パスハ(復活祭)2006

ロシア正教の祭日「パスハ」。好評につき今年も開催しました。
大人はマリーナ先生お手製のご馳走に舌鼓を打ちながら楽しく歓談し、
子供は会館中を縦横無尽に走り回って遊んで、歌って、踊って、ロシアの春を祝いました。

日時:4月23日(日)13:00〜17:00
時間:13:00〜イースターエッグ染色教室(5階にて、30個限定、希望者のみ)
    14:00〜開会の挨拶、乾杯、会食・歓談
    15:30〜ロシアの歌・楽器演奏によるコンサート
会場:横浜平和と労働会館3階
会費:大人3,500円、中学生・高校生1,500円、小学生以下無料
企画・料理・歌:マリーナ・ルザエヴァ(当協会ロシア語講師、ウラジオストク音楽専門学校卒)


<< 横浜ハリストス正教会 >>

この日の午前中、横浜ハリストス正教会で復活大祭の儀式が執り行われ、
当協会からも数名が見学に行きました。

 教会外観

  イコン(聖像画)


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▲パスハの菓子パン「クリーチ」と彩色したイースターエッグ。
クリーチは病人が食べるとその病が癒えるなど、ご利益のある「聖なるパン」。


 

▲食用色素や特殊な専用シールでイースターエッグを彩ります。


 

▲柴田理事長とマリーナさんによる復活祭についての説明の後、
二手に分かれて”Христос воскрес!”(フリストース・ヴァスクレース=主は蘇り給へり)
“Воистину воскрес!”(ヴァイースチヌ・ヴァスクレース=まことに蘇り給へり)と掛け合い、乾杯。
ちなみに会場のホワイトボードには”воскресе”と書かれていたので
ロシア人の子どもたちがおかしがっていましたが、
これはвоскрес(蘇った、復活した)の古い形で、間違いではありません、念の為。。。




▲マリーナさん+スタッフの手伝いでふるまわれたご馳走のほんの一部。
味にも量にもみんな大満足し、「レシピが知りたい」との声もありました。
お持ち帰り用もたっぷり残って、その夜も次の日もこれを味わった参加者も
少なくなかったのではないでしょうか?

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外套を着たニシン
トマトときゅうりのロシア風サラダ
にんじんとイカの辛味和え
オリヴィエサラダ
ヴィネグレート(ビーツのサラダ)
サーロ(豚の脂身の燻製)
豚肉の冷製
きゅうりのロシア風浅漬け
イースターエッグ
白パン&ほうれん草とくるみのパン
肉入りブリヌイ(ロシア風クレープ)
ペリメニ(シベリア風水餃子)
ボルシチ
クリーチ(復活祭の聖なるパン)
ロシアチョコレート「鳥のミルク」
ウクライナ産赤ワイン
ビール
クワス(ロシアの清涼飲料水)
ロシア紅茶
ジャスミン茶


 

▲(左)デニース君と田所さんが「モスクワ郊外の夕べ」の歌と伴奏を交互に披露。
(右)ロシア人の子どもたちが「カチューシャ」や「ポーリュシカ・ポーレ」など
おなじみの歌を全曲(!)歌いました。一体何番まであったのでしょう?
最後の方は本人たちも歌詞を覚えていなかったほどですが、
たいへん可愛らしいパフォーマンスでした。


 

▲(左)ドムラ教室生徒による演奏。1月のヨールカ祭の時よりも上達し、
アンコール曲までちゃんと用意していました!
(右)マリーナさんの現代風アレンジによるロシアの歌。
気力をふり絞って素晴らしい歌声を聞かせてくれました。




▲歌って踊って今回のパスハを盛り上げてくれた皆さん。


※翌日の神奈川新聞と同新聞社「カナロコ・ローカルニュース」でも、
「ロシア正教の復活祭を体験/横浜」と題し、当協会のパスハについてレポートされました。
記事はリンク先でごらんになれます。


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