2022年8月7日(日)~21日(日)は協会の夏休みのため、事務局・各種教室・物販事業等は休業いたします。
夏休み中の行事へのお申し込み・お問い合わせは休みに入る前にお願いします。
また、休み中にいただいたお問い合わせへの対応は休み明けに順次行います。ご了承ください。
バルト海に面したロシア西端の都市カリーニングラード。リトアニアとポーランドに挟まれたロシアの飛び地です。1946年にソ連領になるまでケーニヒスベルクと呼ばれたドイツの都市でした。
長い歴史と様々な顔を持ち、ソ連とプロイセンの文化が交わるこの都市について学んでみませんか?
今回は横浜ロシア語センター講師のプレスカヤ・エカテリーナさんを迎え、出身者の視点から語っていただきます。
詳細はチラシ画像(PDF)をご覧ください。
日時:2022年8月28日(日)14:00~
会場:横浜平和と労働会館4階会議室
参加費:一般700円★、会員500円
★当協会教室受講生以外の一般の方はお申し込みの際に会員の紹介が必要です。昨今の情勢を考慮し、ご協力を願います。
定員:20名(先着順、要予約)
この行事は、新型コロナウイルス第7波感染拡大の影響により延期させていただきます。
今年も「8・15」がめぐってきます。平和憲法のもと、77年の間、日本は戦争の惨禍に直面しませんでした。けれども、今、改憲の動きが見られます。日本国憲法は多くの尊い命と引き換えに購ったものです。これこそ、日本と日本国民の宝です。このことを考える場として、以下のように「水団(すいとん)会」を企画しました。
水団をご存じの方は戦中戦後の窮乏時代を過ごした方でしょう。戦争中、あらゆる物資が不足し、毎日消費する食糧までが配給になりました。因みに配給でもらえたコメは一日2合少し。茶碗5杯程度が一日の主食量だったのです。1945年にはその配給さえ遅配欠配が起こりました。当然、これだけでは不足です。そのため、代用食としてイモや小麦粉を利用して主食にしました。水団は小麦粉を水で溶き、醤油や味噌で味付けした汁に浮かべて食べたものです。その水団さえお腹一杯食べることはできませんでした。
戦争は銃を持って戦うだけではありません。戦争当事国の国民は生活が成り立たなくなるほどの窮乏生活を余儀なくされたのです。時、正にロシアのウクライナ侵攻により、世界的な穀物不足・エネルギー不足が起きています。世界トップレベルの小麦輸出国ウクライナ。今、ウクライナ危機はそのまま食糧危機につながります。77年前の日本と現在のウクライナ。そのことを協会の柴田順吉顧問に語って頂く集いです。水団を作り、食べながら77年前の戦争と現在のウクライナ侵攻のことを考えましょう。
(関戸)
日時:2022年8月14日(日)13:00~ 延期
会場:横浜平和と労働会館5階当協会教室
参加費:500円(食事代・資料代)
定員:20名
お申し込み締切:8月4日(木)
※会場の都合と食事準備のため、必ず事前にお申し込みください。
※2022年8月7日(日)~21日(日)は協会の夏休みのため、お問い合わせには対応できません。ご了承ください。
1990年代に若手俳優として台頭し、2000年代初頭のロシア映画を牽引したセルゲイ・ボドロフ・Jr.(父は映画監督のセルゲイ・ボドロフ)。彼が30歳で事故死してから今年で20年となります。
『コーカサスの虜』に続く追悼第二弾として、戦場帰りの新たなヒーロー像の誕生を描き、各国の映画祭でも話題となった『ロシアン・ブラザー』を鑑賞します。
鑑賞作品:『ロシアン・ブラザー』
(原題:Брат、アレクセイ・バラバノフ監督作品、1997年、ロシア、95分)
とき:7月31日(日)14時~
ところ:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
資料代・茶菓子代:500円
※参加希望の方は、準備がありますので事前にお申し込みください。
うだるような暑さの6月26日(日)に、料理教室「おばあちゃんちでの夏」が、横浜平和と労働会館5階教室で開催されました。スタッフを含めて合計23名(うち子ども1名)が参加しました。
ロシアでは6月から夏休みに入るということなので、今回のコンセプトは「夏休みのダーチャでおばあちゃんが作ってくれた簡単な料理」です。ジャガイモを生地にしたドラーニキ、小型パンケーキのオラディ、カッテージチーズ入りパンケーキのスィールニキの3種を作りました。3つのグループに分かれ、ヴァレリヤ先生、オリガ先生、そして途中からゲストとして来られたラリーサ先生の指導のもと、「おばあちゃんの味」をめざして大奮闘。午後2時から作り始めて、4時頃には、「3種」ができあがり、調理用具を片付けて、簡単なパーティー会場も出来上がりました。そこには金色銀色の2台のサモワールが並んでいます。
この会場で、ウクライナのキーウの南100キロにあるチェルカースィの街から4月19日に避難されて来られたラリーサ先生のお父様、ユーリー・ジェルーリさんを歓迎して、ヴァレリヤ先生から花束を贈呈です。そして、ラリーサ先生からいただいたジョージアとイタリアのワインで「健康を願って」、全員で乾杯しました。ユーリーさんは、毎日テレビのニュースを見て、ウクライナに帰りたいとラリーサ先生を困らせているそうで、国に残っているご親族の抱える健康問題なども心配なので、7月5日に一旦チェルカースィにお帰りになるとのことです。お元気で、再び横浜に来られることを願うばかりです。
テーブルの上には、ドラーニキ、オラディ、スィールニキ、黒パン&イワシ&鶏レバーペースト、ワイン、サモワール。参加者は、3つのテーブルを囲って夏休みの過ごし方などについて、ロシア語・日本語を交えて歓談しました。
(滝沢、木佐森)
於・横浜平和と労働会館5階
夏が始まって間も無い、まだまだ涼しい風の吹く6月5日に、茶話会「絵日記 ロシアの旅の思い出」が行われました。一般・会員の方6名、スタッフ3名が参加し、とても心の温まるイベントが開催されました。
終息の兆しを見せぬコロナウィルス、日に日に多くの犠牲者を出すウクライナの地での戦争など、暗い出来事が多い中、私は他の人と愛と人間味を分かち合い、先へ進む力をもらえる機会が欲しいと考えていました。そんなある日、鈴村さんと知り合いました。鈴村さんと話しているうちにだんだん彼女の言葉や歩んできた道、夫・一成さんの愛情がたっぷりと詰まったスケッチに心が動かされていきました。そして「これがわたしの探していたチャンス!」だと気がつきました。私は鈴村さんに声をかけ、一緒にイベントを開催する事に決めました。
イベント当日、スタッフとして参加した私は、教室に集まった皆さんと一緒に鈴村さんのお話を聞きながら、自分がヴォルガ川を下る観光船に乗っていたり、地平線まで広がっているような静かな野原を電車の窓から眺めたりする姿が想像できました。私はヴォルゴグラードの出身なので毎日のようにヴォルガ川の穏やかな流れをみていました。そしてロシアにいた頃はよく寝台列車も利用していました。寝台列車には特有の暖かさがあり、ちょっと汚いけれども憎めないものでした。とても懐かしい気持ちになりました。私にとってこれらはロシアで過ごした子供の頃や大学生の頃のとても大切な思い出です。
鈴村さんの語るロシアでの物語を聞き思ったことは、やはり年齢や出身が違っても、人が感じることや思うことは似ているのだなということです。「愛」、「友情」、「優しさ」は誰にとっても大切です。こういうことを考えることができるイベントになり、私は本当に嬉しいです。人には辛くても、前に進んでゆく力が必要です。人と人とが手を取り合い同じ方を向ければ、世界は少しでも良いところに変わると信じています。ロシアでは本当に仲の良い人たち同士が自分の悩みや考え、思い出などを話すとき、よくキッチンに紅茶とお菓子を囲みながら集まります。なのでこのイベントにも紅茶と手作りのお菓子は欠かせないものだと思いました。私はプリャーニキを作り、木佐森さんはサモワールを用意しました。素敵なお話、手作りのお菓子、暖かい紅茶、そして参加して下さった皆様のおかげで、とても暖かい雰囲気のイベントになりました。ありがとうございます。できれば、年内にまた皆さんと心穏やかな気持ちになれるイベントを考え開催したいと思っています。
(ヴァリナ)
6月5日(日)の茶話会「絵日記 ロシアの旅の思い出」は大変楽しく素晴らしい会でした。
鈴村さんのご主人(故人)が描かれた旅の絵は実に生き生きとしていました。鈴村さんの説明を聞きながら絵を見ていると、自分が実際にその場にいるような気がするほど。驚いたのは、現地でスケッチをして帰国してから彩色したのかと思っていたら、何とその場で絵具も使い仕上げたとのこと。慌ただしい日程の中でよく出来たものだと本当に驚きました。船や列車の窓からの景色などは移動しながらで難しかったと思いますが、実に鮮やかなタッチで描写されていました。むしろ、写真や映像よりもイメージが膨らみました。写真や映像は機械を通しての描写ですが、絵画は血の通った筆で表現されるのです。絵画はその時・その場で、そしてその人にしか描けません。本当に貴重な絵日記です。
折しも、次のNHK朝7時のニュースでウクライナの女性がロシア軍侵攻の実際を絵で表現していました。ニュース映像よりもはるかに実態を描いていると思いました。
今後も開催が期待される茶話会でした。
(関戸)
8月に全7回シリーズで、ロシア語の総合力向上を目指す中級レベルの方を対象とする夏期集中講座を行います。
自分に適したロシア語学習法を探しつつ、文法・語彙・読解・聴解・作文の練習課題で各分野の学習要点を把握し、基礎を押さえながら、学んだ内容の実践や各種試験の準備にも役立つ総合能力の底上げを図ります。中級文法を既に学び、もっと上を目指したい方にお勧めです。
講座内容の詳細は横浜ロシア語センターホームページをご参照の上、奮ってお申し込みください!
内容・日程:
1.語彙・文法:8月5、6、7日
2.読解・会話・作文:11、12日
3.聴解・会話・作文:13、14日
時間:各日19:30~21:00
授業形態:オンライン(Zoom)
講師:ヴァリナ・ヴァレリヤ、野口福美
料金:会員22,400円、一般 28,000円
自然なロシア語会話やビジネスシーンで用いられるやり取りを身に付けたい人には必見の学習動画シリーズ・ ビジネス編第4章「展示会」を配信しました。
ロシアの「サクラカンパニー」社員であるマリーヤは、日本で開かれる国際見本市(展示会)にて自社製品を紹介することになりました。展示会本番に向けて、マリーヤは日本の商社「ユーラシア」社員の山田や京本と協力し、準備を進めていきます。小さなアクシデントがありながらも、展示会では商談を求める来場者も現われ、想像以上の成果を得ることができました。展示会の成功を祝う打ち上げの場面で動画は終わります。
視聴は横浜ロシア語センター・神奈川県日本ユーラシア協会のYouTubeチャンネルからどうぞ。お好みによりBGMの有無を選べます。今回から音質もクリアになって聴きやすくなりました!
現在、入門~上級、会話、特別講座の計23クラス(対面授業13、オンライン授業10)が開講中ほとんどは学期途中からの編入も可能です。ぜひお問い合わせください。中級以上は担当講師がレベルチェックを行う場合があります。
講座やお申し込み方法の詳細は横浜ロシア語センターホームページにて。
ロシア民族楽器を本格的に習える当教室は毎月2回土曜日にレッスンを行っています。
7月は16日と23日、8月のレッスン予定は協会夏休みの関係で調整中です。詳細はお問い合わせください。
時間:14:00~17:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館6階会議室
7月3日 新宿区・音楽センターホール
7月3日(日)は時折の雨と高い湿度で不快な陽気。
でも、そんなものを吹き飛ばすような素晴らしい、そして爽やかなバラライカ・ドムラの音色が響き渡りました。
コロナ禍で2020年には開催できなかった北川翔門下生バラライカ&ドムラ発表会です。数えてみるともう五回。
その発表会のトップが田中豊造・当協会理事長のドムラ演奏でした。曲はメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調第二楽章」。ところが……。演奏前の紹介の際に、田中さんの薬指が骨折していることを知らされたのです。弦楽器演奏者にとって指は命。その薬指を骨折とは!もしも薬指を押さえて演奏したなら骨折の痛みもあったはずですが、その薬指は使わず人差し指と中指の二本だけで弦を押さえて演奏していました。最後まで弦を押さえて弾く姿は真剣そのもの。関戸もギターを演奏しバラライカも習いました。自らの体験に照らして、骨折の指で演奏するとは信じられないことです。この一事にドムラへの熱い思いがうかがえます。
富樫穂寿美さんのドムラ演奏はチャイコフスキーの「メロディー」。文字だけで流麗な調べをお伝え出来ないのが残念。リズムとテンポの難しい曲だと思いますが、落ち着いたコードさばきに感嘆しました。
同じく当協会横浜教室で受講する渡辺健彰さんはアンドレーエフの「ルーマニアの歌とチャルダッシュ」を、茨城から横浜まで通って来ている中山義広さんはトロヤノフスキーの「花~おお、白樺」をバラライカで演奏しました。
他にも群馬県高崎からオンライン受講している方、ゲストとしてロシア人のプロ演奏者のバラライカ演奏がありました。
日本ではまだまだ知られていないバラライカとドムラですが、いつか街角でバラライカやドムラの音色が聞けるようになれば、と思います。
(文・関戸/写真・滝沢)
(2022年6月30日現在)
6月は、新たにロシア語個人レッスンを受講し始めた入会者(1名)がありました。
機関紙5月号が「転居先不明」で返戻された方に電話するも「現在使われていません」とのレコード音声、退会処理としました。
ロシア語講座非継続退会の方1名、1年以上会費未納退会処理の方2名計4名の方が退会及び退会処理となりました。
新規入会者1名、退会及び退会処理者4名で、差し引き、6月30日現在の会員数は224名です。
(木佐森)
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 | 2022/6/30 | ||
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単位:円 | |||
摘 要 | 本年度当該月収入 | 前年度当該月収入 | 対前年度増減 |
一般会計 | 42,950 | 27,450 | 15,500 |
教育事業 | 331,725 | 374,700 | -42,975 |
一般事業 | 80,275 | 69,500 | 10,775 |
合 計 | 454,950 | 471,650 | -16,700 |
摘 要 | 本年度当該月支出 | 前年度当該月支出 | 対前年度増減 |
一般会計 | 513,175 | 637,726 | -124,551 |
教育事業 | 643,583 | 579,900 | 63,683 |
一般事業 | 72,193 | 18,304 | 53,889 |
支出合計 | 1,228,951 | 1,235,930 | -6,979 |
当該月収支 | -774,001 | -764,280 | -9,721 |
累計収支計 | 610,159 | 116,432 | 493,727 |
2022年6月の財政状況は、前年21年とほぼ同じ様に推移しています。昨年度に比べ、一般会計が12万円すくないのは、本部会費をすでに5月に上納しているためです。
当月収支はマイナス77万円になっており、5月末収支残額が127万円でしたので、6月末収支残額は、減少して61万になってしまいました。
7月も、6月と同じような収支推移となると思われますので、7月末には「1月からの累計収支計」が赤字になることが予想されます。
赤字は、次期講座授業料収入がある9月まで続くと思われます。赤字幅をより少なくして行きたいと願っています。
(木佐森)
ヤナギランの葉を発酵させて作られたイワン・チャイは、ビタミンC・Bやミネラルが含まれ、疲れを癒やし免疫力を高める健康茶です。是非お試しください!
暑い日が続きます。チェボクサル市からやってきた甘いお菓子とお茶で一休みしませんか?
内容:オトロミー(キャラメル入ウエハースチョコ)、ドブリャンカ(ヘーゼルナッツ入チョコ)、プロンビローク2種(アイスクリーム味&ヨーグルト味ウエハース)、スリーモ(アーモンド入クリスピーチョコ)、フトローク(ミルククリームウエハース)、アデル2種(バニラ味&チェリー味アーモンド入スイーツ)
商品は協会事務所で取扱中。営業時間:平日・土曜12時~18時(外出の場合もありますので、確実を期す時は事前にご予約ください)
マクドナルドの後継「フクースナ・イ・トーチカ」の味が賛否両論なロシアから、2022年6月第2-3週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。今月も10曲中3曲が新曲!
4ヶ月ぶりダブロの新曲≪Давай запоём≫(さあ歌おう)が9位に初登場。今年6月頭にリリースされました。
露国内カラチャイ・チェルケス共和国出身のイトリャシェフの新曲≪Ай-яй-яй (Дикая)≫(アイ・ヤイ・ヤイ/ワイルドな女)が8位にランクインしました。ラグチェフ・スルタンとのコラボで≪Хулиган≫(フーリガン)でヒットし、シャンソン歌手クルーグ・イリーナなどともコラボ経験があります。
6位にジョニーの新曲≪Титры≫(タイトル)がランクイン。アゼルバイジャン・バクー市出身で、本名はジャヒド。でも両親や友人らからジョニーやジョーと呼ばれているため、これを芸名にしたとか。3年前にリリースした≪Аллея≫(路地)がヒット、翌年には多くの賞を獲得。新曲は今年4月リリース、YouTube上では現在135万回の再生回数です。
アレフノをひと月で圏外に追いやり、アルティク&アスティやリューシャと上位争いが続きましたが、ガヤゾフブラザーの≪Малиновая лада≫(ラズベリー色のラーダ)が首位再奪取2ヶ月目突入。2014年から音楽活動していて、2人共作詞作曲をするけど、イリヤスはプロデューサーも兼ねています。WarnerMusicRussiaのレーベルからリリース。昨年暮れにリリースされ大人気、現在YouTube再生回数は、驚愕の1億1600万回超え!おめでとうございまーす!:-)
(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2022年6月10日~16日/MOPA)
画像は https://vk.com より
※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。
ソ連時代であった80年代から活動している伝説のロックバンドDDTのユーリー・シェフチュク。プーチン政権が誕生して10年ぐらいしてから一貫して反政権の立場を示しており、チェチェン紛争、グルジア紛争、クリミア紛争の際にも反対を公にしていた。
ウクライナ侵攻開始の2022年2月24日にこのように声明を出した。
「私達の多くの未来を奪う大悲劇。私はショックを受けている。心配している。夜眠れない。ニュースを見たり友人に電話している。恐らく、ウクライナとロシアに住む国民もそのようだと思う。私達は何をすべきか?しなければならないことをしろ、可能な限り人々と平和について話すこと。その時が来たので、ヒステリックにならずに落ち着いて話そう。それが非常に大事だ。全世界のための平和を。」
また2022年5月18日、ウファ市でのコンサートでも、反戦声明を出した。
「今ウクライナで人々が殺されている。どうして?どうして我が国の男子が死んでいっているのか?どんな目的で?どんな目的でまたそんなことを?ロシアとウクライナの若者はまた死んでいく。年配の人達、女性達、子供達は、我が国のシーザー気取りのナポレオン的計画のせいで死んでいってますよね?我が祖国は、大統領のケツじゃない。そんなケツに唾をつけてキスしなければならないとは。祖国とは駅でジャガイモを売っている貧しい祖母のようなもの。それが祖国だと思う。」
観客は長い拍手と歓声を送ったが、コンサートの様子はロシア国内外に拡散され、シェフチュクは警察に拘束され、露軍の信用を損ねたとして調書をとられ、裁判沙汰に。
歴史的な欧州音楽祭典ユーロヴィジョン2020の露代表であったが、パンデミックによる大会キャンセルで出場できなかった経緯を持つLittle Big。英語とスペイン語で歌われた彼らの出場曲「UNO」の公式クリップは出場国の中で最も閲覧され、もし大会が開催されていたら、5位以内入賞確実と言われたほどだ。
しかし露のウクライナ侵攻を受け、グループは米国ロサンゼルスに拠点を移した。そんな彼らが6月24日に衝撃的な反戦MV≪Generation Cancellation≫(キャンセル世代)をYouTubeにリリースした。視聴回数は僅か数日の間に4百万回を超えた。
作詞は至ってシンプルだ。メインVoイリヤが≪Моё поколение. Отмена поколения.≫(俺の世代はキャンセル世代だ)≪У меня нет голоса.≫(俺には声(権利)がない)≪Умереть или уйти.≫(死ぬか去るかだ)≪У меня нет выбора.≫(俺には(それしか)選択がない)≪Моё поколение - это новая цивилизация.≫(俺の世代-それは新しい文明だ)を繰り返し慟哭しているだけだが、リスナーに言葉と言外の意味を強くインプットする。
更にMVでプロパガンダ、政治、戦争を風刺する刺激的な視覚的シーンを随所に散りばめていて、各所動画を止めて閲覧するに値するストーリーである。
例えば、ドル、ユーロ、ルーブル、円の貨幣単位が書かれた帯で目が隠された首脳。
便器に座ってフェイクニュースを垂れ流しているキャスターから排出された汚物(プロパガンダ)が、便器のダクトを通じて視聴者の脳に注ぎ込まれる。視聴者も便器に座っていて、その汚物が勉強している子供の脳に注ぎ込まれる。
口が閉じたファスナーになっている国民、そして国民を威嚇する兵士。
西側と自由の象徴であるFacebookやTwitter、Apple、Pumaにペプシのロゴマークがきれいにあしらわれた絵が壁にかかっている心地よい自室。でも、体に張り付いているゴーグルを外すとそれは全てイリュージョンで、戦火で荒れた部屋の中に居た。
等々、露のウクライナ侵攻に対する嫌悪を表したメッセージ性が非常に高い作品となっている。
(MOPA)
※記事全文と全画像はユーラシア芸能ブログで7月20日頃に公開予定です。
(原題:Катя и Вася идут в школу ユリア・ヴィシュネヴェッツ監督作品、2020年、ロシア)
この作品を観る前に、日本の映画「愛国と教育」を観た。いわゆる「教科書問題」がテーマで、日本の教育にいかに政治が介入しているか、そのうすら寒い現実を見せつけるドキュメンタリーだった。日本のそうした暗い状況を胸に、“教師あるある”をキャッチコピーとした本作を鑑賞。同じ教育を扱ったドキュメンタリーとして比較しながら見ることができた。
モスクワの大学を卒業した新米の教師、文学を教えるエカテリーナと地理を教えるワシリイが理想を胸に地方の公立学校に赴任する。日本でいれば小学校から中学までが一緒になったようなところだ。彼らは既存の教育方針に甘んぜず、生徒自らが考える授業、疑問を持つ授業を行おうと奮闘。しかし、反抗期を迎えた生徒たちにとって先生の話を聞くことなど論外。クラス崩壊寸前の状態や同僚教師の無理解、山積する仕事に、彼らの理想は潰えていく。そして、エカテリーナとワシリイの理想とする教育が、ある日校長から糾弾される。
まず驚くのが教室に飾られた複製イコンの多さ。そして教会で生徒たちが聴く神父の説教。公立学校と教会は密接につながっている。おまけに、機関銃を分解組み立てする速さの競技会まで開催され、ワシリイより生徒たちの方が銃を組み立てるのに慣れている。エカテリーナに説教する先輩教師の信じられない言葉など、ロシアの教育現場もなかなかスゴイと感じてしまった。
たまに垣間見る生徒たちの本音は限りなく自由で、現体制を批判するような大人社会への懐疑であったり、外国人排斥を叫ぶような大人の模倣であったりする。インターネットネイティヴの彼らに対して、ロシアも日本も、子どもたちに求めるのは「従順さ」。まさに教育は誰のもの?である。
ヴィシュネヴェッツ監督は、当局によって閉鎖されたラジオ・リバティのディレクター。
教育界の普遍的テーマを、現代ロシアに照射したコミカルで皮肉たっぷりの必見ドキュメンタリー。
ユーロスペース(渋谷)にて公開中。横浜シネマリンは9月より公開。
(文:滝沢 三佐子)
(原題:Дылда カンテミール・バラーコフ監督作品、2019年、ロシア)
原題「Дылда」は主人公イーラの身体的特徴である「のっぽ」の意。激戦地だったレニングラードの病院で働くイーラは、ときどき全身が硬直してしまう戦時PTSDによる発作に苦しんでいる。しかし職場の誰もそれほど気にしていない。彼女より深刻な傷を負った兵士がたくさんいるからだ。ある日、世話している男児パーシュカと戯れているときに発作が出てパーシュカは死んでしまう。
パーシュカの本当の母親は、イーラの戦友マーシャの子どもだった。復員して来たマーシャにパーシュカの死因を告げられないイーラ。マーシャも戦地での過酷な体験で心身ともボロボロになっていた。
戦争で失った青春を取り戻すかのように、夜遊びに繰り出すマーシャ。ナンパで知り合った政府関係者の息子サーシャは、マーシャにぞっこんとなる。しかし、元兵士に対してサーシャの両親は偏見を露わにした。満たされないマーシャはパーシュカの代わりとなる子どもを作るよう、イーラに迫るのだが…。
一見、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』の映画化かと思ってしまうが、文学作品はあくまでも「原案」。事実、バラーコフ監督も『戦争は女の顔をしていない』からインスピレーションを得たと述べている。この作品に登場するのは従軍する彼女たちではなく、戦後のPTSDに苦しむ女たちの物語である。
戦争で男たちは命をなくしても英雄としての名誉を得るが、女たちには命はおろか、女としての価値さえ失ってしまう。戦争を生き延びたことが嫌悪されるとは、なんと皮肉なことだろうか。それこそ戦争の真の悲劇であろう。
監督をはじめ、スタッフ・キャスト陣も若い世代が多く、戦争を直接描かなくてもその非人間的な側面を描ききることに成功している。
特に、イーラ役とマーシャ役を演じる女優ふたりは、本作が長編デビュー作だが、戦争の後遺症と歓迎されない女性という二重のトラウマを好演。
7月15日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町で公開。神奈川ではジャック&ベティにて。
(文:滝沢 三佐子)
(ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督作品)
前者は2019年の東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。
ロシアとの戦争が終結した2025年のウクライナ。PTSDを抱える男が、死体回収のボランティア組織に参加することになり、組織で活動する女と出会うことで、彼の精神荒廃が再生されていく近未来映画。
現在の状況を先取りした作品として、にわかに脚光を浴びている。
詳しくは機関紙2019年12月号(文化・芸能欄 映画「第32回 東京国際映画祭」)を参照。
後者「リフレクション」は同監督の2021年の作品。こちらはドンバス紛争が始まったころの時期が背景。医者である主人公セルヒーは、離婚した妻の娘から「戦争に行かないの」と聞かれ軍医となる。任務中道に迷った彼は、ドネツク人民共和国軍に捉えられ、そこで戦闘に参加していた元妻の新しいパートナー、アンドリーが凄惨な拷問を受けているところに遭遇。彼の生死を確認するように言われる。瀕死のアンドリーを苦しみから解放しようと、ひそかに首を絞めるセルヒー。彼の死体を市外へ運び出すため死体処分係と取引をし、捕虜交換によって釈放されたセルヒーだが、元妻と娘に真実を言うことはできなかった。
アンドリーの帰りを待つ娘と数日を過ごすことになったセルヒー。ある日ハトが家の窓に激突死する事件が起こる。娘とともにハトを荼毘に付しながら、「死」について語り合い、セルヒーは、アンドリーが娘と約束したことを叶えてあげようと決意する。そこへアンドリーの死体発見の知らせが入り、セルヒーは取引を完了しに出かけていくが…。
娘が興じるサバイバルゲームの向こうでは本物の戦闘が繰り広げられ、拷問死したウクライナ兵の死体を焼くための移動火葬車には、「Гуманитарная помощь(人道支援)」という文字が書いてあり、捕虜交換も事務的に行われる。平和な日常と人間性を崩壊させる行為が、いかに表裏一体のものであるかを感じさせ、愕然とする。
「アトランティス」とも共通しているが、登場人物たちは極限を生き延びた人たちであり、決して英雄ではない。さまざまな問題を抱えたまま生きる彼らが最後にみつける人との信頼。いま改めて注目を集める作品群だが、現実も信頼を見つけられるようにと願わずにはいられない。
シアター・イメージフォーラム、チネチッタ川崎にて上映中。
(文:滝沢 三佐子)
世界的に異常な暑さとは聞いてますが…。こちらムルマンスクでも、6月下旬から+30℃前後のピーカン天気が続いています。
ここは北緯69度の北極圏か?と思うくらいの、茹だるような天気。「そんな気温で『茹だる』なんて生ぬるい!」と鼻で嗤っていらっしゃるかもしれないけど、-20℃の寒い季節を過ごしてきたムルマンチャーネにとっては、50℃差もある気候変動は全然、生ぬるくないです。ハードです。市北部にあるセミョーノフスコエ湖やウラ川の畔には、多くの州民が押しかけ水遊びを楽しんでいます。こんな陽気が、8月半ばまで続くそうです。
ところで海外でも話題になっている、マクドナルドの後継「フクースナ・イ・トーチカ」。
そのムルマンスク店が、6月27日10時にオープン。多くのマックファンが押しかけて、久しぶりの味を堪能していました。ロシアの各都市に在住の日本人の方が食レポをUPされていたので、私もムルマンスク代表で6月28日と7月4日に食レポして来ました。
メニューを見たんですが、やっぱり数が圧倒的に少ないですね。包装にロゴが入ってなかったり、ドタバタ間が否めない。
6月28日に行ったとき最初フィレオフィッシュとシェイクを注文したかったんですが、メニューになかったです。チキングランドとかいう、揚げチキン&チーズ&ベーコンがサンドされたバーガーを注文。でもチキンの下味がされてないようで、ソースはかかっているんですが、何だか物足りない味でした。ポテトは塩を節約しまくって、芋の味しかしませんでした。
7月4日に行ったときはチーズバーガーを注文。ミートパティはより薄くなったような気がします。ナゲットはやはり身が薄くなった気がしますが、味も食感も前のままでした。ポテトは塩が少し感じられました。フィレオフィッシュとシェイク、やっぱなかった…。ビックマックも…。
はやくマックが戻ってきて欲しいですね。
(MOPA/ロシア・ムルマンスク在住)
流行りの名前は時代と共に変われども、ロシアに同名の人が多いのは今も昔も変わらない。ロシア語には一語で「同じ名前の人」を表すтёзкаという単語があるほどだ。
例えばイワンは昔話にもよく登場する典型的なロシアの男性名。元はヘブライ語で「ヤハウェ(神)は恵み深い」を意味し、教会スラヴ語ではイオアン、日本語訳聖書ではヨハネに当たるが、この名の持ち主がいかに多かったか、V. A.ニコノフ『名前と社会』(1974年)にも記述がある。
「今日のモスクワにはイワノフ姓の持ち主が9万人おり、うち千人がイワン・イワノヴィチ・イワノフ」(ヴェチェルニャヤ・モスクワ紙、1964年)
自分もイワン、父親もイワン、先祖もイワン。※イワノフ姓の元は「イワンの子」を表す古い形の父称である。
「昔のロシアの村では農民男性の16~25%がイワンと名付けられていた。つまり5人に1人はイワンであった」
さらに我々の常識を粉々に打ち砕く実例が連射される。
「ナウームカに子、イワーシコ十七歳、又イワーシコ十五歳、又イワーシコ十一歳有」(バラフナー市課税台帳、1674年)
兄弟3人皆イワン。※イワーシコはイワンの卑称形。当時農民の名は書類に卑称で記載された。
「未亡人ペラゲーヤに三人の息子有。大きいイワーシコはモスクワへ出稼ぎに。中のイワーシコ十歳、三番目のイワーシコ八歳」(ヤロスラーヴリ市国勢調査台帳、1646年)
「チーホンの息子ペルヴーシカに子イワーシコと又イワーシコと、イワーシコと、又イワーシコ有」(同上、1646年)※父親の名はпервый「一番目の」に由来する、日本の太郎や一郎にあたる長男用世俗名。もしやその兄弟の洗礼名も皆同じで世俗名で区別していたのか?
イワンまたイワン。
同種の実例は他の名でも多発した。
「ガヴリールの息子アレクセイに三人の娘有り。エフフィーミヤ九歳、エフフィーミヤ七歳、エフフィーミヤ一歳」(コストロマー県ペーニエ村国勢調査、1776年)
「アンナの娘二人は共にアンナ」(同県レピョーヒノ村、1777年)
「イワンに妻アヴドーチヤと娘アヴドーチヤ、弟エゴール有。弟の妻と娘の名も共にアヴドーチヤ。一軒の百姓家に四人のアヴドーチヤ」(トヴェーリ県チェルノペーニエ村、1834年)
「三姉妹皆アヴドーチヤ」(同県ルジェフ郡マヌイロヴォ村、1834年)
「一家に三人のマールファと二人のプラスコーヴィヤ」「別の家に二人の娘有り双方ナスターシヤ、実の兄弟二人は双方エリセイ」「母と二人の娘、皆アヴドーチヤ」(オリョール州ジーズドラ郡ポドブージエ村、1858年)※地名は当時
教会の聖人暦に従い、誕生日の守護聖人に因んで名付けたら偶然兄弟や姉妹が皆同じ名前になってしまったとしても、本当にイワンやアヴドーチヤしか選べなかったのか、家族や周囲の不便は考えなかったのか。
名前とは。
ロシアで一つの名前から多種多様な愛称が生まれたのも、同名の人々を区別する必要があったことが一因ではないだろうか。
ちなみにイワンの一般的な愛称「ワーニャ」とその派生形に由来する姓は、ワーニン、ワーニキン、ワーネチキン、ワニチャーエフ、ワニューチン、ワニューヒン、ワニューシェチキン、ワニューシン、ワニャーギン等。正式名「イワン」とそこから枝分かれした呼び名から生じた姓は前述のイワノフの他、イワショーフ、イワーシン、イワーシキン、イワシューチン、イワシシェンコフ等。その他の派生形からできたものはイワネンコフ、イワニシシェフ、イワニコーフ、イーヴィン、イーフキン、チェルノイワノフ等。
この姓の多彩さもまた、元のイワンという名の持ち主の多さを物語っている。
(横嶋 冬美)
参考文献:
В. А. Никонов ≪ИМЯ И ОБЩЕСТВО≫ (1974), ≪СЛОВАРЬ РУССКИХ ФАМИЛИЙ≫ (1993)(V. A. ニコノフ『名前と社会』、『ロシア姓氏辞典』)
…言ってはいけません。今回は祇園祭について、ちょっとだけ(字数の都合上)ご紹介します。
ここでは「祇園祭の山鉾巡行」の話です。
ちなみに「祇園祭」は7月1日から31日迄1ヶ月にわたり続く、八坂神社(昔の名称は祇園社)の祭礼で、様々な儀式や行事の総称です。
それらは、厳格なしきたりに則って行われます。疫病退散を起源としながらも、皮肉にもコロナ禍で中止、縮小となりましたが、今年は3年振りに山鉾巡行が、あります。皆さんがニュース等で目にされている一番有名な場面は、その山鉾巡行の模様でしょう。その山鉾を「やまぼこ」と言われることを、京都の人は、それはもう、とても嫌がります。「やまぼこ」ではなく「やま・ほこ」です。山と鉾は別物なのです。くれぐれも、要注意です。
ちなみに京都で8月16日に行われる「五山の送り火」も「大文字焼き」などと言うと大変です。「安もんの饅頭じゃあるまいし!」と、ひんしゅくを買ってしまいます。
さて、話は戻りまして「祇園祭の山鉾行事」ですが、国の重要無形民俗文化財に指定とユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
その鉾は高さ約25mで(8階建てビルよりも高い)釘を一本も使わず縄だけで伝統の縄締め技法で組み立てられます。
その縄は長刀鉾(なぎなたほこ)では、3880mもの縄を使います。
重さは、最大の「月鉾(つきほこ)」で約12tにもなります。長刀鉾は必ず先頭で唯一生稚児(いきちご)を乗せて巡行する鉾。
その頂上(鉾頭)には平安時代の刀工、三条小鍛冶宗近が娘の平気平癒を願って鍛えた長刀がつけられていました。現在はその模造品がついています。
そして、その刃先は御所や八坂神社に向かない様に南向きについています。また、山鉾はどれも絢爛豪華な懸装品(染織物や工芸品)で飾られており、それも必見です。
懸装品には140種以上のもの吉祥を表す動物も描かれていますが、全ての山鉾に存在するのが鳳凰。そして、1つを除く他全部に存在するのが龍。八坂神社は、四神のうち東の地を守る青龍の位置に建っているから…だとか。他にも実に細部までこだわっていて驚きますよ。
(とくなが なつみ)
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