NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会
観て聴いて、ソ連の映画音楽 Back in the USSR again!

観て聴いて、ソ連の映画音楽 Back in the USSR again! 満席

 一昨年と昨年に開催した「ソ連歌謡番組」「モスクワ放送80 周年」にてトークした蒲生昌明さんを講師に三たびお迎えし、お話をうかがいます。

 今回のテーマは知られざるソ連の映画音楽。日本未公開の作品を中心に、世間に一石を投じた作品やちょっと可笑しな作品の音楽を、映像とともに楽しみます。また今年は「ソ連コメディの巨匠レオニード・ガイダイ生誕100年、没後30年」に当たります。今でも聴かれているガイダイ作品の音楽も大特集!

 詳細はチラシ(PDFファイル)をごらん下さい。

日時:2023年5月21日(日)
13:30開場、14:00開始、16:00終了
会場:横浜平和と労働会館4階会議室
参加費:一般1,000円、会員800円
定員:20名(要予約)

 
間宮林蔵銅像と日本最北端の地 間宮林蔵銅像と日本最北端の地

氷雪の門 氷雪の門

サハリン(旧:南樺太)残留日本人を知る会
~戦争に翻弄された残留日本人の人生、その体験から学ぶこと~

 2018年および2019年に神奈川県日本ユーラシア協会の旅行先として行ったサハリンは、1905年の日露戦争後、第二次世界大戦敗戦の1945年まで北緯50度線以南が「南樺太」という日本の領土でした。1947年までに大部分の日本人は引き揚げましたが、様々な事情から残らざるを得なかった「サハリン残留日本人」と呼ばれる人々がいます。ろう者(聴覚障がいをお持ちの方)であることから引き揚げに関する情報を得られなった平沼ニコライさん、そしてサハリンからウクライナに移り住んだものの今回の「ロシア-ウクライナ戦争」で第二次世界大戦と合わせて2回の戦争に翻弄された降旗英捷(ふりはたひでかつ)さんなど、1人1人にはそれぞれの人生ドラマがあります。

 今回、5月14日に横浜市港北区の「ギャラリー&スペース弥平」にて、そんな貴重なお話を語っていただくのは、サハリン残留日本人の永住帰国および、未だ残られている日本人の一時帰国を支援する団体である日本サハリン協会の斎藤弘美(さいとうひろみ)会長です。FM放送の報道課所属のアナウンサーであった斎藤さんがどうしてサハリン残留日本人の存在を知り、なぜ現在その支援を行っているのか?注目の内容が盛りだくさんの講演会間違いなしといえるでしょう!

日時:2023年5月14日(日)13:30開場、14:00開始、16:30頃終了
場所:ギャラリー&スペース弥平(横浜市港北区篠原北1丁目5-5)
東急東横線・JR横浜線 菊名駅西口より徒歩約6分
講師:斎藤弘美さん(日本サハリン協会会長)
参加費:神奈川県日本ユーラシア協会または日本サハリン協会の会員(当日の入会も可)1,000円、一般1,500円
定員:30名 要事前予約
お申し込み締め切り:5月10日(水)

※お申し込みの際には、お名前と連絡先の他、上記どちらの協会会員かまたは非会員か、「参加の動機」と「斎藤会長に聞きたいこと」をお知らせください。

 

ゴールデンウィークの締めくくりにロシアアニメを

 楽しいゴールデンウィークの最終日、ロシアアニメで楽しみましょう。作品は『森は生きている』(1956年ソ連映画/イワン・イワノフ=ワノ監督)です。子供向けの演劇でもよく上演されていますが、今回はアニメで観賞しましょう。

 かつて、旧ソ連はディズニーに勝るとも劣らないアニメ大国でした。それは「アニメは児童の情操教育に大変有益である」というソ連教育省の姿勢があったからです。演劇や実写では表現できないファンタジーはアニメならではです。大人の方も、この日ばかりは童心に帰って楽しんでみませんか。

 折角の機会なので、黒パンと紅茶だけでなく、子どもも大人も大好きな「ブリヌイ」もその場で作ります。ロシアの味を楽しむつもりでご参加を。

日時:5月7日(日)午後2時~
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:500円(黒パン・紅茶・ブリヌイ付)

 
昔話

新緑のロシア語・日本語交流会は「わたしの好きな昔話」4月30日開催!

 2023年新緑のオンラインによる「ロシア語・日本語交流会」は、ゴールデンウィーク2日目の4月30日(日)日本時間18時開始です。
 テーマは「わたしの好きな昔話」です。
 あなたの好きな昔話はなんでしょうか。かぐや姫?ねむり小僧?花咲か爺さん?昔話でなくともいいですよ。
 今回から、北極圏のムルマンスクで日本語を学習するみなさんの参加が期待されています。
 1人3分で、まずはロシア語で、そして日本語でも話してください。先着10人です。お申し込みはお早めに!
 参加される方には追ってZoomミーティングIDをお送りします。

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NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 2023年度(第19回)定期総会

NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 2023年度(第19回)定期総会

2023年4月2日(日)13:30~14:30
横浜平和と労働会館5階教室

1.開会宣言・総会役員選出

 司会の岩下佳右(よしあき)氏により開会され、議長に関戸真哉氏が選出されて開会を宣言した。その後総会書記に中垣内隆彦氏、資格審査員に井村真也氏が選出され、承認された。その後、木佐森雅道会長より現在のロシアとウクライナ情勢について、「私達の友好協会はやはりロシアとウクライナが仲良くして欲しいしバルト3国は難しいがそれ以外のロシアをはじめ12か国はお互いに助け合っていきましょう」と言う趣旨の挨拶が行われた。

2.資格審査報告

資格審査委員の井村真也氏の報告で、13:30現在会員214名中リモート8名、対面出席12名、委任状144名の合計164名を確認し、協会規約第28条及び第30条3項の規約に基づき、本総会が成立していることが宣言された。

3.経過報告・方針・会計報告・予算案及び会計監査報告

 各担当者から報告された。

4.会計監査報告

 金子隆一氏不在の為滝沢三佐子氏により代読となったが、会計が適切に処理されている旨報告された。

5.質疑応答

 会員の村越氏より、「ロシアの政治の問題をユーラシア協会に持ち込まない方がよい」と言う話があり、更に「ノモンハン、北方領土、またロシア連邦のブリヤート人が日本人の祖先ではないか」と言う趣旨のお話しがあり、木佐森会長から「全くその通りである」と言う趣旨の回答があった。その後それ以外に質問はなく承認された。

6.新年度役員選出

 退任する野口福美氏にかわり横浜ロシア語センター長に吉原れい氏が就任した。また新しく岩下佳右氏が理事に就任し、岩下氏より挨拶があった。

7.閉会挨拶

 司会の岩下氏より総会閉会の挨拶があった。

(書記:中垣内)

2023年度役員(敬称略)

会長 木佐森雅道(留任)
副会長 大山麻稀子(留任)、ロシア語委員長(兼務)
理事長 田中豊造(留任)
副理事長 関戸真哉(留任)、滝沢三佐子(留任)、中垣内隆彦(留任)、井村真也(留任)、内藤祐太(留任)
事務局長 吉原れい(留任)、横浜ロシア語センター長(兼務)
事務局次長 森美和(留任)
理事 梅津千里(留任)、五十嵐ヴァレリヤ(留任)、五十嵐大貴(留任)、岩下佳右(新任)
会計監査 金子隆一(留任)、小新幸康(留任)

 

「ザカルパッチャの料理を作ってみよう!」教室開催報告

3月5日 横浜平和と労働会館5階 当協会教室

 3月5日に「ザカルパッチャの料理を作ってみよう」を開催しました。

 ウクライナ出身のラリーサ先生と試行錯誤しながら3品の料理を選びました。それは「バノシュ」というとうもろこしのお粥、「ハルシュキ」という小麦粉の団子が入ったスープ、ビーツとプルーンがたっぷり入った「フツル人ヴァーリャのサラダ」です。私の生まれ育った南ロシアにも似たような料理があります。しかし今までに本場のウクライナ料理を食べたことがなかったので、料理教室をわくわくしながら待っていました。

 当日は朝から準備を始めました。雰囲気を作るためにラリーサ先生が用意してくださった「ルシニク」と言うウクライナの伝統的なタオルを飾り、ウクライナの音楽を流しました。

 今回は16名の方が参加してくださいました。3つのグループに分かれ、料理を作りました。久しぶりの対面でのイベントだったので、皆さん楽しんでおられました。料理が出来上がり、食卓を囲んで様々な話題が飛び交い、笑いの絶えない素敵で心が温まる素晴らしい交流の場になりました。

 友好団体として今こそこのようなイベントは極めて大切だと感じています。これからも様々なユーラシア諸国の文化を多くの人と共有し、相互の理解が深まるような場を作れるように努力をして行きたいと思います。

(文・五十嵐/写真:木佐森、岩下、滝沢)

料理教室
料理教室
料理教室
料理教室
料理教室
料理教室
ハルシュキ入りスープ
料理教室
バノシュ
料理教室
フツル人ヴァーリャのサラダ

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横浜ロシア語センター教室公開日 横浜ロシア語センター教室公開日

横浜ロシア語センター教室公開日報告

 「こんな時だからこそ、ウクライナ語もロシア語も、同じ学び舎で一緒に仲良く」とのコンセプトで開催した第138期前教室公開日。センター案内(野口福美先生、五十嵐ヴァレリヤ先生担当)には1名、ロシア語入門体験講座(織田桂子先生、菅原彩先生担当)には計2名、ウクライナ語入門体験講座(ジェルーリ・ラリーサ先生担当)には6名が参加した。予定を変更してウクライナ語体験講座の後にもセンター案内を行った。ロシア語学習相談は予約の2名とも欠席した。

 ロシア語はクラス開講のめどは立たなかったが個人レッスンには結びつけることができた。木曜・土曜の入門クラスも引き続き生徒募集中。ウクライナ語は体験講座参加者のうち、入門クラス受講希望者が2人。その方々の要望により、水曜日16時からも対面の入門クラスを新設することになった。火曜・木曜の入門クラスの募集も当面続行の方針。

 

横浜ロシア語センター第138期 4月開講!

 毎週月曜~日曜、入門・初級・中級・上級・会話・演劇・講読クラス等を開講。今期初めて学ぶ方のための「入門」クラスは、ロシア語は木曜夜と土曜昼に、ウクライナ語は火曜夜・水曜夕・木曜夜に予定しています。また初級以上のクラスは継続受講者が2名以上なら持ち上がりで同じ時間帯と講師で開講し、前期の続きまたは新しい課題を学習します。詳細はホームページをごらんください。

 

Курсы японского языка

Всех желающих изучать японский язык мы приглашаем на индивидуальные курсы японского языка при обществе ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава.

Наши курсы ориентированы в первую очередь на русскоговорящих, проживающих в Японии, поэтому большинство наших преподавателей владеют русским языком на высоком уровне. Возможны аудиторные и онлайн-уроки. Мы внимательно выслушаем Ваши пожелания и подберём оптимальную учебную программу.

За справкой обращайтесь по электронному адресу eurask2@hotmail.co.jp или в офис общества ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава (просьба заранее сообщить о своём визите по электронной почте).

日本語教室のご案内

 当協会の日本語教室は主にユーラシア(旧ソ連)諸国出身のロシア語を母語とする方を対象としています。

 この度、ロシア語版の講座案内ページができましたので、周りに日本語を学びたいロシア語話者の方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

 

ロシア民族楽器 バラライカ&ドムラ教室

 ロシア民族楽器を本格的に習える当教室は毎月2回土曜日にレッスンを行っています。4月のレッスンは8日、22日の予定です。今年は原則として第2・第4土曜に開講します。

 レッスンでは基本奏法、譜読みから音楽理論、デュオから基本的なアンサンブルまで学べます。日本ではまだまだ希少なロシアの民族楽器を奏でてみませんか?

時間:14:00~17:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館6階会議室

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 今月は休載いたします。

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アルメニアワイン
写真左から アルマス・カルムラヒュット、アルマス・アレニ、アルマス・ロゼ、クール・レッド、クール・ホワイト

アルメニアワイン入荷!

アルマス・カルムラヒュット 2,700円(税込)

 アルメニアの土着品種カルムラヒュット主体の赤ワイン。バラのような華やかな香りが広がり、紅茶のような風味と、凝縮したタンニン、スパイシーな味わいが特徴です。牛肉や羊肉とも合いますが、単品で飲むとさらに特徴が際立ちます。

アルマス・アレニ 2,700円(税込)

 アルメニアの土着品種アレニを使用した赤ワイン。野生的な赤系果実の風味、渋みは控えめでほど良い酸と長い余韻が特徴です。赤身魚や鶏肉、豚肉とよく合います。

アルマス・ロゼ 2,700円(税込)

 アルメニアの土着品種カルムラヒュット主体のロゼワイン。鮮やかな赤色が見た目にも華やかなワインです。バラのような香りと、赤系果実や紅茶の風味が特徴です。食前酒として、または野菜や鶏肉、果物とよく合います。

クール・レッド 2,700円(税込)

 アルメニアの土着品種アレニとスィレニをブレンドした赤ワイン。赤系果実の風味、ほどよい酸味と渋み、ほのかにスパイシーな味わいが特徴です。鶏肉や羊肉、ソフトチーズとよく合います。ラベルにはワインを運ぶ古代のアルメニア商人が描かれています。

クール・ホワイト 2,500円(税込)

 アルメニアの土着品種ヴォスケハットを使用した白ワイン。白い花の香りと洋梨のような風味、染み渡るような口当たりと豊かな果実味、ミネラル感が特徴で、余韻がスムーズなワインです。食前酒として、または野菜や魚介類とよく合います。

 購入は協会事務所にてお願いします。協会事務所ではアルメニアワインの他、そばの実、ジャム、お茶、お菓子、黒パンなどユーラシアの食品を扱っています。商品が少ない時期もありますので、確実を期す場合は事前にお問い合わせください。

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ロシア・トップ10

【芸能】Русская Десятка ロシア・トップ10

 ウクライナのNATO入り阻止を狙ったらフィンランドがNATO正式加盟で不意打ちの目に遭い、歴史的転換期を迎えたロシアから、2023年3月第4週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。10曲中3曲が新曲!

 6位にアルティク・アスティの新曲≪Кукла≫(人形)がランクイン。歌詞は好きだった男性に捨てられた女性の苦悩を描いてますが、MVは中国依存を深めていくことを余儀なくされるロシアの現状を大いに感じるストーリーです。

 2位にフィラトフ&カラスの新譜≪Мимо меня≫(私の傍に)がランクイン。MVは春夏秋冬7ヶ月に及び、9ヶ国18都市130箇所の象徴的な場所で撮影されたとか。今ロシア国民は欧州へのアクセスを制限されているので、溜息が漏れます。そして最後は曇天のモスクワのクレムリンが映し出される…昨今のロシアの状況から鑑みて…あなたはどう捉えますか。

 今月インスタサムカから首位奪取したのは、若きロシア女性の憧れそしてファッションリーダー、クライムブレリの新曲≪Иначе всё это зря≫(さもなくば全て無駄に)でした。彼女の本名はマリーナ・ジャダンで、ウクライナのドニエプロペトロフスク州出身。芸名は13歳のとき、情報数理の授業中に各文の頭文字を集めて作ったニックネームだそうで、その後からその方が私自身の名前だと内外に宣言し、音楽活動を始めたとか。新曲は2月にリリース、現在YouTube再生回数230万回超え。おめでとうございまーす!:-)

(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2023年3月17日~23日/MOPA)
画像は https://vk.com より

※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。

 
ミハイル・カンディンスキー(pf)
ミハイル・カンディンスキー(pf)
美帆子・カンディンスキー(vn)
美帆子・カンディンスキー(vn)

【音楽】「ミハイル・カンディンスキー(pf)、美帆子・カンディンスキー(vn)スプリング デュオリサイタル」

3月12日 於:東京・イデアレーブ イケガミ

 抽象画の先駆者ワシリー・カンディンスキーの兄の直系子孫であるミハイル・カンディンスキー氏と、妻の美帆子・カンディンスキー氏によるピアノとヴァイオリンのリサイタル。定期的に行われているそうだが、筆者は初めて拝聴した。

 今回のプログラムは春の芽吹きを感じさせる明るい曲が主体で、ヴィヴァルディ「春」第1楽章、ドヴォルザーク「ユーモレスク」、グリーグ「幻想小品集より」など。チャイコフスキー「四季より 春」では、ミハイル氏がA. マイコフの春の詩を朗読、ブラームス「ヴァイオリンソナタ第1番 雨の歌」では美帆子氏もイタリア山間部の旅の思い出を語るなどして、閑静な住宅街の中にある居住スペース兼イベントホールは、まるでロシアの文芸サロンのような雰囲気だった。

 使われているピアノは珍しいチェコのペトロフ社製。美帆子氏もヴィオラを使用したり、弓を持ち替えるなど、楽器の可能性を追求した演奏。ふたりの演奏はどれも透明感ある音質で、平和を祈る春にふさわしいデュオリサイタルとなった。

(滝沢)

 
「タバコの害について」 「タバコの害について」

【演劇】劇団夢現舎 令和5年も続くコロナの害が何だ!公演
「タバコの害について~コロナの頃中Ver.~」

2月24日 高円寺アトラクターズ・スタヂオ

 原作はチェーホフの短編「タバコの害について」。主演の益田喜晴氏のライフワークとして当劇団のレパートリー演目となっている。筆者は2016年の“初演”からのつきあいだが、世の移り変わりに従って、内容がますます自由にワールドワイドになってきた。

 「タバコの害について」は、女子校を経営するやり手の妻から、有益な講演をするように強要された夫の一人語り。演台に設けられたタイトルが「タバコの害について」である。彼は聴衆を前にタバコがいかに有害であるかを語ろうとしつつ、家庭でいかに妻から邪険に扱われているか、妻が彼にとっていかに恐ろしい存在であるかを語る。主題はあちこちへ脱線しまくる。しかし妻の影が目に入るやいなや「タバコを吸うことは有害です」という結論で終了。初演では妻から「逃げ出したい」オチが効いていた。聴衆も夫の分裂症気味な言動を一緒に楽しんだのであるが、ここ数年は妻の恐ろしさとコロナ禍による演劇界への逆風を兼ねる意味が加わった。観客とのソーシャルディスタンス、アベノマスクなどの小道具も相まって、逆境から「逃げ出したい」夫(=演劇人)と観客との距離感がもどかしい演出となった。

 そして今回の再々演。ウィズコロナの見通しはついたが、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。「タバコの害」はついに混迷を極める世界情勢に踏み込んだのだ。コロナ禍バージョンの頃からあるビニールの仕切りのほか、客席にはロシア・ソ連史をなぞるように、帝政時代からスターリン、プーチンにいたるロシアの権力者たちの肖像画が飾られている。くだんの夫は身近な不満から政治談議を語り、その中に日本の政治についてのかなり辛辣な意見が織り込みながら、ポストコロナに立ち現れる新たな困難や矛盾を主張する。

 これまで組み込まれていた「三人姉妹」などの名セリフは現れず、「罪と罰」のラスコーリニコフが「金を貸してくれ」と出現する。「強者が弱者を支配して世界を動かす権利を有する」というラスコーリニコフ症候群を暗示しているようで興味深い。

 憑りつかれたように語っては、正気に返ってせせら笑いを浮かべる夫。ラストは「逃げ出した」シルエットとなる。妻からも世界からも逃げ出すことができたのか、コロナ禍バージョンの「タバコの害について」は混迷のうちに終了した。

(文・滝沢 三佐子/写真・劇団提供)

 
「アンナ・カレーニナ」チラシ

【演劇】Discover World Theater Vol.13「アンナ・カレーニナ」

3月14日 於:渋谷・Bunkamura シアター・コクーン

 Discover World Theaterシリーズは、2015年から始まった演劇プロジェクト。海外の演劇人との交流の中で、戯曲に新風吹き込むのが狙いだ。

 今回は主役のアンナに宮沢りえ、彼女の夫カレーニンに小日向文世、アンナの恋人となるヴロンスキーに渡邊圭祐という豪華な配役で、台本・演出はイギリスのフィリップ・ブリーンという陣容。筆者は同シリーズでブリーン氏演出となる「罪と罰」(故・三浦春馬氏が主演)も鑑賞したが、大作といわれるロシア文学をイマジネーションの限りを尽くして料理している。「罪と罰」が多くの場面をひとつの舞台上でポリフォニックに展開させていた。それに対し、本作「アンナ・カレーニナ」はアンナ夫妻、キティ夫妻、ドリー夫妻の三組の夫婦の家庭をクローズアップしながら展開する。

 アンナの最期がオーバーラップする鉄道のシーンが冒頭におかれ、その鉄道は子ども部屋のおもちゃの汽車へと連なっていく。「子ども部屋」がイメージされた舞台装置は、この物語が子どもの目線を通したものであることも暗に語る。

 今回の舞台で際立ったことは、アンナの人間としての脆さである。彼女は夫に赦しを乞いながら、ヴロンスキーとの関係を断ち切ることができない。社交界からの村八分にも耐えることができずにヴロンスキーの愛に不信感を抱く。そして鉄道自殺。アンナのそれは、精神バランスを崩した自分自身への復讐だったかもしれないが、結果的に彼女の死はかかわった男たちの人生を暗く重くしていった。

 ことに宮沢りえの演じるアンナは、その容貌からしてファムファタール的要素が濃厚だった。例えば、アンナと夫のカレーニンがやりあう場面がある。彼らは独白で内心をさらけだしつつ、相手に対しては探りを入れたりカマをかけたりして言葉の駆け引きをする。アンナが自分の立場を有利にするために装う虚勢に対し、カレーニンは心から悩んでいるように見える。この舞台において、彼は体面だけを気にする人物としては描かれていない。

 どろどろの恋愛劇を繰り広げるアンナと対照的に描かれるのが、キティとリョーヴィンのカップル。トルストイの分身というべきリョーヴィンと、理想の女性として描かれるキティだが、彼らの「どこも同じような幸せな家庭」を築いていく過程が魅力的に映らないのは皮肉なものだ。実際、リョーヴィンが話す最後のセリフも、大作のラストシーンにしては中途半端な感じは否めず少々残念。

 しかしながら、英国人演出家の楽観的な結末は、「罪と罰」の演出と180度異なっていて興味深かった。

(お断り:宮沢りえさんが出演される舞台は、所属事務所の関係で舞台写真が提供されません)

(文:滝沢 三佐子)

 
「プーチンより愛をこめて」 「プーチンより愛をこめて」 「プーチンより愛をこめて」
(C) Vertov, GoldenEggProduction, Hypermarket Film-ZDF/Arte, RTS/SRG, Czech Television 2018

【映画】「プーチンより愛をこめて」

(原題:PUTIN’S WITNESS、監督:ヴィタリー・マンスキー、
2018年、ラトビア・スイス・チェコ・ロシア・ドイツ・フランス)

 「素顔のプーチンを貴方は目撃する」というキャッチコピーそのままに、大統領付き映像記録スタッフとして密着撮影していたマンスキー監督がとらえた、プーチンとその周辺の日常。

 1999年末、引退を宣言したロシア連邦初代大統領ボリス・エリツィンが、後継者として当時無名だったウラジーミル・プーチンを指名。3か月後に行われた大統領選挙で、プーチンは特に選挙活動をせずに2人の候補を抑え当選する。プーチン登場の前後、モスクワアパート爆破事件などが続発したが、当局はチェチェン武装勢力のせいにしてプーチンの知名度アップに成功。そして、プーチン当選に尽力した「チーム・プーチン」のメンバーは、解任されたり野党へ回ったりして、ドミトリー・メドヴェージェフだけが残ったのだった(元妻のリュドミラものちに離婚)。いかにして実権を握り、本性を現してきたかが徐々に炙り出されていくが、戦慄するしかないだろう。

 プーチンを後継者に選んだエリツィンの心情や、ソ連国歌復活を強く主張する「削除対象」シーン、「任期を終えて一般人に戻った時に恥ずかしくない仕事をしなければ」と語るプーチンの表情は、いかなるマスコミも伝えていないだけにたいへん貴重だ。脚本・出演ナレーターもマンスキー監督が担当、本作の制作について「沈黙は共犯」と考えた監督の勇気を称えたい。カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞受賞作。

 4月21日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて公開。横浜ではジャック&ベティにて(時期未定)。

(文:滝沢 三佐子)

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ペア優勝・三浦璃来&木原龍一組
ペア優勝・三浦璃来&木原龍一組
女子シングル優勝・坂本花織選手
女子シングル優勝・坂本花織選手
女子シングル5位・三原舞依選手
女子シングル5位・三原舞依選手
女子シングル10位・渡辺倫果選手
女子シングル10位・渡辺倫果選手
アイスダンス11位・村元哉中&高橋大輔組
アイスダンス11位・
村元哉中&高橋大輔組

ISU世界フィギュアスケート選手権大会2023(前編)

3月22日(水)~3月26日(日) さいたまスーパーアリーナ

 「すごいものを見せてもらった」 大会を振り返っての感想は、この一言に尽きます。それは、3カテゴリーで金メダル、男女シングルとも連覇、ペア初優勝という日本選手の快挙があったからということではなく、完成度の高いシーズン集大成の演技や、見ている者を幸せな気持ちにするような演技が次々と繰り広げられたからです。大会期間中はあいにく雨模様の天気が続きましたが、会場内は温かい空気に包まれていました。

ペア:悔し涙から歓喜の涙へ、りくりゅう初優勝。

 演技を終えた三浦璃来選手は呆然とした表情で、木原龍一選手に励まされてなんとか笑顔で総立ちの観客に応えました。優勝をかけたフリーは、二人のユニゾンが素晴らしく、また1か月前の四大陸ではミスのあった3トゥループー2トゥループー2アクセルの連続ジャンプやスロー3ルッツを決めるなど難度の高いものでした。終盤のスロー3ループで転倒してしまいましたが、最後までスピードがあり、リフトから二人が抱き合うポーズで締めくくられると、会場中が惜しみない拍手を二人に送りました。しかし、練習してきたことが出し切れなかった悔しさでしょうか、キスクラで涙を流す三浦選手。フリーの得点141.44が表示されるとその表情が驚きに変わり、会心のショートプログラム(以下SP)との合計で総合1位となったことがわかると、木原選手、ブルーノコーチと3人で嬉し泣きしながら抱き合い喜びをかみしめていました。日本のペア初の金メダルという歴史的瞬間でした。

 昨年のチャンピオン・クニエリム&フレージャー組(アメリカ)は、滑り出しから会場の雰囲気を自分たちの色に変え、サイドバイサイドのジャンプでのミスはありながらも、力強くダイナミックな演技でフリーではトップ、総合で2位。ユーロチャンプのコンティ&マッチ組(イタリア)が、ストーリー性のあるプログラムを淀みなく披露し、やり切った表情で3位表彰台に上りました。

 シング・シング・シングを明るく楽し気に演じたグルベワ&ギオトポウロス・ムーア組(オーストラリア)、第二グループで最後までスピードが落ちることなく完成度の高いプログラムを見せたホック&クンケル組(ドイツ)、第一グループで高いツイストリフトを見せ、これからが楽しみなガメス&コロヴィン組(フィリピン)などの演技も印象に残りました。

女子シングル:連覇を決めた「カオリの3T」

 それはフリー後半のボーナス点が付く最初のジャンプ。冒頭の雄大な2アクセルからそこまでノーミスで滑っている坂本花織選手がフリップの構えに入り跳んだ…1フリップ。「あ~」と観客がため息交じりの声を出した次の瞬間、「え、3トゥループ!?」 抜けたジャンプにすかさず3回転をつけたことに、会場は息を呑み沸きました。両手を広げたフィニッシュから、頭を抱え、顔を覆う坂本選手。試合前から「4年前のリベンジをしたい」と話していた本人にとっては、2019年に同会場で行われた世界フィギュアと同様にフリップが抜けたことが悔やまれてならなかったのかもしれませんが、スピードを殺さず流れに乗った大きなジャンプ、感情のこもった表現など見応えのある演技でした。フリー2位で総合1位となり、日本選手としては初めての連覇達成。2位との差は4点もなかったので、あの3トゥループを付けた強い気持ちが引き寄せた優勝でした。

 フリー1位で総合2位となったのは、先日の四大陸で優勝したイ・ヘイン選手(韓国)。流れのある正確なジャンプやしっかりしたスケーティングでスケールの大きさを感じました。韓国はジュニアも含めて層が厚くなってきています。3位には、ルナ・ヘンドリックス選手(ベルギー)が、3ルッツの転倒もありながら力強い滑りでSP5位から順位を上げて昨年の2位に続き表彰台に上りました。

 6年ぶりの世界選手権出場となった三原舞依選手は、自分の人生を重ねて滑ったSP「戦場のメリークリスマス」のミスのない美しい演技で3位発進。イメージチェンジを図った情熱的なフリーでは前半のジャンプは決まっていましたが、2回目の3ルッツの着氷が乱れ連続ジャンプに出来なかったことなどが響き、総合5位となりました。今季大活躍の渡辺倫果選手は、SPでは2つのジャンプミスで15位と出遅れましたが、フリーは冒頭の3アクセルこそ転倒したものの、その後は後半にかけて伸び伸びと情感あふれる演技を行い、総合10位まで順位をあげました。

 柔らかい表現で印象的なプログラムを滑ったニーナ・ピンザローネ選手(ベルギー)、スピード感あふれる演技のキミー・レポンド選手(スイス)なども上位に入り、若い力の台頭も目立ちました。中でも、フリーで3位、総合でも6位になったキム・チェヨン選手(韓国)は、小気味よいジャンプや高速なスピンなど高い技術を持ち、近い将来大きく花開きそうです。ベテラン勢ではニコル・ショット選手(ドイツ)が、大人の演技でSP、フリー共ミスなく揃え、自己ベストを更新した姿も心に残りました。

アイスダンス:かなだい感動のフリーと、チョック&ベイツ組(アメリカ)の圧倒的優勝

 村元哉中&高橋大輔組がついにフリー「オペラ座の怪人」の完成形を披露してくれました。5階席まで埋め尽くした観客が固唾を呑んで見守る中、ファントムの仮面をはぎ取るスタートで物語の扉が開かれ、前半のハイライトのストレートラインリフトも華やかに決まり、二人が描くストーリーが氷上に次々と繰り広げられました。今回変更した最後のコレオリフトが成功すると、会場中が飛び上がるように立ち上がり、地鳴りのような拍手と歓声を二人に送りました。涙ぐむ高橋選手と手を差し伸べる村元選手。この場でこれだけの演技ができた喜びに満ちていました。フリーは10位で総合11位。「2枠」切符を得られる総合10位にあと一歩というところまで来ました。

 チョック&ベイツ組(アメリカ)がついに金メダルを手にしました。世界選手権出場9回で、今まで銀メダル1、銅メダル2。今シーズンのプログラムは、NHK杯で観た時はあまり印象に残らなかったのですが、全く別次元のものに仕上げチョクベイの色に染めていました。これは優勝だろうと思ったところで女性が転倒しヒヤッとしましたが、要素では全て最高レベルを揃え2位を6点以上引き離して堂々の初優勝でした。

 最終グループは見応えのある演技の連続。2位のギニャール&ファブリ組(イタリア)は女性をくるっと回して肩車するようなリフトで強い印象を与え、スピード感あふれるプログラムを演じきりました。3位のギレス&ポワリエ組(カナダ)は女性が虫垂炎から回復したばかりだそうで万全ではない中、シームレスなストーリー性のある「エビータ」を演じ、最後の挨拶まで演技を続けているところがオシャレでした。メリハリのあるフラメンコを演じたフルニエ・ボードリー&サアアンスン組(カナダ)の総合5位と合わせてカナダが3枠を取り戻したことは、来季に向け嬉しいニュースです。総合4位のフィアー&ギブソン組(イギリス)はパワフルに踊りまくり、会場を沸かせました。

 第3グループでは、深いエッジで吸い付くように力強く滑るタシュレロワ&タシュレル組(チェコ)、春のせせらぎのような演技を見せたトゥルッキラ&ヴェルスルイス組(フィンランド)が自国に2枠をもたらしました。NHK杯で好演技だった折原&ピリネン組(フィンランド)を来年のワールドで観られるかもしれないと思うと楽しみが増えます。

(つづく/山成 聡子)
※男子シングルのレポートと試合結果は次号に掲載します。お楽しみに!

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戦争を終わらせるために一言

 4月2日の定期総会に際し、会員の皆様に、出欠の返信に添えて標題のメッセージを書いていただきました。

〇戦争中止を堂々と述べられる様なロシア語をマスターしましょう。

〇毎日、戦争が終わるように仏壇に向かって祈っています。南無妙法蓮華経

〇ロシアは、頭を冷やして早く戦争をやめろ!

〇地球という奇跡の星に生きる者同士手を取り合って生き残りましょう!

〇一日も早い停戦を!これ以上人を殺しあってはならない。「エルベの誓い」を思い起こせ。

〇人類最大の愚行は戦争です。そして、戦争は必ず満ち足りた権力者や富裕層が引き起こし、彼らに苦しめられている庶民が犠牲になります。人類最大の善行は反戦・平和だと思います。

〇負の連鎖に加担しないよう、一日も早く連鎖が断ち切られる、自分の両手の範囲でできることをしていきたい。

〇命を大切に

〇平和な両国を一日も早く。

〇ロシアのチェチェン進攻の時、プーチン大統領へ協会から署名を添えて、抗議文を提出したことを思い出しました。
 今、ウクライナで残虐行為を行っているロシア軍の中に多くのチェチェン出身者がいると聞き、ショックを受けました。かつての被害者が加害者になってしまったという事実。今も、ウクライナの子どもたちがロシアに連れ去られ、同じ洗脳をされています。私は、今、ただ無力感だけを感じています。

〇日本が主導し、ロシア、ウクライナ両軍の即時停戦をすすめることを願います。西側に加担しすぎると、この戦争に巻き込まれてしまうと思います。

〇核兵器の使用をちらつかせ、原発にミサイルを落とすこと。これを絶対許してはいけないと、世界で一番大きな声を、日本は上げ続けていかないといけないはず。一線を越えようとしているプーチンを許してはいけない。

〇話し合いが進められているのでしょうか。連日取り上げられていますが、この戦争を終わらせるために、どうしたらいいか、何をすべきかが伝わってきません。外交が大事です。

〇ロシアは、すぐ撤退すべき。ウクライナに平和な日常が戻るまで、支援し続けたい。

〇ロシア軍を撤退させるために、日本も西側諸国と連携して支援を!

〇ウクライナ・ロシア両国が、武力でなく、対話によって解決することを望むとともに、微力ながら自分にできることをしていく所存です。

〇様々な立場、意見を持つ人々が安全に主張や議論を行える場が必要だと思います。SNSやネットは現状では、機能していないのでは…。

〇どんな命も一度しか生きられません。その大切な命を奪う権利は誰にもありません。

〇ロシアの尊厳と未来を取り戻すために、ウクライナからの即時撤退を!

 

日本人の祖先は…

 世の中では、徐々にコロナ禍前の様子を取り戻しつつあります。最近では、外国人観光客の姿も目立ってきました。でも、ロシア人の姿は見えませんね。

 「日本」と「ロシア」。それは「近くて遠い国」とも言われてきました。昔、「日本人の祖先は大陸を渡ってやってきたと」と考えられていましたが、近年の研究では、それをもっとたどって行くと「どうやら、日本人はバイカル湖あたりから来た人が…」という説が出てきました。諸説ある内のひとつですが、私は興味深い説だと思います。日本人とバイカル湖がつながっているなんて…。

 私が、以前、ある方からお聞きした話ですが、「ロシアでは、意外にも反日教育はしていない」そうです。ただ、現在はとなると、どうかはわかりませんが。ロシア人にとって「日露戦争?そんな昔のこと。自分が生まれる前のことだし…。別に、もういいんじゃない」という感覚だそうで、日本人に対して、「恨みを持っている」というよりは、むしろ親日家の人々が多いのだとか。

 ウクライナのことで、ロシア人はウクライナ人だけでなく、世界中の多くの人々から未来の長きにわたり恨まれることでしょう。

 でも、私は切に願います。「戦争を起こしている人物とロシア人全員とを一緒に見ないであげて…。ロシア国民だって、ある意味かわいそうなのです」と。

 どうか、一日も早く平和が訪れますように!どうか一日も早く、ロシア人も日本にきてくれますように!そして、どうか一日も早く、NHKでTVのロシア語講座が再開されますように!

(とくなが なつみ)

 
第1回 ジョージアフェスティバル チラシ

【イベント情報】第1回 ジョージアフェスティバル

とき:5月20日(土)~5月21日(日)10:00~18:00
ところ:上野公園不忍池
入場無料 雨天決行

民族音楽・民族舞踊ステージのほか、ジョージアワイン、ジョージア料理も楽しめます。ジョージア大使館からお借りした民族衣装展示も。

 

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中世ロシア興亡史講義 ~歴代君主の素顔とその真実~ 862-1598
第202回 モスクワ宮廷生活の変化

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