2001年度活動報告

2.文化・交流行事の成功

2001年は、

1月のヨールカ祭、
2月のジバエードフコンサート、
3月のバラライカ・ドムラ教室修了演奏会、
5月の横浜ロシア散策、
6月のロシア料理教室、
7月の鵠沼海水浴、国際花火大会、
8月のロシア旅行、
9月のビデオ上映特別企画(日中友好協会神奈川県連合会共催「戦争と人間」完結編一挙上映)、
ロシア語大交流会、ロシア旅行事後交流会、
10月の鎌倉ハイキング、
11月のロシアンアンサンブル、
12月の望年会と、

かなりの反省点(準備不足・一部の役員への過重負担・財政的失敗)があったものの、
いずれも好評を博し、参加者も満足した行事となりました。

県連総会と連携して行ったジバエードフコンサートは、
多くの音楽愛好家の参加があり、大変充実したものとなりました。
その流れがバラライカ・ドムラ教室修了演奏会につながりました。

横浜ロシア散策は初めての試みでした。
外人墓地の中に一際目立つロシア正教独特の墓群は市民の間でもあまり知られていないものでした。
また、幕末動乱の際に埋められたロシアの大砲は開港と文明開化の歴史の一幕を教えてくれました。 

昨年、好評だった江ノ島、鵠沼散策を今年は鵠沼海岸での海水浴に絞りました。
海に接する機会の少ない大陸国ロシアに育った人達と楽しく海で一日を過ごしました。

ロシア旅行は県連独自の取組として、3年連続行われました。
参加者の中には再度の訪問を希望する人が多く、「夏はハバロフスク」というスタイルが定着してきました。
ハバロフスクの露日協会との交流は今後も深いものになることでしょう。
一般のツアーとは異なり、市民との交流を念頭においた内容は、
参加者のほとんどが「来年も行きたい」と感想をもらすほどでした。
今後も毎年夏にロシア旅行を企画していきたいと思います。

そして、毎年8・15恒例の「戦争と平和を考えるビデオ上映会特別企画」は、
「戦争と人間」完結編を取り上げました。
同じ友好団体である日中友好協会と共催して行いました。
南京大虐殺からノモンハンへと歴史を辿りながらの映画は長時間にもかかわらず、
皆熱心に鑑賞していました。

また、今まで春に行っていた鎌倉ハイキングは今回は秋にしてみました。
爽やかな秋晴れの中、紅葉を愛でながらの散策は格別でした。

何よりも今年度の最大の収穫は、バラライカ・ドムラアンサンブルで
一つの会場を満席にするコンサートが出来たことです。
今後もこのようなコンサートが出来るようにしたいと思います。

いずれの行事も定例化し、会員に毎年この時にはこの行事があると
アピールできるようになったことは大きい前進でした。
これら協会ならではの多彩な文化行事は多くの人々の関心と興味を引き、
ユーラシア諸国との文化・交流を広めるという大変意義のある事業が出来たと思います。

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