ロシアの菜園付きセカンドハウス「ダーチャ」

ここまで前進!第2回ダーチャサポート会議


第2回ダーチャサポート会議  さる8月22日、山梨・五風十雨農場で第2回ダーチャサポート会議が開催された。

 参加者は東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、大阪府、広島県などから総勢13名。

 12:00開会、自己紹介と各地域での取り組み、今後の展望などを語り合う。

 千葉では高田造園設計さんが中心となってダーチャサポートの基礎組織としてダーチャ村のNPOを立ち上げる計画が報告された。用地などは既に確保し、具体的構想を練っているとの事。千葉での取り組みが成功すれば、その他の地域にも良い参考になる。

 つくばでは不動産業者に高田さんが関わりながらダーチャ村に近いものを実現する動きもある。ダーチャサポート本部と千葉ダーチャNPOが相互に緊密に情報交換することでお互いに助け合う事が出来る。

第2回ダーチャサポート会議  山梨では五風十雨農場にモデル・ダーチャを、参加者がそれぞれの専門を生かして協力し、設計、建設し、一杉次郎さん、エルヴィラさんご夫妻がダーチャ村の管理人を兼ねて移住することで基本的に合意した。建設予算は500万円ほど。ダーチャ建設に必要な木材など建設資材は千葉の高田さんが寄贈する。あとは諸条件の詳細を含め、具体的なプランを煮詰めていく段階に移行する。建築設計が専門の杉本龍彦さんに一杉さんの住居の設計を引き受けて頂いた。このプロジェクトの主導的役割は高田さんにお引き受け頂いた。

 関西では高草理事長が複数の候補地に当たるも、確定までには至っていない。高草理事長のレストラン「らぽーむ」は農場を開設予定で、農場とダーチャ村の併設をイメージしている。

 全体としては…

 参加者の杉本さんより、ダーチャ・サポートの目指す方向性を視覚的に詳細なスケッチで表現した資料の提出を受けた。

 ダーチャ村のルールづくり(コードづくり)が必要ではないかとのご意見を山梨のオブザーバーの方から頂戴した。NPO法人ダーチャ・サポート設立の具体的な手続きに関しては、今回初参加の方もおられた上に時間も限られており、ほとんど討議出来なかったが、参加理事の方々には当日が設立総会ということで設立登記手続きを進めていく旨を報告、了承して頂いた。

 内容としては以上のようなことであったが、今回は柴田、向山両理事の関係でオブザーバーとして初参加して頂いた専門家の方も3名あり、様々なテーマで活発な討議が行われ、一層の知識の共有が図られた。休憩時間にはウラジオストク、ハバロフスク訪問から戻ったばかりの高草、柴田両理事の写真を拝見し、ダーチャのお話も聞くことが出来た。また、一杉夫人エルヴィラさんと令娘カリーナさんのお二人が昼食にウズベキスタン料理を用意してくださり、参加者一同舌鼓を打つことができた。

(9/2、当協会にダーチャの初引き合いが入りました。)

(柴田)

●次回会議日程は10月9日(木)12:00~。
ダーチャに興味のある方の参加を歓迎します。(高草)