ロシア料理教室 Курс русской кухни

〜タチヤーナの台所で На кухне у Татьяны〜

日時:日時:2004年7月3日(土) 13:30〜16:30
場所:ふりーふらっと野毛山(旧・横浜市青少年交流センター=横浜市西区老松町25)

※当日の写真はこちら

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ペリメーニ(シベリア風水餃子)
Сибирские пельмени

シベリア生まれの水餃子、ペリメーニにもたくさんの種類がありますが、
今回は伝統的な肉の具で作りました。
帽子形がとても可愛くて、遊び心もあります。
皮も手作りしましたが、厚みの加減がちょっと難しかったようです。
昔のシベリアでは冬、大量に作って戸外に置いて冷凍し、保存食にもしたそうです。
家庭では通常、ペリメーニをゆでたスープに入れて食べたり、
バター、サワークリーム、酢、レモン汁、おろしチーズ、香草などをかけて食べます。


ヴァレーニキ(ウクライナ風水餃子)
Украинские вареники

その中身は肉、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、きのこ、カッテージチーズなど様々で、
果物を包んだ甘いものや、揚げたもの、
またクリームやチーズなどを練り込んだ具なしの即席ヴァレーニキまであります。
今回はさくらんぼの砂糖あえを入れて作りました。
シベリアのペリメーニとの形の違いにもご注目ください。
基本の形は餃子によく似ています。


キセーリ
Кисель

「キセーリ」と一口に言っても多種多様。
材料にはあらゆる種類の果物が使われ、
ゆるく作ればとろみのあるジュースのような飲み物になり、
固めに作ればゼリーのようなデザートになります。食感は葛湯のようです。
果実を濾して作るもののほか、果物の形を残したものや、
クリームを添えたパフェのようなものも見られます。
今回はシベリアのこけももジャムを使って作りました。
ロシアでは夏によく作られます。お腹に良い健康食品でもあります。


<7月3日の様子>

 
まずは具の下ごしらえ。ペリメーニの玉ねぎはみじん切りにし、
ヴァレーニキのさくらんぼは種を取って砂糖と片栗粉で和えます。

 
餃子の皮をこねます。

 
(左)ペリメーニの具。挽肉と玉ねぎに塩、こしょう、にんにくを加えます。(右)皮の作り方を説明。

 
ペリメーニはまず半円形に閉じて、端と端を引き寄せてくっつけて帽子型にします。

 
皮を作る傍ら具を包みます。巨大なUFOもいくつかできましたが、手作りならではのご愛嬌。

 
(左)キセーリ。裏ごししたジャムを水で薄めて沸かし、水溶き片栗粉を加えます。
(右)ヴァレーニキとペリメーニをゆでているところ。

 
参加者の皆さん。後日家で作って美味しくできたという嬉しいお便りもありました。


完成したヴァレーニキ。

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