入館16:30)
※毎週月曜日休館、月曜日が祝日の場合は翌平日に振替休館
※12月28日(月)~1月1日(金)は年末年始のため休館
観覧料:大人〈高校生以上〉900円/子ども〈小・中学生〉450円
※入館料(大人400円/子ども200円)含む、未就学児は入館および観覧料無料
会場:横浜人形の家 3階企画展示室
展示およびイベント内容は変更される場合があります。詳細はリンク先のホームページでごらんください。

オデッサ市・横浜市「Web写真展」

 2020年は、ウクライナ・オデッサ市と横浜市が姉妹都市を提携して55周年になります。駐日ウクライナ大使館とコラボし、横浜とオデッサ在住の写真家による36枚の写真を展示し、両都市の「港」「歴史」「街並み」を紹介します。

 <オデッサ市って?>
 ウクライナ南部に位置する人口約101万人(2018年)の国内第3の都市です。
 黒海に面した港湾都市で、ヨーロッパとアジア、中東等との交通、貿易の国際拠点として発展しました。
 温暖な気候と美しい海岸、豊かな文化遺産を誇り、多くの観光客をひきつけ「黒海の真珠」と呼ばれるリゾート地としても有名です。

(横浜市HPより)

オデッサ市・ポチョムキンの階段 横浜市・山下公園 水の階段
(左)オデッサ市・ポチョムキンの階段 (右)横浜市・山下公園 水の階段

 Web写真展では、両市の名所が対に並べて掲載され、「姉妹」のようによく似た港町の風景を見ることができます。
 全容はリンク先のページでごらんください。

投稿歓迎!

 「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。ユーラシア(旧ソ連地域)関連の投稿をお待ちしています。
 催し物の感想、旅行記、講評、写真、絵などさまざまなジャンルの投稿を歓迎します。
 作品は自分のオリジナルか著作権者の許可を得たものに限ります。
 デジタル画像はテキストファイルに貼りつけず、別ファイルでお送りください。
 また、ペンネームや注意事項があればお書き添えください。毎月末締切、翌月15日頃に発行見込み。

(機関紙編集部)

歴史・社会