特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会定款

第1章 総則
第2章 目的及び事業
第3章 会員
第4章 役員、職員及び顧問
第5章 総会
第6章 理事会
第7章 資産及び会計
第8章 定款の変更、解散及び合併
第9章 公告の方法
第10章 雑則

第1章 総則

(名称)
第1条
この法人は、特定非営利活動法人神奈川県日本ユーラシア協会という。
但し、英文表記は、Specified Nonprofit Corporation Kanagawa Japan-Eurasia Society とする。

第2条
この法人は、主たる事務所を神奈川県横浜市中区桜木町3丁目9番横浜平和と労働会館5階に置く。


第2章 目的及び事業

(目的)
第1条
この法人は、日本国民と旧ソ連邦諸国民相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

(特定非営利活動の種類)
第4条
この法人は、前条の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行なう。
(1)社会教育の推進を図る活動
(2)文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動
(3)人権の擁護又は平和の推進を図る活動
(4)国際協力の活動

(事業)
第5条
この法人は、前条の目的を達成するため、次の特定非営利活動に係る事業を行なう。
(1)文化交流事業
(2)経済交流事業
(3)諸条約協定締結、改廃についての世論を喚起する事業
(4)在日旧ソ連邦諸国民との相互協力、支援事業
(5)その他この法人の目的を達するための事業


第3章 会員

(種別)
第6条
この法人の会員は、次の3種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法」(以下「法」という。)上の社員とする。
(1) 正会員 この法人の目的に賛同して入会した個人及び団体
(2) 賛助会員 この法人の事業を賛助するために入会した個人及び団体
(3) 名誉会員 この法人に功労のあったもので、理事会において推薦された個人及び団体

(入会)
第7条
正会員及び賛助会員として入会しようとするものは、理事長が別に定める入会申込書により、理事長に申し込むものとし、
理事長は、そのものが前条各号に掲げる条件に適合すると認めるときは、正当な理由が無い限り、入会を認めなければならない。
2 理事長は、前項のものの入会を認めないときは、速やかに、理由を付した書をもって本人にその旨を通知しなければならない。
3 名誉会員は、入会の手続きを要せず、本人の承諾をもって会員となる。

(入会金及び会費)
第8条
正会員及び賛助会員は、総会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない。

(会員の資格の喪失)
第9条
正会員及び賛助会員が次の各号のーに該当するに至ったときは、その資格を喪失する。
(1)退会届の提出をしたとき。
(2)本人が死亡し、又は正会員及び賛助会員である団体が消滅したとき。
(3)継続して1年以上会費を滞納したとき。
(4)除名されたとき。

(退会)
第10条
正会員及び賛助会員は、理事長が別に定める退会届を理事長に提出して、任意に退会することが出来る。

(除名)
第11条
正会員及び賛助会員が次の各号のーに該当するに至ったときは、
総会において正会員総数の4分の3以上の議決により、これを除名することが出来る。
この場合、その正会員及び賛助会員に対し、議決の前に弁明の機会を与えなければならない。
(1)この定款等に違反したとき
(2)この法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。

(拠出金品の不返還)
第12条
既納の入会金、会費及びその他の拠出金品は、返還しない。


第4章 役員、職員及び顧問

(種別及び定数)
第13条
この法人に次の役員を置く。
(1)理 事 20人以上30人以内
(2)監 事 2人
2 理事のうち1人を会長、1人を副会長、1人を理事長、1人を副理事長、1人を事務局長、若干名を常任理事とする。

(選任等)
第14条
理事及び監事は、総会において選任する。
2 会長、副会長、理事長及び副理事長、事務局長は、理事の中から総会において選任する。
3 常任理事は理事の互選とする。
4 役員のうちには、それぞれの役員について、その配偶者若しくは3親等以内の親族が一人を超えて含まれ、
  又は当該役員並びにその配偶者及び3親等以内の親族が役員の総数の3分の1を超えて含まれることになってはならない。
5 監事は、理事又はこの法人の職員をかねることは出来ない。

(職務)
第15条
会長は、この法人を代表し理事会の決定に従い法人の対外業務を総括する。
2 副会長は会長を補佐し、会長に事故あるとき又は会長が欠けたときは、その職務を代行する。
3 副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故あるとき又は理事長が欠けたときは、その職務を代行する。
4 常任理事は、この法人の常務を掌握する。
5 事務局長は、この法人の事務を総括する。
6 理事は、理事会を構成し、この定款の定め及び理事会の議決に基づき、この法人の業務を執行する。
7 監事は、次に掲げる職務を行なう。
(1)理事の業務執行の状況を監査すること。
(2)この法人の財産の状況を監査すること。
(3)前2号の規定による監査の結果、この法人の業務又は財産に関し不正の行為又は法令若しくは定款に違反する
重大な事実があることを発見した場合には、これを総会又は所轄庁に報告すること。
(4)前号の報告をするため必要がある場合には、総会を召集すること。
(5)理事の業務執行の状況又はこの法人の財産の状況について、理事に意見を述べ、若しくは理事会の召集を請求すること。

(任期等)
第16条
役員の任期は、就任した日から翌年度の通常総会開催日までとし再任を妨げない。
2 補欠のため、又は増員によって就任した役員の任期は、それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする。
3 役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行なわなければならない。

(欠員補充)
第17条
理事又は監事のうち、その定数の3分の1を超えるものが欠けたときは、遅滞なくこれを補充しなければならない。

(解任)
第18条
役員が次の各号の一に該当するに至ったときは、総会において正会員総数の4分の3以上の議決により、
これを解任することが出来る。この場合,その役員に対し,議決の前に弁明の機会を与えなければならない。
(1)心身の故障のため、職務の遂行に堪えないと認められるとき。
(2)職務上の業務違反その他役員としてふさわしくない行為があったとき。

(報酬等) 第19条
役員は、その総数の3分の1以下の範囲で報酬を受け取ることが出来る。
2 役員には、その職務を執行するために要した費用を弁償することが出来る。
3 前2項に関し必要な事項は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。

(職員)
第20条
この法人に、事務局員を置く。
2 事務局員は、理事長が任免する。

(顧問) 第21条
この法人に、役員とは別に顧問を置く。
2 顧問は、会長又は理事長が任命する。
3 顧問は、会長又は理事長の諮問に応じて、この法人の運営に対して助言をする。


第5章 総会

(種別)
第22条
この法人の総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。

(構成) 第23条
総会は、正会員をもって構成する。

(権能)
第24条
総会は、以下の事項について議決する。
(1)定款の変更
(2)解散
(3)合併
(4)事業計画及び収支予算に関する事項
(5)事業報告及び収支決算に関する事項
(6)役員の選任等に関する事項
(7)入会金、会費に関する事項
(8)長期借入金に関する事項
(9)事務局の組織等に関する事項
(10)その他この法人の運営に関する重要事項

(開催)
第25条
通常総会は、毎年一回開催する。
2 臨時総会は、次の各号の一に該当する場合に開催する。
(1)理事会が必要と認め召集の請求をしたとき。
(2)正会員総数の5分の1以上から会議の目的である事項を記載した書面をもって召集の請求があったとき。
(3)第15条7項4号の規定により、監事から召集があったとき。

(召集)
第26条
総会は、前条第2項第3号の場合を除き、理事長が召集する。
2 理事長は前条第2項第1号及び第2号の規定による請求があったときは、
  その日から30日以内に臨時総会を召集しなければならない。
3 総会を召集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面をもって、
  少なくとも5日前までに通知しなければならない。

(議長)
第27条
総会の議長は、その総会において、出席した正会員の中から選出する。

(定足数)
第28条
総会は、正会員総数の2分の1以上の出席がなければ開会することが出来ない。

(議決)
第29条
総会における議決事項は、第26条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。
2 総会の議事は、この定款に規定するもののほか、出席した正会員の過半数を持って決し、
可否同数のときは、議長の決するところによる。

(表決権等)
第30条
各正会員の表決権は、平等なるものとする。
2 やむをえない理由のため総会に出席できない正会員は、あらかじめ通知された事項について書面をもって表決し、
  又は他の正会員を代理人として表決を委任することが出来る。
3 前項の規定により表決した正会員は、前2条及び次条第1項の適用については、総会に出席したものとみなす。
4 総会の議決について、特別の利害関係を有する正会員は、その議事の議決に加わることが出来ない。

(議事録)
第31条
総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)正会員総数及び出席者数(書面表決者又は表決委任者がある場合にあっては、その数を付記すること。
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果
(5)議事録署名人の選任に関する事項
2 議事録には、議長及びその会議において選任された議事録署名人2人以上が署名、押印しなければならない。


第6章 理事会

(構成)
第32条
  (1)理事会は、理事をもって構成する。

(権能)
第33条
理事会はこの定款で定めるもののほか、次の事項を議決する。
(1)総会に付議すべき事項
(2)総会の議決した事項の執行に関する事項
(3)その他総会の議決を要しない会務の執行に関する事項

(開催)
第34条
理事会は、次の各号の一に該当する場合に開催する。
(1)四半期毎の定例理事会
(2)理事長が必要と認めたとき
(3)理事総数の3分の1以上から会議の目的である事項を記載した書面をもって召集の請求があったとき。
(4)15条第7項5号の規定により、監事から召集の請求があったとき。

(召集)
第35条
理事会は、理事長が召集する。
2 理事長は、前条第3号及び第4号の規定による請求があったときには、
  その日から15日以内に理事会を召集しなければならない。

(議長)
第36条
理事会の議長は理事長がこれに当る。

(定足数)
第37条
理事会は、理事総数の過半数の出席がなければ開会することが出来ない。

(議決)
第38条
理事会における議決事項は、第35条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。
2 理事会の議事は、理事総数の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

(表決権等)
第39条
各理事の表決権は、平等なるものとする。
2 やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、
  あらかじめ通知された事項について書面をもって表決することが出来る。
3 前項の規定により表決した理事は、前2条及び次条第1項の適用については、理事会に出席したものとみなす。
4 理事会の議決について、特別の利害関係を有する理事は、その議事の議決に加わることが出来ない。

(議事録)
第40条
理事会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)理事総数、出席者及び出席者氏名(書面表決者にあっては、その旨を付記すること。)
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果
(5)議事録署名人の選任に関する事項
2 議事録には、議長及びその会議において選任された議事録署名人2人以上が署名、押印しなければならない。


第7章 資産及び会計

(資産の構成)
第41条
この法人の資産は、次の各号に掲げるものをもって構成する。
(1)設立当初の財産目録に記載された資産
(2)入会金及び会費
(3)寄付金品
(4)財産から生じる収入
(5)事業に伴う収入
(6)その他の収入

(資産の区分)
第42条
この法人の資産は、特定非営利活動に係る事業に関する資産の1種とする。

(資産の管理)
第43条
この法人の資産は、理事長が管理し、その方法は、総会の議決を経て、理事長が別に定める。

(会計の原則)
第44条
この法人の会計は、次に掲げる原則にしたがって行なうものとする。
(1)収入及び支出は、予算に基づいて行なうこと。
(2)会計簿は、正規の簿記の原則に従って正しく記帳すること。
(3)財産目録、賃借対照表及び収支計算書は、
会計簿に基づいて収支及び財政状態に関する真実な内容を明瞭に表示したものとすること。
(4)採用する会計処理の基準及び手続きについては、毎事業年度継続して適用し、みだりにこれを変更しないこと。

(会計の区分)
第45条
この法人の会計は、これを分けて特定非営利活動に係る事業に関する会計の1種とする。

(事業計画及び収支予算)
第46条
この法人の事業計画及びこれに伴う収支予算は、理事長が作成し、総会の議決を経なければならない。

(暫定予算)
第47条
前条の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、
理事長は理事会の議決を経て、予算成立の日まで前事業年度の予算に準じ収入支出することが出来る。
2 前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。

(事業報告及び収支決算)
第48条
この法人の事業報告及び収支決算は、毎事業年ごとに理事長が事業報告書、収支計算書、
賃借対照表及び財産目録等として作成し、監事の監査を経て、その事業年度終了後2ヶ月以内に総会の承認を得なければならない。

(事業年度)
第49条
この法人の事業年度は、毎年1月1日に始まり同年12月31日に終わる。

(長期借入金)
第50条
この法人が資金の借入をしようとするときは、その事業年度の収入をもって償還する短期借入金を除き、
総会の承認を得なければならない。


第8章 定款の変更、解散及び合併

(定款の変更)
第51条
この法人が定款を変更しようとするときは、総会に出席した正会員の4分の3以上の議決を得なければならない。
2 定款の変更は、次に掲げる事項を除いて所轄庁の認証を得なければならない。
(1)主たる事務所の所在地およびその他の事務所の所在地(所轄庁の変更を伴わないものに限る)
(2)資産に関する事項
(3)公告の方法

(解散)
第52条
この法人は,次に掲げる事由により解散する。
(1)総会の決議
(2)目的とする特定非営利活動に係る事業の成功の不能
(3)正会員の欠乏
(4)合併
(5)破産
(6)所轄庁による設立の認証の取り消し
2 前項第1号の事由によりこの法人が解散するときは、正会員総数の4分の3以上の承諾を得なければならない。
3 第1項第2号の事由により解散するときは、所轄庁の認定を得なければならない。

(残余財産の帰属)
第53条
この法人が解散(合併または破産による解散を除く)したときに残存する財産は、
法第11条第3項に規定する法人のうちから総会において選定したものに帰属するものとする。

(合併)
第54条
この法人が合併しようとするときは、総会において正社員総数の4分の3以上の議決を経、
かつ、所轄庁の認証を得なければならない。


第9章 公告の方法

(公告の方法)
第55条
この法人の公告は、この法人の掲示場に掲示すると共に、神奈川新聞に掲載して行なう。


第10章 雑則

(細則)
第56条
この定款の施行について必要な細則は、理事会の議決を経て、理事長がこれを定める。

附 則
1 この定款は、この法人の成立の日から施行する。
2 この法人の設立当初の役員は、次に掲げるものとする。
  (省略)
3 この法人の設立当初の任期は、第16条第1項の規定にかかわらず、成立の日から平成16年度通常総会までとする。
4 この法人の設立当初の事業計画及び収支予算は、第46条の規定にかかわらず、設立総会の定めるところによるものとする。
5 この法人の設立当初の事業年度は、第49条の規定にかかわらず、成立の日から平成15年12月31日までとする。
6 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1)入会金 500円
(2)月会費  正会員 800円
   賛助会員 1口1,000円 2口以上


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