ロシア語教室第100期記念講演と祝賀会
主催:特定非営利活動法人(NPO)
神奈川県日本ユーラシア協会
2004年5月23日(日) 13:00開場、13:30開会
当日の写真は
こちら
!(2004.5.27追加)
第1部 記念講演
開会の辞
中村平八会長挨拶
講演1:
「第100期を迎えたロシア語教室」
柴田順吉理事長
関係者表彰: 永年勤続講師
講演2:
「ロシア語の魅力」
金田一真澄氏
金田一真澄
(きんだいち ますみ)
慶應義塾大学理工学部教授
1949年東京都生まれ
早稲田大学理工学部卒
東京大学大学院博士課程修了
ロシア語学専攻 文学博士
著書に「モスクワのロシア語入門」・
「ロシア語時制論」(三省堂)
「科学技術ロシア基本単語集」(白水社)
趣味はテニス。
第2部 祝賀レセプション
乾杯
来賓祝辞
アトラクション
A.ロシア語コーラス・クラスによる合唱
指揮:タチヤーナ・クジコーヴァ
B.バラライカ・ドムラ演奏
野田宣博ほか
会食: シャシリック、ブテルブロート、サラダ、ワイン、ビール、ソフト・ドリンクなど
閉会の辞
以 上
会 場:
横浜市従会館3階
(JR・市営地下鉄桜木町駅下車10分、京浜急行日ノ出町駅下車10分)
横浜市西区宮崎町25 TEL 045(241)5866 FAX045(241)4987
参加費: 講演会 \500 レセプション \1,000 合計 \1,500
(講演会のみ、あるいはレセプションのみの参加も出来ます。)
お申し込み・お問い合わせ:
特定非営利活動法人 神奈川県日本ユーラシア協会
事務局
〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町3-9 横浜平和と労働会館5階
TEL/FAX:045-201-3714 E-MAIL:eurask@yahoo.co.jp
第100期を迎えたロシア語教室
当協会のロシア語講座は、今春、記念すべき第100期を迎えました。
この間教室からは延べ数千人のロシア語修得者、ロシアなどへの留学生を世に送り出し、
今でも各方面でご活躍中の学者、研究者、文化人、教育者、技術者、芸能人、スポーツマン、
経済人などが数多くおられます。
1クラスから始まった教室も、今では入門3クラス、初級2クラス、中級2クラス、上級2クラス、
原書購読1クラス、通訳・翻訳1クラス、会話2クラス、計13クラスになりました。
一昨年からはロシア語能力検定試験も再開し50名前後の方が受験されています。
1999年からはロシア語圏の人々を対象とする日本語講座も開設されました。
教室は神奈川県下での活動のみならず、全国のロシア語学習にも協力しています。
最近では、NHKテレビのロシア語講座に、当教室のトマルキン先生をはじめエレーナさん、
ラリーサさんなど当協会関係者が出演した他、協会提供の民族衣装などが、テキストの表紙を飾りました。
当協会バラライカ・ドムラ教室、マトリョーシカ絵付け教室、サンボ教室も上記テレビ番組に登場しています。
ひとくちに100期と言っても、生徒数が200人近かった時もあり、20人に満たなかった事もあり、
内外の政治、経済、社会情勢などにより、山あり、谷ありで、生徒が多ければ会場確保、管理に苦労し、
少なければ財政難で家賃も払えず2年分も滞納するなど、
本当に講師、役員、事務局関係者の苦労は筆舌に尽くせませんでした。
時には内部から「やめよう」という声さえありましたが、
熱心な生徒、講師、関係者の物心両面にわたるご支援で、
創立以来、唯の一度も休むことなく続けられたのです。
今でも、当教室は、ロシア語が広く日本国民に普及することを願い、
商業ベース講座の学費に比べ、信じられないような安さで、かつ、講師陣を御覧になってもお判りの通り、
誇るべき高水準のロシア語教育を行っています。
この事は、受講者の皆様がたにも是非知っておいて頂きたいと思います。
民間の企業による「講座」は採算のとれるときはやりますが、赤字ならやめてしまいます。
嘗ては有名な東京のニコライ学院、横浜のYMCA、山手英学院、朝日カルチャーなどに
ロシア語の講座がありましたが残念ながら、今では常設の、総合的なものは一つも無くなってしまいました。
幾つかの大学でもロシア語講座が閉鎖されたり、されようとしています。
日本に一番近く、世界最大の陸地面積と1億4千5百万の人口を持つロシア、
この国の人々と友好、平和の関係を維持し、文化、芸術、スポ−ツ、経済、政治など
各方面の交流を発展させるには、ロシア語、日本語の普及活動が不可欠です。
ささやかに見えても、日本の将来に関わる重要な課題です。
「日本とユーラシア諸国民の相互理解、親善を計り、世界平和に寄与する。」という協会の目的と、
これを支えた講師、会員、スタッフ、その他多くの協会関係者の方々の献身的な努力、
ご支援があってこそ、この100期が迎えられたのです。
皆さん、この素晴らしい教室の第100期を心から祝い、
更なる発展に向けて共に手をたずさえ踏み出そうではありませんか。
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