2005年9月号
1.前月の報告
2.各教室からのお知らせ
3.今後の行事予定
4.みんなの掲示板
5.ロシア語で鑑賞する日本の詩歌
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バックナンバー
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今年の旅行は30名の定員に対して35名が参加しました。
年齢は10歳代が4人、20歳代が2人、30歳代が3人、40歳代が2人、50歳代が11人、
60歳代が7人、70歳代が4人、80歳代が2人でした。
このうち、2名の方が手押し車や松葉杖で、1名が腎臓透析をしながらの参加でしたが
全員仲良く助け合ってとても楽しい旅が出来ました。
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前月の報告
◆「きけ、わだつみの声」上映と講演会、予想を上まわった盛況
8月28日(日)の当日も40名以上の参加でした。内容も充実していて本当に良かったと思います。
ユーラシア協会の理念は「世界平和に寄与」することです。
その平和について、深く知り、考えることができた行事でした。
もう14年も前になりますが、湾岸戦争の際、「クリーンな戦争」「ゲーム感覚の戦争」といわれました。
ボタン一つでミサイルを発射し、一発で敵を吹き飛ばす映像が日本でも報道されました。
しかし、戦争はそんな「クリーンな」ものではないし、ましてや「ゲーム」ではないということを、
二つの映画は教えてくれます。
砲弾で吹き飛ばされ、ブランと下がっている腕や足。機銃掃射で虫けらのように射殺されていく兵士。
泥まみれになって逃げていく姿。置き去りにされて必死に這ってついて行こうとする負傷兵。
どれもこれも悲惨の極みです。
また、95年版では戦場で略奪や強姦を当然のように行なう日本軍の姿も描写されています。
これが戦争なのです。私達が生きていく中で、最も不幸で罪悪なものなのです。
特に、私が涙を抑えられなかった場面が二つあります。
95年版の中で、瀕死の負傷兵が上官にこう言ったのです。
「自分には子供が二人います。一人はまだ赤ん坊です。ここで死ぬわけにはいかんのです」
死ぬわけにはいかない。当然です。幼い子供を残して、親が死ねるでしょうか。
しかし、家族のために死ぬわけにはいかない父親が、戦場では何十万人も何百万人も死にました。
こんな悲劇があるでしょうか。
50年版の中では、野戦病院に置き去りにされた負傷兵が、美しい故郷を回想する場面がありました。
その時に、優しい母親の姿を思い出したのです。そのとたん、その負傷兵は泣き崩れました。
愛する家族のもとへ生きて帰ることが出来ないのです。こんな辛いことがあるでしょうか。
戦争は悲劇しか生みません。国家として戦争に勝利しても、
愛する家族を失ったその悲しさからは逃れられません。
戦勝国にも多くの犠牲者がいて、その犠牲者の数の何倍もの家族の人が不幸になるのです。
河崎保さんの講演の中で、「戦争は被害者も加害者も巻き込んで、不幸しか生まない」という話がありました。
まさにその通りです。河崎さんの話は「きけ、わだつみの声」の撮影裏話(東宝大争議での演劇人の活躍ぶりなども含め)や
自らの戦争体験、当時の世相にまで及び、大変貴重で興味深いものでした。
そして、河崎さんを喜ばせたのは会場の10代の若い人たちの姿でした。
「語り部となって、一人でも多くの人に平和の大切さを知らせていきたい」と話を結ばれました。
13日は私の読みの甘さから、急遽会場変更をしましたし、準備からいろいろと不手際がありましたが、
会員以外の多くの参加者を迎え、戦後60年・日露戦争終結100年という区切りの年の行事として
大変有意義であったと思います。今後も、折に触れ、「戦争と平和」を考える行事も企画したいと思います。
関戸 記
尚、この会に参加されたKさんから入会のお申し込みと9/19日のコンサート、
10月からのマトリョーシカ教室への参加お申し込みがありました。感謝しております。
8/28の参加者のWさんから、「当日参加できなかった人たちのために何とかもう一度開催できませんか?」とご相談あり、
10月27日(木)14:00から、8/28と同じ内容、会場でアンコール公演をすることとなりました。
前回、参加できなかった方のご参加をお待ちします。
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◆佐渡の本間会員から
今年、佐渡の本間は神奈川のユーラシア協会の旅行に参加せず、
地元の新潟市、ハバロフスク市の友好40周年の記念行事「友好の翼」に参加してきました。
3泊4日で駆け足の旅行でした。
この滞在中ヤンキナさんは私を自宅に招き、楽しいお茶の時間を持つ事ができました。
(そして佐渡での再会)
8/18にヤンキナさん親娘来島、宿泊先の「ジミー」で夜ミニコンサート、
8/19佐渡市両津吉井保育園でボランティアコンサートを行う。
園児、兄弟、保護者で50名近く集まる。
子供達が思いの外、おとなしく聞いていました。
8/20アミューズメント佐渡で午後からコンサートを行う。
今回は地元の合唱団29名と一緒に「カチューシャ」や「ともしび」などを唄う。
熱の入ったリハーサルのおかげで大変上手くいきました。
8/21佐渡で居住し、世界で活躍している和太鼓集団「鼓童」の3日間のコンサートの
最終日の「アースセレブレーション」を見学する。
スペインの楽器や書道家の柿沼さんとの共演で、小雨降る中太鼓の演奏を楽しみました。
どこへでもドムラ持参で出かけ、いろいろな場所で惜しみなく演奏して唄うライーサさんに
感激、感謝でした。
あまり観光もする時間もありませんでしたが、
海水浴と親戚の農園の桃や梨を気に入ってくれたようです。
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協会各教室からのお知らせ
今年も去年に続き横浜会場で全国一の成績を目指し、
当県連では検定試験対策講座(3,4級のみ)を行うことがきまりました。
受講希望の方は今から予定を入れておいて下さい。
◆ロシア語教室便り
第103期、新学期の予定(10月10日、月曜日より各級20回)
(定員に満たない場合には開講されないことがありますので必ずご確認下さい。)
(月)会話初級 19:00より 長谷川先生
(火)入門 10:30より 遠藤先生
入門 19:00より 田所先生
初級A 19:00より スベトラーナ先生
会話初級 19:00より マリーナ先生
(水)中級B 10:30より 大山先生
中級A 19:00より 遠藤先生
(木)会話入門 19:00より スベトラーナ先生
(金)会話初級 18:30より スベトラーナ先生
初級A 19:00より 大山先生
(土)実践会話 10:30より キベッツ先生(日本語を使わない直接法)
初級A 13:00より スベトラーナ先生
会話入門 14:00より マリーナ先生
初級A 16:00より マリーナ先生
以上
語学教室生徒数
ロシア語教室生徒数(8月末現在):
クラス・レッスン/45名
個人レッスン/3名
計 48名
日本語教室生徒数: 13名
語学教室生徒合計61名(前月比0名増)
◆ご自分の目的に合わせたロシア語個人レッスン
当会のロシア語教室には語学、文学、芸術、音楽、自然科学社会科学など
各分野の多彩な講師陣があります。
目的に応じて最適な先生を選んで頂くことが出来ます。ホームページに講師一覧があります。
個人レッスンは入学随時です。同じ分野の方が2〜3人誘い合っての特別クラスも可能です。
詳細は事務局にご相談下さい。
◆神奈川における「2005 ロシア語週間」についてのお願い
このところ毎年行われるようになった「ロシア語週間」、当会では、
従来、東京で行われる各種行事に参加するにとどまっていましたが、
本部から、大きな教室を持ち、検定試験の実績もある神奈川で
是非主体的に取り組んでほしい旨の提案がありました。
日時は10月29日(土)、「横浜国際フェスタ」と日程が重なっており厳しい条件ですが、
一日まるまる(1)ロシア語メソジスト1名、(2)俳優1名(詩の朗読などを行う)を受け入れ、
企画してほしいとのことです。謝礼は必要ありません。午前、午後、夕方の3回行事が可能です。
1回のみで後は観光という方法もあります。また、神奈川で一泊してもよいそうです。
「ロシア語の普及」という大きな見地から、地元大学などに受け入れて頂く方法もあるかと思います。
皆様の積極的なご提案、ご協力をお願いします。
◆声楽(バリトン)、バラライカ、ドムラでボランティア活動をします!
田所アイサ、俊一ご夫妻はロシア音楽の普及には非常に情熱を持っておられ、
一般の有料演奏以外にも、社会のためにお役に立てることならばボランティア活動もして下さるそうです。
場合によってはバラライカ・ドムラ教室のメンバーの出演もできます。
但し、平日が主となります。地域などでの福祉、文化活動にご活用下さい。
(尚、時間の都合その他によってはお断りすることもございますので予め御了承下さい。)
◆「ロシア語でロシアの歌を歌う」教室、生徒募集中!
講師の都合により10月はお休みとなります。
次回は11月5日(土)12:30からです。悪しからず御了承下さい。
このクラスでは、今、二つの新しい歌をタチヤーナ先生のもとで勉強中です。
1.有名なウクライナ民族の歌 Дивлюсь я на небо。
ロシア語とまたちょっと違うので、楽しく読み方をマスターしています。
2.日本によく知られている ロシアの歌 Уральская рябинушка
рябина-「ななかまど」といいますが、ロシア人にとって美しさのシンボルのひとつです。
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メニューは;
1)ミモザサラダ(ミモザの花を連想させる。)
ミモザとは房(ふさ)アカシア・ 銀葉(ぎんよう)アカシアのことです。
英語ではWattle, Mimosa acaciaと言います。
2)ポテトパイ(ピローグ)です。
日時:2005年11月12日(土)13:30〜16:30
場所:ふりーふらっと野毛山(旧・横浜市青少年交流センター=横浜市西区老松町25) 2階・料理室
定員:15名(先着順・完全予約制。飛び入りはご遠慮下さい)
受講料:4,000円、当協会会員3,800円(材料費・消費税込み)
持ち物:エプロン、ふきん(何枚かご用意下さい)、余った場合の持ち帰り用容器、筆記用具(メモ希望の方)
←大杉先生の作品(ロシアの文豪シリーズ)
05年10月9日より 毎月第二日曜日
マトリョーシカ白木の絵付けを学ぶ教室です。
ご要望にお応えして常設教室を開講します。
時間:14:00〜17:00
講師:大杉 豪一(日本ユーラシア協会マトリョーシカ絵付け講師)
会場:横浜平和と労働会館5階
参加費:1回¥500(一般)、¥400(会員)その他白木代が必要です。
白木材料代は、サイズ、入れ子数、材質により異なるので、協会にて価格設定します。
初めてのかたのため、使用絵の具類―水彩用、顔彩、油絵の具は、
一応、夫々一種類ずつ、教室側が取り揃え、水コップ数ケとともに、常設します。
但し、原則として、絵具画材(描き筆含む)は、受講生本人持参とする。(画用紙も含む)
講義の詳細は7月号をご覧下さい。
◆サモワールスポット
8月20日(土)、ターニャ先生と生徒6人で開催しました。
生徒Kさんが、かつてのご自分の生徒さんを連れてこられました。
基本はできている様子に、かつてのK先生としては、Потеря бдительности
― самый опасный враг.
ターニャ先生はCM出演のため、大事な御髪を銀色に染めてしまいました。
仕事ながら不本意であったらしく、まずはじめは「モスクワで美容院に行ったなら」という話から。
Что будем делать?とмастерに尋ねられたら、
Стрижку,пожалуйста.それともЗавивку〜、
でも、Покраску〜しすぎて、парикが必要にならないように。
結婚式までに元に戻りますように。
今日は、12課の最初で、いろいろな形容詞と副詞を習いました。
Это близко! Что вы! Это далеко! などなど。
よしよし、これなら少ない単語で会話っぽくできるゾ。
今日のедаは、солянка (肉とピクルスのスープ)
и жареные кета и кальмар(鮭とイカのフライ)。
солянкаはщи(キャベツのスープ)みたいと評され、
やっぱり酢漬け(とか塩漬け)野菜から本格的に作ってストックしてなければならない・・・と思いました。
次回は9月17日(土)10時30分からです。
当サークルは、開催は月1回。出欠・継続・単発参加など、自律・自由で、
参加費はその都度参加した人数で割り勘にするという、とってもいい加減なサークル。
平均年齢は60歳をたぶん越える、初心者中心です。参加希望やお問い合わせは協会まで。
P.S. 先日、静岡県立美術館に行きましたら、期せずして、「アルタイの至宝展」というのをやっていました。
ホフロマ塗りの食器や、マトリョーシカ、マンモスの骨で作った指輪(ほんものかな)などもお土産で売っていました。
美術館内のレストランでは特別メニューとして、ロシア料理を出していました。
私は、研究だ、と思って、定番の、ボルシチとビーフストロガノフとピロシキを食べてきました。
ボルシチの肉質はちょっと気になりましたが、おおむねおいしかったです。
いろんなところで、「ロシア」は日本人に愛されているんですね。
前田
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今後の行事予定
◆ハバロフスク旅行事後交流会&
民族楽器バラライカ・ドムラによるミニコンサート
(交流会)
日時:2005年9月19日(月)13:00〜15:00
会場:横浜平和と労働会館2階・3階
会費:1,000円
内容:第7回「大河アムール・大自然とふれあいの旅」ビデオ上映。
参加者の写真・情報交換、懇親会など。
旅行参加者に限らず、どなたでも参加できます。
お誘い合わせの上、気楽においで下さい。
以前に参加された方、次回(第8回)参加希望者は是非おいで下さい。
(コンサート)
ロシアの民族楽器ドムラ、バラライカによる独奏及びアンサンブル
バリトン独唱によるロシアの歌曲、民謡その他の演奏会
演奏後、懇親会を行います。
出演:田所俊一&田所アイサ、横浜バラライカアンサンブルその他
日時:9月19日(月)15:00〜17:00
会場:横浜平和と労働会館2F音楽ホール
参加費:会員600円、一般800円(紅茶とお菓子付)
◆日本ユーラシア協会全国研修セミナー(東北・関東ブロック)への参加のお願い
前号でお知らせしたとおり、来春の横浜全国総会開催を視野に入れ、
今年の秋の研修セミナーを横浜で開催することが下記の通り決まりました。
日時:9月24日(土)14:00〜25日(日)12:00
会場: 伊勢山会館 横浜市西区宮崎町 Tel. 045−252−1711
第1日. 24日(土)14:00-20:00
講演1.「神奈川県連の歴史、現状、将来」 50分
講師: 柴田順吉 NPO神奈川県日本ユーラシア協会理事長
講演2.「ロシア文化、芸術の魅力。日本に於けるロシア文化フェスティバルによせて」 50分
講師: 阿部義弘・マールイ劇場招聘責任者
http://www.age.ne.jp/x/kanya/miyo-abe-pro.html ←活動歴はこちら
講演3.「今、ロシア語授業をどう改革しているか」 50分
講師: 実藤正義・東京ロシア語学院長 著書:「ロシアの日本人」ほか
研修会費: 無料
懇親会&ディナー・コンサート:
出演: NPO神奈川日ユ協会、 “アイーサ・タドコロとロシア民族楽器アンサンブル”ほか
会費¥4,000.- (NPO神奈川県日本ユーラシア協会会員は会費半額補助)
第2日.25日(日) 9:00〜12:00
講演4.「2007年創立50周年へ向けての活動の展望」 50分
講師: 長塚英雄本部事務局長
報告と討論: 各県連、支部の現状と秋の活動についての意見交換
見学: 神奈川県立博物館のロシアの大砲、山手ロシア人墓地、開講記念会館など
●県連事務所に13:00集合し、研修会参加者と合流
〜県連事務所、みなとみらいから、開港の道(鉄道道)を歩いて、
赤煉瓦倉庫、ロシア製大砲が置いてある博物館、それが掘り出された藤沢ビルを経て、中華街で食事
〜食事は、大衆的中華料理店で質、量、値段共に満点?の、魯肉飯など(いろいろ種類あり)。
〜食後、普段ははいれない美しい山手の外人墓地内へ。
珍しいロシア正教の墓群の中にある日本バレエの開祖エレーナ・パブロバの墓に参拝
〜「山手洋館」巡りの後JR石川町駅で解散の予定。(諸般の事情で若干の変更もあり。)
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◆横浜国際フェスタ2005
当会はこのフェスタに当会の活動紹介、物販ブース、エスニックフード販売、セミナー
ワークショップ、アトラクション、書籍販売、海外留学案内などの内容で1ブース(大)
を借り切り全面参加します。ご期待乞う!
<フェスタ概要>
開催日時:2005年10月29日(土)および30日(日) いずれも10:30〜17:00
会場:パシフィコ横浜 展示ホールA 横浜市西区みなとみらい1-1-1
来場予定者数:25,000人
入場料:無料
主催:横浜国際フェスタ市民NPOネット、横浜NGO連絡会、(財)横浜市国際交流協会、
JICA横浜、横浜市、パシフィコ横浜、(社)横浜青年会議所<予定>
ユーリー・ストゥパーク(バラライカ)
アレクセイ・ステパーノフ(ギター)
フョードル・タラソフ(ベース)によるロシア歌曲、民謡の演奏会
サンクトペテルブルグでロシア音楽を学んだ田所俊一さんによる
わかり易い解説付です。
ロシア歌曲のメロディーだけでなく詩の意味まで堪能して頂けます。
日時: 2005年11月6日(日)14:00開演
会場: 横浜市従会館4階ホール
会費:¥2,500(一般)、¥2,000(会員)
終演後、会場に隣接する伊勢山会館レストランで演奏者を招いて
食事をしながら交流会を行います。
参加費は1,500円です。(飲み物別)予約制。
◆ヨールカ祭 (ロシアの旧暦クリスマス)
06年1月29日(日)
ロシアのクリスマスは、例年ロシア料理、ロシア音楽などを楽しみながら
在日ロシア人・ウクライナ人等と楽しく交流します。
会場:当会館2F,3Fを予定
参加費:2,000円(予定)
詳細は追ってお知らせします。
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みんなの掲示板
ソルジェニーツィンの名作「癌病棟」で有名なロシアの貴重な民間“露方薬”チャーガを
当会のウェブ・ショップ“うにべるまーぐ”において
良心的価格(2.5g入りティーバッグ32包3500円)で販売しております。
このチャーガについて健康雑誌「わかさ」2004年10月号に次のような記事が載っています。
「最近になって、免疫力を驚異的に高め、癌などの難病を撃退すると評判になっている
新キノコがあります。それがチャーガです。チャーガとはロシアでの呼び名で、
日本名ではカバノアナタケといいます。チャーガはシラカバなどの幹について育つ貴重なキノコで、
北日本からシベリア地方にかけての北半球に分布し、
日本では現在、北海道の北部山地に僅かに自生しているだけです。

当協会のロシア物産オンラインショップ「うにべるま〜ぐ」を是非ごらん下さい。
◆旧ソ連邦出身力士が大活躍
←7月名古屋場所での露鵬関(東方・正面向き)。
タチヤーナ先生が見学に行きました。
最近、琴欧州、黒海、露鵬、白露山、把瑠都など、旧ソ連邦や東欧出身の力士達が活躍しています。
大相撲秋場所は9月11日初日、両国国技館で始まりますが、
史上二人目の6連覇を目指す朝青龍が8/31名古屋場所で敗れた新関脇、
ブルガリアの琴欧州がいる佐渡が嶽部屋へ出稽古に行きました。
琴欧州と6番とって全勝しましたが、「明日も行くよ」と連日の出稽古を宣言したそうです。
琴欧州が何処まで頑張るか、今場所の土俵が注目されます。
◆組織状況
会員数本年度目標300名を達成、維持しています。
超過達成に向かって更なる努力を・・・
8月31日現在会員数:305名、
前月末(307名)比、2名減 、
年初(281名)比、24名増、
内訳: 1〜8月入会者54名、退会者30名、
8月単月では残念ながら会員数は減少しています。
9月にはロシア語など各種教室の新学期や、行事がありますので、
心して、しっかり新しい会員を迎えましょう。
新会員は協会の若々しい活力の源泉です。・・・・・「伝統とは日々の革新である。」・・・・・
◆財政関係報告
会員、役員、講師の皆様、有り難うございました!
本年1〜8月度では一般会計収入、語学収入、事業収入とも過去最高を記録し、
収入総額は約920万円に達しました。支出も約883万円と最高になっていますが、
当期利益は8月としてはマーマーと言える約37万円です。
因みに、2001年53万円、2002年21万円でした。
50万円台が確保できれば申し分ないのですが、良くここまで頑張ったといえる水準です。
8月末の未払い金、対外債務はゼロです。資金繰りも大幅に改善されました。
まだ、決して気を許せる状況ではありませんが、
事務所面積倍増に伴う諸困難は本紙2004年12月号の理事長挨拶で予告されたとおり、
基本的に解決したと考えられます。
◆ホームページ来訪者数
9月3日現在48,755人となりました。
2002年8月1日からの数字(37ヶ月)なので1ヶ月で約1,318人、一日当たり約45人となります。
掲示板はライト級73,950人、新設のヘビー級7,913人、合計81,863人。
一ヶ月当たり2,212人、一日当たり74人です。
因みに、協会本部のH.P.は2001年2月以来(55ヶ月)の来訪者(9/3現在)65,634人なので、
一ヶ月当たり約1,193人、一日当たり、40人となります。
但し、本部の場合は語学部門、研究所、図書館、などが分離しているので単純な比較は出来ません。
◆貴方に代わってホームページ作ります。
当会のホームページ作成スタッフが貴方に代わってサイトを作成します。
1.サイト一式デザイン&制作¥65,000より。
2.ワープロが使えればご自分でも更新できるシンプルで小規模なサイト。
3.日本語、英語の他、ロシア語、ウクライナ語原稿も受け付けます。
4.会員、一般個人、中小企業の皆様のご利用を歓迎します。
5.私用、商用など用途は問いません。
事業や活動の宣伝に、研究発表の場に、仲間の募集に、是非当サービスをご利用下さい。
詳細は当会事務局まで
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◆チェチェンイベント情報 チェチェンニュース2005.09.01号より
夏はチェチェンにとってつらい時期です。
ハサブユルト合意が結ばれて、第一次のチェチェン戦争が終結したのは9年前の96年8月31日でしたが、
ロシア側がそれを破棄してチェチェンに再侵攻したのは99年の夏でした。
そして去年の9月は北オセチア学校占拠事件(ベスラン事件)です。
前号のチェチェンニュースで紹介したように、ベスラン事件に謀略の形跡があったことが、
北オセチアで行われている裁判で明るみにでています。もう少し調べて書くつもりです。
( http://chechennews.org/chn/0522b.htm )
●9/3 BS1「チェチェン混迷の中で 家族を亡くした母親たちの告発」
●9/3 東京:シンポジウム・紛争下の暴力をどう裁くのか
●9/4 東京:チェチェン問題の基礎を知ろうの会
〜サルでもわかるチェチェン戦争〜
映像資料をまじえて、大富亮(チェチェンニュース発行人)が話をします。
定員10名ですので先着順に受け付けします。
ootomi@chechennews.org へ、お名前をお知らせください。
11月のプーチン訪日をめざして、運動を活発にしていきたいと考えています。
今までいろいろな集会をしてきましたが、基礎的な部分は駆け足で、
時事問題などの「応用」部分がメインになってきました。
チェチェンの地理や歴史など、基礎的な部分を、いっしょに勉強したいと思います。
これから何らかの形でチェチェンに関わりたいけど、
まだよくわからない、という人はぜひご参加ください。
日時:9月4日(日)午後3時より5時。
会場:市民平和基金事務所(東京都文京区白山)参加費:300円
行き方: (白山駅出口A1を出て右、白山下モスバーガービル3階)
前日までの連絡先:チェチェンニュース 03-3755-7096(tel&fax)
ootomi@chechennews.org
当日は:基金事務所 03-3813-6490
●10/15-19 千葉:ランス・クリストファー来日・チェチェン支援ライブ
(ご参考) 9月2日10:00からNHK-BS1で「チェチェン混迷の11年間」(再)と題する
BBCのドキュメンタリー番組がありました。非常によい番組でした。
次のNHK−BS1のチェチェン関係番組は9月17日(土)22時から行われます。 当会編集部
◆「ロシア政治経済ジャーナル」のご紹介
最近注目されているメールマガジンを発行者本人の言葉でご紹介します。
日本のマスコミには欠けている論調で、世界を多面的に観察する上で参考になります。
“はじめまして!RPE発行者北野です。”
RPEのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業幹部・
起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密にしておいてください。
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
メールアドレス:mag2 ID 0000012950 [mailmag@mag2.com]
★筆者のプロフィール
北野幸伯(きたの よしのり)
1970年、長野県松本市に生まれる
田中康夫長野県知事と同じ松本深志高校卒。
1996年、日本人として初めて、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学
(MGIMO)(*1)を卒業。政治学修士。
1996年、卒業と同時にカルムイキヤ自治共和国(*2)大統領顧問に就任。
1999年4月、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。
「わかりやすい!」「笑える!」「予測があたる!」と話題沸騰。読者は、国
際金融機関・政府諸省庁・ロシアに進出しているほとんどの企業から主婦
・女子高生まで。ロシア関係のメルマガで配信数日本一を独走中。
2001年9月より、世界一予測があたる国際金融アナリスト増田俊男氏が
編集主幹を務める月刊誌「力の意志」(サンラ出版)でグローパルアイ・ロシ
アを連載。
2001年12月、日ロのスーパーエリートパートナーと共にHP「ロシア情報ス
テーション」を開設。
開設直後「あちゃら」「日経ネットナビ」等に紹介される。「ロシア関係で日
本一!」と評価され、各界から絶大な支持を得ている。
2003年9月、長年プーチン大統領のブレーンを務め、ロシアを奇跡の復活
に導いた男Z氏・ディープロシアを知り尽くす唯一の日本人山内氏と共に、
日本人が安心してロシアに進出できる環境を整えるべく、コンサル会社
IMT(International Most Trading.,Ltd.)を設立。
*大学卒業後、失敗したこともたくさんあり、一文なしになり家賃を滞納し
たこともありますが、それを語りだすとキリがないので、カットしてあります。
(*1)MGIMOは、ソ連時代「卒業生の半分は外交官に、半分はKGBに」と
言われた超エリート大学。現在も、ロシア外交官の大半は同大学出身者が占める。
(*2)カルムイキヤは、カスピ海北西岸に位置する仏教国。1993年、31歳
の若さで同共和国初代大統領に選出されたイリュムジーノフ氏は、就任
時既にロシアで5本の指に入る大富豪だった。現在は国際チェス連盟(F
IDE)会長も務めるスーパー大統領。MGIMO出身で大の日本好き。
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ロシア語で鑑賞する日本の詩歌
赤とんぼ (作詞:三木 露風、1921年)
夕焼け小焼けの
赤とんぼ
負われて見たのは
いつの日か
山の畑の
桑の實を
小籠に摘んだは
まぼろしか
十五で姐やは
嫁に行き
お里の便りも
絶え果てた
夕焼け小焼けの
赤とんぼ
留まっているよ
竿の先
Красная стрекозка
Как на красном закате
Летали красные стрекозки,
Видел я когда-то в детстве,
Несенный на спине няньки.
Мне все кажется сном:
В горах в саду тутовом
В корзинку собирали
Тутовые ягоды.
Вышла за муж нянька
В пятнадцать лет.
От нее вести нет
С тех пор.
На красном-прекрасном закате
Стоит
Красная стрекозка
На краю шеста.
(перевод: Т-34-85 в 2005 г)
逢ひみての
後の心に
くらぶれば
昔はものを
思はざりけり
(権中納言 敦忠)
Теперь
После сведания с Вами
Я узнал,
Что раньше от любви
Никак не страдал.
(перевод: Т-34-85 в 2005 г)
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