異文化理解講座

講師:ミハイル・モジェチコフ(元ルースキークラブ会長)
テーマ:「ロシア人と日本人」(副題:最大の相違点は)
開催日:11月26日(金)pm6:30開場 pm7:00開始
場所:横浜平和と労働会館7階



初めに、ミーシャさんから自分の日本人女性との国際結婚を含む
十年以上に及ぶ在日経験を踏まえた感想が述べられた。

その主旨は、ロシアの国民性とは広大な国土や厳しい自然条件が培った ничего-изм であり、
良く言えば、細部に拘らない大らかさ、器量の大きさであり、悪く言えば、いい加減さ、ずぼらさである。
しかし、一旦事あって燃え出すと度外れの馬鹿力を発揮する。
十月革命やナポレオン、ヒトラーとの戦争でロシア国民が示した途轍もないエネルギーを
我々は思い知らされている。

対照的に日本の国民性は、狭い国土や豊かな自然が育んだ、良く言えば細やかな周りに対する配慮、
悪く言えば細事に拘るチマチマした狭量さ、身内に凝り固まった島国根性である。

その後出席者間の自由談話に移り、活発な質疑・討論が交わされた。
例えば、風土に根差した国民性形成論を踏まえつつも、日本の場合見逃し得ないのは、
水田農業に依拠した水利秩序が生み出した村落共同体規範である。
これが逸脱を許さない横並びの金太郎飴社会の形成に大きく与っていると言う。

いずれにしても、21世紀の世界を見通し乍ら世界最大の“ならず者国家”の横暴を抑え、
国際の正義と信義に基づく世界平和構築を展望する時、最も近しい隣国同士である日露両国民が
相互の理解を一層深め、交流を活発にする事が益々望まれると思う。

(参加者より)

 


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