ロシア料理教室 Курс русской кухни

〜タチヤーナの台所で На кухне у Татьяны〜

日時:日時:2004年8月7日(土) 13:30〜16:30
場所:ふりーふらっと野毛山(旧・横浜市青少年交流センター=横浜市西区老松町25)

※当日の写真はこちら

メニュー Меню :

きゅうりのピリ辛チーズ詰め
Огурчики, фаршированные острым сыром

ウクライナでよく知られている前菜で、食欲を増進させる効果があります。
前菜、またはお酒のおつまみに、生のきゅうりを用いて作られます。
斜め切りのきゅうりの種の部分を少し削って窪ませたところに、
おろしチーズ、サワークリーム、香草、にんにく、きゅうりのくり抜いた部分のみじん切り、
塩、こしょう(好みで)を混ぜたフィリングを載せます。
美味しく、手早く、楽しく出来る一品です!
今回はグルジアワイン(ツィナンダリ=白、マトラッサ=赤)のお供にいただきました。


キエフカツレツ またの名を 「手を上げろ、撃つぞ!」
Котлета по-Киевски, или "Руки вверх, стреляю!"

鶏の胸肉を二枚におろし、さらに叩いて伸ばして薄く仕上げ、
ディルやパセリの入ったバターを中に巻き込んで、紡錘型に成形し、
小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつけ、低めの温度の油でじっくり揚げて作ります。
当初は「ノヴォミハイロフスカヤ・コトリェータ(新・ミハイロフのカツレツ)」として
知られていた料理で、ペテルブルクのネフスキー通りのレストラン
「クペーチェスキー・クループ(商人クラブ)」のコックによって1912年に考案されました。
しかし、一時期レシピが紛失し、その後キエフのメインストリート、
フレシチャーティク通りのレストランによって再現され、現在の名が付いたのです。
このカツレツは中の熱いバターが「非紳士的に」いきなり噴出することが多いため、
レストランのメニューには「お召し上がりの際にはくれぐれもご注意下さい」という
断り書きがあります。この料理のもう一つの名前の由縁です。


<8月7日の様子>

 カツレツを揚げているところ。

 
(左)揚げる前のカツレツ。 (右)盛り付けられたきゅうりの前菜。ディルの風味が効いていました。

 
(左)キエフカツレツ完成品。 (右)料理上手な在日ロシア人のTさんも参加してくれました。
ロシア人にとってキエフカツレツはレストランの料理なので、作るのは初めてだったそうです。

 参加者一同で記念撮影。


※ロシア料理の本はこちらへ!

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