行事予定◆タタールスタン舞踊アンサンブル「サイダシュ」横浜公演日時:2007年5月13日(日)14:30開場、15:00開演 横浜美術館レクチャーホール 後援:在日ロシア連邦大使館、 ロシア科学文化国際協力センター ※公演の詳細はこちらをごらん下さい。 ★「サイダシュ」メンバーとの 横浜散策と夕食会 5月12日(土)14:00 横浜平和と労働会館前集合 桜木町駅〜赤レンガ倉庫〜山下公園〜港の見える丘公園〜中華街 17:00頃中華街「海王」にて夕食会(希望者は協会までお申し込み下さい)。 タタールの陽気な若者たちとの交流を是非お楽しみ下さい。 ◆日本ユーラシア協会創立50周年記念事業・稚内全国総会代表派遣資金カンパのお願い現在、神奈川県から派遣が決まっているのは柴田、田中、関戸の3名です。 総会参加費は一人¥2,000、航空運賃は往復約7万円。本部からの要請通り5人派遣すると約36万円が必要です。 次回会費ご請求の際、幾らかでもお振込み頂ければ幸いです。あくまで任意カンパですが目的をご理解いただき、引き続き積極的ご支援をお願いします。全額自費、切符・宿の自前調達による「全国総会付稚内観光ツアー」参加も歓迎です。 全行程役員に帯同するも良し、総会以外は自分のペースで行動するも良し。この機会に神奈川県連代表として「便乗」してはいかがでしょうか? ◇長期継続会員表彰のお知らせ◇ 50周年記念総会に伴い、10年以上当協会に在籍されている方が本部から表彰されることになりました。 10年以上当協会に在籍している方は、正確な在籍年数を4月中に神奈川県連事務局までお申し出下さい。なお、記念品は10年単位で違うものが贈呈されるそうです。お楽しみに。 ◆ハバロフスク旅行説明会2007年7月16日(月・祝)14:00〜16:00◆パニヒダ(慰霊祭)と文化学習会2007年11月11日活動報告◆ロシアの春を祝う・復活祭「パスハ」◇日時:2007年4月8日(日)14:00〜◇会場:横浜平和と労働会館 ◇企画・料理・歌:マリーナ・ルザエヴァ 詳細は次号でご報告します。 ◆茶室建設 〜サンクトペテルブルグ駐在所より〜4月20日からサンクトペテルブルグ市役所園芸課、NKO園芸課協会主催で開催される風景展の出展準備に追われた毎日が続いています。特に今、力を入れているのが、なんちゃって2畳茶室建設。京都にある千利休の2畳の茶室を意識して2畳にしてみました。 もう一つのこだわりは、劇団で昔大道具や小道具を作っていたノウハウも取り入れすぐにばらせる様に設計しました。 今現在、土台と横壁の木枠が完成、あとなんちゃって子扉もつけてみました。 作業は順調に進んでいますが、なんといってもロシア木材は物が悪いというかなんというかすべてねじれていたり、歪んでいたりします。材木でも海産物でも良いものは日本にいってしまうのだろうか? これでは茶室ではなくて斜室になっちゃうかも・・。 なにはともかくロシア語では訳せない日本語のわびさびを茶室で表現していきたいと思っています。 余談ですが、市役所園芸課の方々は茶室建設後、マトビエンコ サンクト市長をこのなんちゃって茶室に招待して茶会を開こうと提案されています。 (田所) 教室案内◆第106期ロシア語教室 4月9日(月)開講!入門、初級、中級、会話 各コース全20回入学金:5,250円(会員は無料) 受講料: 入門 一般42,000円、会員38,000円 初級・中級 一般44,100円、会員40,100円 上級・会話 一般47,250円、会員42,250円 通訳・翻訳 一般52,500円、会員47,500円 個人レッスン(1回・90分) 日本人講師6,300円、ロシア人講師7,350円 (以上、全て消費税込。教材費は別途) 第106期時間割(案) ◆ユーラス・ロシア語教室 新学期生徒募集開講講座:入門(新規開講)、初級クラス開講日:2007年4月14日(土)より 毎週土曜日 全20回 初級クラス10:30〜12:00、入門クラス13:00〜14:30 場所:「株式会社ユーラスツアーズ」の応接スペース (都営地下鉄・大江戸線「赤羽橋駅」下車) 講師:リュボーフィ・マルィシェヴァ(モスクワ国立大学卒) ※入学金・受講料は当協会ロシア語教室に準じます。 ※(株)ユーラスツアーズでも平日の夜にロシア語教室を開講するそうです。お問合わせは03−5562−3381まで。 ◆日本語教室日本語日常会話、文法、日本文化等を、ロシア語を話せる講師が懇切丁寧に個人指導いたします。入学金:5,250円(会員は無料) 受講料:1回(120分)2,100円 時間:10:30〜19:00の間、応相談 お問い合わせは協会事務局(045−201−3714)まで。 ◆ロシア民族楽器「バラライカ」「ドムラ」教室 4月開講!内容:個人レッスンまたはグループレッスン開講日:4月28日(土) レッスン日程:毎月第四土曜日の午後 時間:受講者の希望にあわせます 講師:粟井国裕・野田宣博(アイサ先生復帰まで) 講師プロフィル:東京バラライカアンサンブル主宰(故)北川つとむ先生に師事するほか、モスクワ・グネーシン音楽大学チューニン教授、アイサ・ナスティノヴァ先生に師事 ◆みなとみらいマトリョミン教室、4月開講!マトリョミンとは、ロシアの代表的民芸品マトリョーシカの中に、ロシアで発明された世界最古の電子楽器テルミンが内蔵された全く新しい楽器のこと。日本におけるテルミン演奏の第一人者であり日本ユーラシア協会会員でもある・竹内正実氏により考案されました。 「みなとみらいマトリョミン教室」は、神奈川県では初のマトリョミン教室です。 おかげさまでA,B,Cクラスすべて満席になりました。スパシーバ! 組織・財政◆組織状況 (2007年3月末日)年初会員数:294名、入会者数:5名、退会者数:21名、1月末会員数:278名。前月比10名減。2006年下半期からじりじり会員の減少が続いています。ピーク時2005年7月の307名からは29名の後退です。4月末までには各種教室の生徒数を増やすなどして会員数を300名に復元しましょう。 なお、4月はじめには団体会員として(株)高田造園設計事務所が入会され、(株)ユーラスツアーズも入会手続き中です。今後の協会活動の新分野を担っていただくことを期待しております。8月の旅行参加者も今年は早めに4月から本格的に募集を始めましょう。 会員、役員の皆様!活動をいっそう多彩にし、会を楽しいものにし、新しい会員さんを迎えましょう。 ◆財政状況 (3月)A.売上高 2,416,128円(前年同期 3,047,200円、前年度比 79,3% 約21%減) B.売上原価 1,276,527円 C.粗利益(A−B) 1,139,601円 D.一般管理費 1,676,002円 (前年同期 1,360,337円 前年度比 123%) E.純利益 ▲536,305円 (前年同期 ▲675,841円 前年度比 79.4% 約21%増) 概 況 3月総収入は前年度比で約21%の減少です。 一般収入約17万円、教育事業収入約35万円、一般事業収入約11万円の減少が大きく響いています。教育事業収入の大幅減少が特に気がかりです。 一方、一般管理費では約31万円増になりました。印刷費、通信費のほか、今年から徴収が始まった消費税などの租税公課22.5万円の増加が主因です。 4月以降、事業と組織活動を大いに活発化し財政の好転を図りましょう。 今月のお勧め商品◆チャイコフスキー「四季」楽譜 ¥1,575◆絵本「雪の女王」 ¥4,200 商品の詳細は協会事務所、 または協会オンラインショップ「うにべるま〜ぐ」でごらん下さい。 何でも掲示板◆大山先生ご出産当協会ロシア語講師の大山麻稀子先生が、3月14日(水)に、3200グラムの元気な男の子を出産されました。おめでとうございます!なお、大山先生は早くも4月の18日(水)から授業に復帰する予定です。 ◆息子の命を救ってください〜先天性胆道閉鎖症のワレーリー君を支援する募金活動〜◆在ロシア日本国大使館 大使館移転グロホリスキー通りに建設中であった新しい大使館事務所はこのほど完成し、現在、移転のための最終的な準備作業を行っています。この準備作業は3月29日(木)までにほぼ終了し、3月30日(金)を以て新しい大使館事務所が開館する予定です。 新事務所の所在地・連絡先は次の通りです。 住所 : モスクワ市グロホリスキー通り27番地(Grokholsky pereulok 27, 129090 Moscow) なお、大使館の執務時間(9:00〜13:00、14:00〜18:00)及びホームページのアドレス(www.ru.emb-japan.go.jp)には変更はありません。 また、広報文化部の閲覧室(図書閲覧、ビデオ視聴、日本への留学相談等)については、住所、連絡先、開館時間とも、従来と変更ありません。 (住所:ニコラヤムスカヤ通り外交文献図書館内4F(Biblioteka inostrannoy literatury 4F, Nikoloyamskaya ulitsa 1)、 電話番号:495-626-5584、FAX番号:495-626-5586、開館時間:月〜金10:00〜18:00; 土12:00〜17:30) ◆ロシア皇帝の至宝展モスクワの誕生から華麗なるロマノフ王朝まで、ロシア歴代皇帝たちの栄華を伝える日本で初めてのクレムリン・コレクション展。 宝飾品、イコンや聖書、献上品など、歴史的・芸術的に貴重な歴代皇帝ゆかりの品々をお楽しみ下さい。会期:2007年3月20日(火)〜6月17日(日) 会場:江戸東京博物館(03−3626−9974) ◆映画「ロストロポーヴィチ 人生の祭典」20世紀の最も偉大なチェリスト、ロストロポーヴィチ80歳のドキュメンタリー映画をアレクサンドル・ソクーロフが監督。ロストロポーヴィチの半生を通じて蘇る波乱に満ちた芸術の歴史と、妻ガリーナ・ヴィシネフスカヤと子供たちの記録。 渋谷「シアター・イメージフォーラム」(03−5766−0114)にて公開中。 ◆サンクトペテルブルグ旅行記(前編)初級のロシア語を習っていて、いつか直接ロシアの雰囲気を味わえる時があったらいいなと思っていました。今回、お正月休みを利用できたので、1月の冬の時期に行く機会に恵まれました。冬の旅―東北育ちの私もロシアの寒さはまったく未知の世界です。今度の旅行では、生活の中でロシア語を話す機会を持たせてもらい、ロシアの一般家庭でホームステイをして、ロシア人の先生にレッスンを受け、自由時間には街をいろいろと観光するという充実した楽しい内容のものを駐在員のかたにアレンジしていただきました。 ホームステイ 一月七日はロシアのクリスマスで、そのころはお世話になったホームステイのご家族もクリスマス休暇のようで学校も会社もなくて朝もゆっくりしていました。真夜中にはホームステイのご家族が行く教会に連れて行ってもらいました。中は、祈りに満ちた厳かな雰囲気でミサが行われていました。ローソクに灯を灯し、祈りと荘厳な合唱の中に浸りました。 翌日は、ホストマザーのタチアナさんが、にんにくとレモンを詰めた大きな鶏(?)のオーブン料理を作っていました。朝は、自由に自分で食べてしまう形で、パンや飲み物中心です。タチアナさん手作りの白菜のピクルスも食べました。コーヒーを飲むときも「牛乳も入れて飲む?」(と言っているらしい)と薦められます。飛行機の中でも牛乳を勧められたし、みなさん牛乳が好きなようでした。 ピロシキをタチアナさんが作って、私も形づくるのを手伝ったりしました。ピロシキは、具を入れてオーブンで焼くタイプのもので、粉を混ぜるのは日本製のパン製造機でした。中に入れる具も前の日のおかずにゆで卵を入れたりアレンジしたもので、家庭料理の献立作りの素朴な楽しさがあります。私は、具を詰めたり、整えたりしました。日本で売っている揚げたピロシキよりも、焼くタイプのピロシキはカリカリしています。 タチアナさんの孫の少年アンドリュが、飼っているハツカネズミを持ってきてくれて、緊張している私をほぐそうとしてくれたのは嬉しかったです。「日本は遠いの?」。世界地図を持ってきたので、「ここだよ。」と示すと、白いかわいい顔を近づけてきて「日本は遠いね!」とびっくりしたような感じでした。 私は、お礼を言う時に「スパシーバ(ありがとう)」と言いつつも、無意識に日本風に会釈をしてしまうらしく、それを彼は珍しく感じたのか、「それは日本のお礼の形なの?教えて?」といわれ、お辞儀を教えたりしました。 自分が何を言いたいかスムーズに言葉に出てこない時がいっぱいありました。とてももどかしいものです。ちょっとした世間話をしたい時とか、習慣の違いとか、どんなこと思っているのかとか聞いてみたい時がいっぱいありました。こういうとき、会話の中で、「…はどうなっているの?」「…どう思うの?」など、自由に使えるような会話ができたらもっと楽しいのに…と思いました。 (S.Y. 次号につづく) ◆北極圏の町ムルマンスクに旅して(2006年12月28日〜2007年1月4日)旅のきっかけ 『オーロラを見に行くの』その一言に私は反応しました。 2年ほど前からオーロラを見に行きたい。宇宙を感じたい。と願っていました。 9月から準備していたとのこと、12月にはいってからのことでしたのでチケットが取れるかどうかわかりません。 旅行社の努力で何とかとることができ、チケットを手にしたのは28日出発2日前の26日でした。 一時は一泊2万円のホテルといわれ頭を抱えました。そんな難題もクリアーいよいよ出発です。 ムルマンスクに旅して 北極圏と聞いただけで寒さが伝わってきます。どんなところ?どれほどに寒いのかしら?なにを用意したら良いのかしら?太陽が昇らない?横浜に住む私には想像つきません。いろいろ考え寒さの備えだけは万全に準備しました。 モスクワからの乗り継ぎ便が遅れついたのは29日午前2時(日本との時差6時間)。降り立った飛行場は月明かりに照らされていました。思ったほど寒くなくほっとしたり、おや?と思ったり。さあー旅の始まりです。 滞在6日間、期待したオーロラにはついに出会えませんでした。 しかしロシアの人々とのたくさんの出会いがありました。日本語教室で熱心に学ぶ人。「なぜ日本語を学ぶのですか?」「日本語の響きが美しい。」ゆかり先生のもとたくさんの生徒さんが学んでいました。すばらしい日本語のスピーチに感動です。 エスペラント語の勉強会の人。宇宙研究会の人。どの集まりも手作りのお菓子とお酒を持って私たちを歓迎してくださいました。なんと優しい人たちでしょう。日本語、ロシア語、英語でなんとかコミニケイションを図りながら、楽しい時間を過ごしました。国際交流です。 (N.N. 次号につづく) ◆「みなとみらいマトリョミン教室」の佐藤沙恵先生、エフエムやまとに出演♪神奈川県大和市から発信しているFMラジオ局「コミュニティFMやまと」の音楽ゲスト番組「つちやRyu‘s BAR」に、「みなとみらいマトリョミン教室」の佐藤沙恵先生が出演します。「マトリョミン」について、DJの土谷龍祐氏と楽しいトークが繰り広げられます。 大和市周辺にお住まいの皆様、FMラジオの音声周波数を77.7MHzに合わせ、神奈川県大和市の方向にアンテナを向け臨みましょう。 4月22日(日)午後3時45分から放送。 コミュニティFMやまと公式サイト ◆街で見かけたヘンテコナモノまだロシアが国内で冷遇される中、街角で孤軍奮闘しているプチロシアちゃんを応援するコーナー「街で見かけたヘンテコナモノ」。今回は、3/18(日)に東京・赤坂見附のクラシック専門ライブハウス・カーサクラシカで行われた相田康一郎さんの「♪テルミン・カンタービレ♪〜歌うテルミン、マトリョミン〜」3部構成ライブを紹介。 第2部に、外観が愛らしく「タイスちゃん」という名前のマトリョミンが登場。この日の為に服作りの得意な方に注文制作してもらった「チュニジア」という赤と黒の衣装を身に纏い、「恋とはどんなものかしら(フィガロより)」他を熱唱。まだ恋愛を知らない乙女が唄っているよう。 第3部はテルミン×マトリョミン×ピアノ×アコーディオン×グロッケンによる合奏。「イスカンダル」という水色衣装にお召し替え「あなたが欲しい(サティ)」を熱唱。また、ドイツ製鉄琴との合奏「ブラームスの子守歌〜モーツァルトの子守歌」では、ピアニスト橋本裕子さんの心休まる鉄琴の音色と共に唄い、アコーディオンとの合奏「主よ人の望みの喜びよ」では、アコーディオン奏者長塩佳子さんの壮大な演奏に合わせ熱唱。アンコールあり、拍手喝采で終焉。 合間の休憩にはコスプレしたタイスちゃんをファンが囲い、思い思いのアングルでカメラを構え、時間ぎりぎりまで撮影大会。 楽器として演奏を楽しむだけではなく、外観を好きにカスタマイズでき、少し郷愁を誘う笑顔。マトリョミンの楽しみはひとつではないのだ。 (MOPA) ロシア芸能◆Русская десятка(ザ・ロシア・トップテン)2007年3月最終のMTVトップテンです。ついに、ついに、キ━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━(∀゜ )━(゜∀゜)━ターッ!!!! 先月上位に初チャートインした新星マクシムとチリがワン☆ツーポジション獲得! また、10曲中3曲がニューシングルと、ヒットチャートに新しい春の嵐が吹き荒れています。 一方、ユーロビジョンでRミュージック界史上最高2位を獲得し、日本にもファンが多いロシアの国民的歌姫・アルスーが2年ぶりのシングル発表で、初登場7位につけています。 07年のRショウビズ界は例年と違う何かが起こるかもしれません! 先月紙面上の都合で休載した「デルジ・ズヴョーズドゥィ「(星をつかめ)」では、今月第6位のГород 312を紹介。 (MOPA) 1. МакSиМ ”Отпускаю”マクシム/解き放つ 2 Чи-ли ”Маки” チリ/芥子 3. Серега ”Миллион долларов США” セリョーガ/100万ドル 4. Сергей Лазарев ”Everytime” セルゲイ・ラーザレフ/Everytime 5. ЛераМассква “Разные” レーラ・マスクヴァ/いろいろな 6 Город 312 ”Фонари” ゴーラド312/灯々 7. Алсу ”Самое главное” アルスー/最も大事な 8. Бьянка ”Несчастливая любовь” ビヤーンカ/不幸せな愛 9. Дмитрий Билан “Невозможное возможно” ドミトリー・ビラン/おそらく不可能 10. Лигалайз&DATO ”Джаная” リガライズ&ダト/ジャナヤ (MTV、3月26日付) ДЕРЖИ ★ ЗВЁЗДЫ ! (星をつかめ!)今月はゴーラド312をご紹介します。「最も大事なのは、ゴーラド312が“借り物ミュージシャン”ばかりの仲良しグループではなくて、力を秘めた最も本格的なグループってことだよ。」 ロシアで有名なドラマー、イーゴリ・ジャヴァド=ザーデの言葉である。音楽界の大物にそこまで言わしめたこのグループは一体何者なのか。 ゴーラド312は、アヤ(ボーカル)、マーシャ(ギター)、ジーム(キーボード&バックボーカル)、レオン(ベース&バックボーカル)ヴィック(ドラムス)で構成される5人組の音楽ユニット。 結成して3年目になる。全国区メジャーデビューするときに女性ギタリスト、マーシャが加わった。 この才能豊かなユニットは、モスクワの音楽の祭典”Радуга талантов”で瞬く間に成功を収めた。 そして、ГЦКЗ “Россия” から電気街・ガルブーシュカ広場特設ステージに至るまで広場という広場を巡り、道行く人々に彼らの音楽を聴かせた。 艶やかで美しい音楽を聴かせてくれる彼らだが、いたって前向きで垢抜けているグループ。 ボーカルのアヤは言う。「私たちのことを知りたい?だったら312の街に来て、すべてを見て、聞いてそして感じて」 皆さんもご存知、ロシアの才能豊かなロックディーバ、ゼムフィーラとコラボ経験もある先の著名なドラマー、イーゴリ・ジャヴァド=ザーデも参加して ファーストアルバム”213 Дорог”を収録した。 ゴーラド312の「312」の由来は、彼らが知り合い、ユニットを結成した街ビシュケク市の市内局番の数字からであるとか。 そして彼らが所属するレアルレコード社と契約締結した日が2005年12月3日なのである! ロシア式に表現すると「日」の後に「月」の順になるので、312の順になるのは作為的かもしれないが。 またミュージシャン生活をしていく上で、電話番号や部屋番号からクロックルームの番号まで常にその番号と縁があった(そこまでいくとわざとというか、なんかくどい感じがあるがxxx) いずれにしても彼らにとって312という数字は、メジャーデビューを果たしロシアを魅了した縁起の良い数字となったようである。 彼らのデビューシングル”Останусь”は、ロシア全土で空前の大ヒットとなり日本でも放映されたダークファンタジー映画「ナチノイダゾール(日本名:ナイトウォッチ)」シリーズ第2幕「ドゥニェーブヌィダゾール」のサウンドトラックに採用され、毎週ヒットチャート上位にランクイン。 ロシアの音楽放送局MTVロシアによる「MTVロシア映画部門 年間優秀サウンドトラック賞」にノミネートされ、その功績が讃えられた。 またこの歌は、シンフォニー調にもアレンジされ大好評であった。 大好評を博した後のセカンドシングル”Вне зоны доступа”は、ロシアで有名なラジオ局 “Питер fm”のサウンドトラックに採用された。 同名のアルバム制作には、ヴァレーリヤ、ムーミィトローリ、ゼムフィーラ、モラリヌィコーデックス、コルニーなど ロシアでも日本でも有名なRポップ&Rロックアーティストへの楽曲作りに参加した大物アーティストらが、彼らに協力している。 [メンバー紹介] アヤ:メインボーカル担当。音楽専門学校ボーカル科出身。 ジム:キーボード兼バックボーカル担当。6歳の頃から音楽に没頭し、音楽専門学校ピアノ科を卒業。 ゴーラド312結成の発起人のひとりで、作詞作曲も手がける。 レオン:ベースギター兼バックボーカル担当。ジムと同様、ゴーラド312結成の発起人のひとり。 音楽学校では将来性あるバイオリニストとしてとても期待されていたが、ベースの方を好むようになり、音楽専門学校に進んだ。歌は14歳のときから書き始めた。 マーシャ:リードギター担当。ダンスの世界から音楽の世界に転身した、異色の経歴の持ち主。 バレエやエアロビクスなどに励んでいたが、著名なジャズギタリスト、アレクセイ・クニショーフに師事してもらうようになる。 「マーシャにとってギターとは、勿論女ではなくて、抑えなくてはならない獣」 (MOPA) ◆t.A.T.u.情報みんな大好き♪ロシア発世界のスーパーアイドル「t.A.T.u.」関係の情報です。(^^)1)3月7日付のニュースでは、YouTubeと並ぶ自由登録制のソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」のE-Music部門で、タトゥがトップ5に選ばれました。 2)そして3月8日の女性の日、ロシアの公営放送Первый Каналで放送された「ロシアショウビズ界のセックスシンボル」において、 ユーリャがベスト10入りしたと報じられています。次の目標は第1位&オピニオンリーダーでしょうかね。目指せロシア製マドンナ! 3)18日に3rdアルバム収録のためにLAへ。「In Style」誌に最新号に1995年の頃の記事として、当時10歳だったユーリャの「ネポセードィ」時代前後の秘話が掲載されました。 この頃から既に歌が大好きだったユーリャ。両親は彼女の非凡な才能と強運、そして輝かしい将来を早期から見抜いていたとか。 公式サイト (MOPA) ハバロフスク旅行記◆大河アムール・大自然とふれあいの旅平成18年8月16日。オケアンキャンプ児童との交流会に参加した。市街よりバスで30分ぐらいの所にある。途中、田園風景、ダーチャなど見ていると、あっと言う間に着いてしまった。道路もキャンプ内まで大型バスが入り、きれいに舗装され整っていた。キャンプ場入り口で、夏期キャンプ学校の校長先生の歓迎の挨拶で始まり、先生、子供達約90名の歓迎の花道を、今日は(ズドラストビチェ)の挨拶でキャンプ広場へと案内された。民族衣装を着た年長生2少女より焼き立てパンと食塩のめぐみの儀式があり、それから主催者より今日のスケジュールの伝達、子供のクラスごとのグループ名の発表、テーブルをセットして交流のスタートとなった。 ハバロフスクの子供達の作品、ビーズで作ったもみの木や、日本の桜などは見事にできていた。 わら人形作りは、挑戦している人もいて、親切に教えていた。チェスは3セット用意してあったけれど、日本人では、やっているのを見なかった。 空手の形を披露していたのは、人気もあり人が集まっていた。日本より持って行った物では、あやとり、折り紙、ともに好評で最後の方までやっていた。他に独楽、けん玉、ヨーヨー、これらは競技的なところもあり、あまり上手な人はいなかった。でも初歩的な事は結構やってもすぐ飽きていた。 書道は書く事よりも、書いてもらった半紙を貰って喜んでいた。 ロープ結びはなかなか難しい遊びである。でもやってのけ、その後の縄跳びは上手であった。 6時より食堂へ行き夕食を取る。焼き立てのパン、スープ、サラダ。キャンプ場とは思えないぐらい美味しかった。 食後、広場で輪になって、子供達の質問交換が行われた。放課後の過ごし方でも、日露、勉強というのがほとんどであった。又、遊びのトップはゲームと言うのも、同じくよく似ていると思う。それより丘に上りキャンプファイヤー。モスクワ郊外の夕べなどを歌い、親睦を深める。眼下には広大なアムール河も望め、絶景であった。最後は目玉のスイカ割り。始まるとすぐに大勢人が列を作り、勘が良く1人2人続けて割った。中には力が余って棒を折ってしまう人もいて、爆笑の一幕もあった。でも人気はありほとんどの人は参加したと思う。丘の上をさようなら(ダスビダーニヤ)と握手の中で帰路のバスへと向かった。 広場のバスの所まで来て手を振っての別れとなった。時間は9時半を少し回っていた。帰りは町の夜景を見ながらホテルアムールへ着いた。 (S.T.) <参考>ハバロフスク「オケアン」サマーキャンプ日課表 8:00 起床 8:15 朝の体操 8:35 朝のトイレ 9:30-10:00 朝食 10:00-11:00 「職業安定所」 11:00-11:30 二度目の朝食 11:30-13:00 テーマの時間 13:00-14:00 昼食 14:00-16:00 休憩 16:00-16:40 間食 16:40-19:00 テーマ 19:00-20:00 夕食 20:00-21:00 夜の催し物 21:00-22:00 二度目の夕食 22:00 年少児就寝 23:00 年長児就寝 ◆ハバロフスクツアー感想文初めて訪れたハバロフスク。アートや建築物、生活文化の好きな私には、大変贅沢な時間でした。高い空を背景に、変化に富んだ美しい建物、街往く女性達は、舞台やファッション誌から抜け出してきたかのような美しさ、その魅力は数え上げたらキリがありません。 また、古い物や資源を大切にし、使えるものは最後まで修理しながら天寿を全うさせる暮らしを間近に見た気がします。 その一方で、職住接近による時間的ゆとり、自然に音楽や芸術に親しみ、庶民もダーチャ(農園付き別荘)を満喫する豊かさ、憧れました。 ホームステイでは、おいしいブリヌイ(ロシア風クレープ)の作り方を教わったり、大変親切にしていただきました。 お散歩の時にも、お嬢さんが荷物を持って下さる等、若い方々のマナーも素晴らしいのには驚きました。 一言で言うと、肌触りのいい国という感じでしょうか、また是非行きたいです。 (I.I.) スポーツ情報◆2007 フィギュアスケート世界選手権3/20(火)〜25(日) 東京体育館トリノ五輪を終え、各国新しい顔ぶれでのぞんできた世界選手権が東京で閉幕した。ロシアも旧布陣から新しいメンバーへと変わり、新たなスタートを切ったわけであるが、結果は非常に厳しいものになった。 年明け早々に行われたヨーロッパ選手権においても王国ロシアがメダルひとつに終ったことで話題になったが、今大会はさらにきびしい結果を見るに至った。結局、今世界選手権でロシアはメダルがひとつも取れなかったのである。 期待されたアイスダンスでもドムニナ・シャバリン組の5位が最高、ペアにおいては9位、男子が20位、女子は13位がそれぞれの最高順位、フィギュア大国の名からは想像できない順位に終ったのである。かつてより、トリノ五輪で華々しい歴史も終了するだろうと言われてきたが、現実となった瞬間であった。 しかしながら新しい方向性の一つとして、今大会ペア競技において他国選手を自国選手としてエントリーさせたのは、ロシアでは初めての出来事であった。その相手として日本人の川口選手が選ばれたことも、私達日本人にとって喜ばしいことであった。結果はロシア最高位ではあったものの9位に終ったが、ペアを組んで日が浅いことからこの先が期待される。 今大会の結果を受け、いかに立て直すか、今ロシアは難しい局面に立たされているのは間違いない。 (森) アンナ・ベッソーノワ選手(ウクライナ)イオンカップ2006 世界新体操クラブ選手権にて 撮影・森 美和 ※協会サイト「ロシアのスポーツ」も是非ごらん下さい。 露語で読む現代の世界Т-34-85氏によるこのコーナーはブログで公開中です。是非ごらん下さい。今月のテーマ:Мнение главы МИД РФ Сергея Лаврова 政治・経済用語解説◆プーチン後 ― ロシア大統領選挙ロシア大統領選挙を10カ月後に控え、プーチン大統領(55)の後継者問題がクローズアップされている。今年2月にはイワノフ副首相兼国防相を第一副首相に抜擢し、メドベージェフ第一副首相と同格に据え、最側近の二人が光景レースを引っ張る構図が明らかになった。プーチン政権がもつ二つの顔を代表する二人であるが、結局すべては大統領の気持ち次第であり、ロシアの政局を左右するのはプーチンただ一人。両候補の横顔を見てみよう。ドミトリー・メドベージェフ(51)は、レニングラード出身でレニングラード大学卒。91年サンクトペテルブルク市対外関係委員会法律顧問、その後、政府官房副長官、大統領府長官をへて、05年第一副首相に就任。学者出身のメドベージェフは、リベラル派の経済官僚に近く、エリツィン前大統領側近で電力独占企業会長のウォロシン長官と親しく、自らは世界最大の天然ガス独占企業ガスプロム社の会長を務める。 セルゲイ・イワノフ(54)もまたレニングラード出身でレニングラード大学卒。プーチンと同じくKGBに勤務し、欧州中心の対外諜報活動に従事。98年連邦保安局(FSB)副長官、その後安全保障会議書記、国防相、副首相兼務をへて、07年第一副首相に就任。イワノフは航空機製造会社会長で、軍需産業が主な基盤、政治的にはやや保守で愛国的である。 欧米の投資を呼び込む経済パートナーとしてのロシア、イラク・イラン問題などで米国の一極支配に対抗するこわもてのロシア。後継者本命の両者は、プーチン政権がもつ二つの顔を代表してきた。後継レースの行方はどちらの顔がでてくるかに影響しそうだ。後継者指名は早くても大統領選直前で、場合によっては両氏に立候補させて、判断を国民に委ねるのではなどとの観測もある。 政界を引退するには早すぎ、憲法が禁じるプーチン続投に固執する声もあり、1期4年をおいた12年に再登板するシナリオがある。分離運動を抱えるグルジアのアブハジアや南オセチアで「勝てる戦争」を起こしてロシアに併合、その承認のための憲法修正に乗じて大統領三選を可能にする観測すらもある。 大統領選挙にはまだ一波乱あるとの見方が有力である。背景にあるのは「穏やかな権力譲渡が一度もない」というロシアの政治風土だ。エリツィン前政権を支えた石油会社ユコスのホドルコフスキー元社長や政商ベレゾフスキーは、プーチン政権下で国賊扱いとなり、シベリアでの懲役刑やイギリス亡命の憂き目にあった。「第二のホドルコフスキー」の運命におびえる有力者は、プーチンが影響力を失う事態を何よりも恐れている。プーチンの意向が決定的な力をもつゆえんである。 (中村) ロシア語で鑑賞する日本の詩歌敷島の大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜花 本居 宣長 Суть души Ямато Кажется мне Заключаться в дикой вишни цветках, На утреннем свежем солнце Пахнущих ароматно в горах. примечание: Ямато - название древней Японии. (перевод: Т-34-85 в 2007 г) 中世ロシア興亡史講義
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