サモワール茶会とビデオ鑑賞「戦火のナージャ」
ソ連軍とドイツ軍による壮絶な全面戦争を背景に、更なる過酷な運命を辿る元大佐と生き別れた娘の姿が描かれます。
その後サモワールチャイを飲みながら感想を話し合いましょう!
【日時】2012年3月25日(日)13:00~(ビデオ鑑賞・152分、その後茶会)
【会場】横浜平和と労働会館5階
【参加費】会員500円、一般700円
ソ連軍とドイツ軍による壮絶な全面戦争を背景に、更なる過酷な運命を辿る元大佐と生き別れた娘の姿が描かれます。
その後サモワールチャイを飲みながら感想を話し合いましょう!
【日時】2012年3月25日(日)13:00~(ビデオ鑑賞・152分、その後茶会)
【会場】横浜平和と労働会館5階
【参加費】会員500円、一般700円
2012年2月26日(日)12時30分より、横浜平和と労働会館3階で定期総会が行われました。
事業計画、決算、予算、2012年度役員案の承認等、内容の詳細な報告は会員のみに郵送される別紙にてごらんください。
14時15分からは特別講座「ロシア民謡」、16時30分からはみなとみらいマトリョミン教室アンサンブル「MMM」の演奏を楽しみました。
横浜平和と労働会館3階
今年の総会記念行事は、例年とは趣向を変えてロシア民謡の特別講座となった。講師は当協会ロシア語教室・会話クラス担当の川北ナターリア先生、通訳は協会事務局の田邊由紀子さん。会場は約30名の参加者でほぼ満員だった。
時間が短かったためか少々歌い足りない感もあり、子供の頃音楽学校に通われていたという先生もまた、ユーラシア各地の歌について話したいことがまだまだありそうな様子だったが、全体的にはなかなか楽しく、初めて学ぶことも多い有意義な講座であった。
4月からの第116期開講に先立ち、当教室講師による会員無料のロシア語体験講座を行います。
今回はロシア語を勉強するのは全く初めての方を対象に、アルファベットや簡単な挨拶など、初歩のロシア語に触れて親しんでいただく体験講座となります。全く初めての方だけでなく、自分で少しかじったことのある方、昔勉強したことがあるけれど忘れてしまった方なども歓迎です。この機会に是非ご参加ください!
春からロシア語を始めてみませんか?4月9日(月)より順次開講(※一部7日開講のクラスあり)。月曜夜19時、土曜午後16時には、アルファベットから初めて学ぶ方のための新規入門クラスを開設します。
月曜から土曜まで、入門・初級・中級・上級・応用・会話の各種クラスを開講します。途中からの参加もできますので、是非気軽にご見学ください。見学は3クラスまで無料です。
皆様のお申し込みをお待ちしています。
時間割・内容・料金等の詳細はホームページをごらんください。
月曜~金曜、10:00~17:00の間、1コマ90分。
基本的には個人レッスン、同レベル・同時期開始の場合はグループレッスンも可。
入学金5,250円(会員は無料)、受講料1回3,000円。
今期の残りレッスン日:3月24日(土)
2012年度前期予定(毎月2回、土曜日開講):
前半 4/7, 4/21, 5/5, 5/19, 6/2, 6/16
後半 7/7, 7/21, 8/4, 8/18, 9/1, 9/15
生徒募集クラス:
15:00~15:45(バラライカ上級)、17:00~17:45(ドムラ初級)、18:00~18:45(バラライカ初級)
講師:北川 翔
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):
3~5名クラス:24,000円(1回4,000円)、2名クラス:36,000円(1回6,000円)、1名クラス:60,000円(1回10,000円)
※途中入学の方は終了回数分を値引きします。
今期の残りレッスン日:3月17日
日程:毎月1回、土曜日開講
2012年度前期予定:4/21, 5/19, 6/16(7月・8月・9月は会場の都合により未確定)
アンサンブルクラス(90分)13:00~14:30
グループレッスン(※60分・2クラスに戻ります)
Aクラス14:45~15:45、Bクラス15:55~16:55
入学金:3,000円(継続の方、会員は免除)
受講料:
アンサンブル 3,500円×5回=17,500円
グループレッスン 3,000円×5回=15,000円
※初めての方も歓迎。楽器をお持ちでない方は授業時間内のみ借りられます。
会場:横浜平和と労働会館2階 音楽センター
講師:平野 麻里 (マトリョミン演奏家、指導者 マトリョミングレード1級)
年初会員数:221名。1月末、219名。2月25日現在220名。年初比▲1名。
今年の会員拡大目標は新規入会36人、月平均3人です。各人が常に会員拡大に心がけ、目標をやり遂げましょう。
2011年度決算は前号で述べたように3・11の影響などもあり近来に無く厳しいもので、黒字財政は守ったものの実質的には2010年度より若干の後退であった。前年比の後退は実に15年ぶりのことである。
本年度も公務員の賃下げ、民間企業のリストラなどによって消費需要が減退し、景気の一層の悪化が予想される。したがって前年度の予算は総額¥14,345,000.-であったが本年度は手堅く¥13,828,000.-とした。
また有限会社カチューシャの協会への合併によって5Fの家賃負担が無くなったことに対応し今年度から事務所整備・拡張引当金を新設した。これにより本年度は老朽化した5F右側エアコンの更新と小教室のエアコン新設を行い語学など学習環境の向上に資することとした。工事は3月中にも行われる予定である。
月 | 売上額(円) |
---|---|
2011年4月 | 368,430 |
5月 | 182,652 |
6月 | 167,775 |
7月 | 6,795 |
8月 | 206,915 |
9月 | 3,150 |
10月 | 57,250 |
11月 | 47,727 |
12月 | 168,160 |
2012年1月 | 226,806 |
2月 | 53,780 |
合計 | 1,489,440 |
於:2月10日(Aチーム)
紀伊国屋ホール
父に死なれた姉妹たちは、モスクワを離れ田舎に蟄居する。モスクワに帰りたいと願いながら、現実に甘んじるしかない彼ら。父と縁のあった将校らとの交流が唯一の憂さ晴らしだ。優秀な兄は嫁のナターシャと暮らすうち、夢をあきらめどんどん世俗化する。家を乗っ取らんばかりのナターシャと、日々の生活に疲弊していく姉妹たちの相克が生き生きと感じられるのも、新訳による台詞の効果だろう。
112年前に書かれた「三人姉妹」の登場人物たちは、自分たちの生き様が後世から見てどうだろうかということを、常に気にしている。それに比べると現在の私たちは、なんと後世に対して無神経な暮らしをしていることだろう。舞台上の彼らの台詞に問いただされているような気がした。
(文:滝沢 三佐子/撮影:飯田 研紀)
ロシアと近隣諸国の音楽を中心とした芸能情報を紹介するコーナー「ユーラシア音楽芸能情報」を発信中!
今回は勝手ながらお休みさせていただきます。M(_ _)M
10位・9位・8位・6位には'11年にヒットした、メグ&コクス、ビラーン、ガガーリナ、カスタが続いています。皆さんの記憶の中にも比較的新しく残っていることでしょう。
7位はこのチャートでは初登場ですね、ウクライナ発の才能豊かなイワン・ドルンがロシアデビューを飾り「Северное сияние」が7位に輝きました!彼の生い立ちはちょっと複雑。'88年生まれ。'90年チェルノブイリ原発で働く父の仕事の関係でスラヴチチへ。イワンが小学校2年に上がる時、イワンの母の考えで母親姓(ドルン)を名乗ったそうです。スポーツ万能でセイリングスポーツのマスター称号を持ち、幼少から音楽学校に通い溢れる音楽の才能を磨いてウクライナのデュオ、パーラ・ノルマリヌィフのメンバーに。そして'11年にソロ活動を開始、ロシアデビューを決め制覇しました。今後が楽しみなアーティストです。
'09年10月に彗星のごとく現れロングヒットを続けた ファイヴェスタ・ファミリー&23:45の「Я буду」が5位につけました。
'11年後半にブレイクしたヨールカ。彼女はもともと'05年から歌手活動していたのですが、「プロヴァンス」の欧州ヒットから彼女の人生が大きく変化。今月も彼女の新譜「Около тебя」が4位にランクイン。
アンチ豪華絢爛という独自のグループコンセプトにティーンが共鳴した、超人気のクエストピストルズが3位に食い込みました。
2位にはヴィアグラ出身でここ数年旬のセクシータレント・ブレジネワと、「マイアヒ~♪」で世界中にたちまちヒットしたモルドヴァのスーパースター・バランのデュオ曲「Лепестками слез」。
総集編で第1位に輝いたのは意外や意外、グループ・トキオのVo・ヤロスラフがソロで活動しているマチェテの「Нежность」でした。ヤロスラフの低音の囁きと共演している女の子の屈託ない優しい笑顔が、なんだか切ないナンバーです。おめでとうございます!:-)
詳細は協会ブログ「ユーラシア芸能」カテゴリーで。
D・オフチンニコフ
ソビエト政権の初期に、一連の組織的な施策が為され、ウズベキスタン音楽の作曲、演奏、音楽学の発展が促進された。1918年にタシケント、サマルカンドその他の都市に国民音楽院が創立され、20年代には幅広い音楽教育機関のネットワークが出現した。
1934年にはタシケントに音楽高等学校(1936年からは音楽院)が創立された。中央アジアの音楽芸術の記録と研究がV・A・ウスペンスキー(注2)の主宰する音楽-民俗学委員会(タシケント1920-23年)、N・N・ミローノフの主宰するサマルカンド民族音楽-舞踊研究所(同時に教育機関でもあった---1928-31年にタシケントに移転した現在のハムザ・ハキムザデ・ニヤジ記念芸術大学)により行われた。1918年にはタシケントにロシアオペラ劇場が開場し、20年代初期に、その舞台にA・V・ネジダーノワ、L・V・ソービノフ等が登場した。1926年には歌手M・カリ・ヤクーボフがサマルカンドにウズベキスタン民族アンサンブルを創設した。このアンサンブルの最初の女性歌手は、タマーラ・ハヌムであった。1929年にこのアンサンブルをベースにウズベキスタン音楽ドラマ劇場が組織され1929--32年までの音楽監督はカリ・ヤクーボフであった。さらにこの劇場を母体として1939年にウズベキスタン・オペラ・バレエ劇場(注1)がそ創設された。1947年にはロシアの劇団が出演し、1948年からはA・ナボイ記念劇場となった。
平行して、ムーキム記念ウズベキスタン音楽・ドラマ・コメディ劇場(1971年からはムーキム記念ウズベキスタン音楽劇場)も創設された。30年代には地方毎に多くの音楽・ドラマ劇場が出現した。またこの時期にウズベキスタン・フィルハーモニー(1936年)共和国民族芸術の家、ウズベキスタンソビエト芸術同盟等が創立された。
ウズベキスタン音楽の伝統にとって新しいジャンルの開拓、また、第一にロシア並びに西欧クラシック音楽が達成した表現手段として、民族楽器の改造という課題が生じた。即ち、楽器を完全な半音階を伴う平均律音階としより大きく強い音にすることであった。30年代には、民族楽器の改造の為に多くの実験が行われウズベク人の職人が参加した。1943年にウスペンスキーの指導、V・M・ベリャーエフの協力による楽器改造の試験研究所の開設によりこの分野の仕事が系統的に行われるようになった。(1944年からこの研究所はA・I・ペトロシャンツが主宰した。)その研究員の一人がS・E・ディデンコである。
改造された民族楽器によって結成されたオーケストラは、単旋律の限界を超え、対位法を使用して、表現、伝統の可能性、レパートリーを拡大した。ウズベキスタン共和国では、再び、合唱団、声楽-楽器アンサンブル、交響楽団、吹奏楽団さらに音楽愛好に特別な関心がはらわれた。ロシア人音楽家によるウズベキスタンの作曲家、演奏家の教育は大きな意義を齎した。
(次回に続く)
(訳・一杉 次郎/タシケント)
ところ:
アップリンク(東京・渋谷)3月3日より公開
シネマ ジャック・アンド・ベティ(横浜)近日公開
5か国の若者たちがとらえた今、街の表情、人の暮らし。
[月]東京+ミンスク、[火]北京+モスクワ、[水]キエフ+ミンスク、 [木]モスクワ+北京、[金]キエフ+東京
とき:3月5日→9日、3月12日→16日 16:55開演
ところ:岩波ホール(東京・神保町)
料金:無料
●「汽車はふたたび故郷へ」(イオセリアーニ監督作品)上映中
旧ソ連時代の絵本即売会。
とき:3月2日(金)~18日(日)
12:00-20:00(火曜定休)
ところ:デッサン(中目黒駅)
~ロシアが生んだ天才、大論争となったあの演奏を再び~
とき:4月10日(火) 18:30開演
場所:日経ホール(東京・大手町 日経ビル3階)
入場料:一般=3500円、子ども=2500円
問い合わせ:日経ミューズサロン事務局03-3943-7066
【一般向け上映会】
とき:2012年3月13日(火)19:00、28日(水)15:00、4月20日(金)19:00
☆3/28にはロシアからスペシャルゲストの来日を予定
※上映は不定期に月1-2回程度実施する予定。
ところ:神楽サロン2階(東京・「市ヶ谷駅」または「飯田橋駅」)
入場料:2,000円(事前予約&前払い制)
※お申込みいただいた方にメールにて支払先等の詳細をご案内します
定員:35名(先着順)
お申込み・お問い合わせ:神楽サロン(担当:戸谷、瀧澤)
Eメールアドレス:info@kagurasalon.com
TEL:03-6265-0580/FAX:03-6265-0581
とき:3月28日(火)15:30-17:00
講演者:浅元薫哉(日本貿易振興機構海外調査部欧州ロシアCIS課)
料金:一般8000円
会場問合せ・申し込み:日経東京本社ビル6階 03-6256-7720
2011年12月 ロシア・モルドヴィア共和国サランスク市
(撮影:森 美和)
結局当日来てくれたのは歌い手2人と、応援に来た3人の合計5人。歌い手はもっと来てくれるはずだったが、心を折られたよう。トップバッターで「さくらさくら」を披露し、昨年の大震災におけるロシアの温かい支援に感謝して、宮殿を後にした。
実は暴言の後日本語生徒たちに事情を話したところ、宮殿関係者と知り合いである生徒が件について既に知っていて、理由をゆっくりと話し始めた。
「先にあったロシア大統領と旧ソ連邦国との間で会談があり、これまでの関係を改善強化することが決定され、それを体現するようムルマンスク行政にことづけした。」
「ムルマンスク行政も中央政府から自州の改善と資金的援助を願うため、これをことづかった。」
「国立文化宮殿開催の国際行事に出場するグループ選抜にムルマンスク行政が関与、示唆した。(宮殿側は国際行事を行なう際、何も決めることはできないそう。)」
「民族友好祭の催行時間は固く決められていて、延長はできない。」
上編で書いたように、実際出場したのは旧ソ連の国々(連邦国内共和国を含む)とイスラエルとドイツ計21グループ)。出場条件が「協会登録」「その民族がいること」だったが、3~4名といった人数が少ない出場グループもいくつかあり、「協会」登録しているとは思えない様子だった。
またその生徒は、「日本が排除されたのは北方領土問題未解決による」との考えを示した。民族友好祭の開催は今年1月29日。前日には日露会談があり、祭の1週間後は北方領土の日だった。
文化行事への政治介入―ソ連時代を長く経験していて未だ旧制度が随所に残るかの国では大いにありえそうな話である。だとしたら、いやはや怖い国である。自由って当たり前じゃないんだ、とひしひし思う毎日である。翌年にはムルマンスク初の日本文化週間を開催しようとしているところへ、場所代だけではすまない問題が大きく立ちはだかりそうだ。
【お願い】現地で撮影に協力したMOPAさんですが、肝心の番組が見られないそうです。録画された方、その映像をご提供いただける方がいらっしゃいましたら、協会事務局を通してご一報ください。
2011年からオランダ・アムステルダムに居を移した当協会元ロシア語講師・ロシア経済講演会講師のスレイマンさんより、オランダについての報告をお寄せいただきました。
『Your future is bright!』。あるオランダの町、ある大学の廊下にこういうポスターが張ってある。大きく書かれた文字の下に、笑顔の若者達がそれぞれ何らかの作業に夢中になっている様子。就職活動の学生に向けたポスター。これをたまたま見かけた私は最初、十数年前から剥がし忘れられた紙屑にしか思えなかった・・・
移動や旅行等が苦手な自分だが、この頃トラベリングが多く、それゆえに色々な所との色々な違いに自然に気がつく。それと同時に共通点も目立ってくる。違いが多いのは無理ないことであろう。文化、経済、地理的な在地等、それなりの影響で社会に影響を与え社会を作り出したら、変えたりしている。とても多くの国は、かつて珍しかったはずの「学級崩壊」、「授業さぼり」は、ここ十数年前から普通のこととなった。特に都会等では、平日の昼間に商店街、行楽地、ゲームセンター等を楽しくぶらつく中高校生達の姿は欠かせない光景になってしまった。
しかしオランダという国ではそういった現象がないことに気づき不思議に思う。以前オランダも学級崩壊や勉強への無関心といった問題で悩まされていたが、有効的な対策の結果、比較的に短い期間で生徒の関心を外遊びから校内や学校関連の活動に持たせるのに成功した。規律や規則の改善より、子供自身への注目とアプローチが重要な鍵となった。入学するときから生徒の興味、希望、個性に注意を配り、適切な指導と教育プログラムが組まれる。普通では私立学校でないとなかなか織り込まれ難いパターンと思われそうだが、オランダの圧倒的な小中高学校は公立施設で、高く評価すべきである。
最初段階から勉強への関心築きに並び、教育の質も重要視され続けてきていて、依然として高い首位順で保たれている。大学費用は国で負担されていることは、欧州等ではオランダに限らないのだが、比較的に大学進学率の低位そして更に大学卒業率の低い水準がオランダの特徴である。それらの現象の裏には大学生に求められている高い専門知識とコンペテンスがある。それを通じて国の数多い戦略的な分野で高い競争力が保たれ続けており、特に欧州雇用情勢が益々深刻化を増している今でさえ、オランダでは得た専門知識を適切な職場で生かすのが当然なことである。大学の廊下で張られているポスターは意外と現実的だ。
JICAの「世界HOTアングル」で紹介したイブン・シナと飛行船ビジネス創成の件がUZのある要人の目にとまり、小生が急遽、「国際イブン・シノ・ファンデーション」の理事との会談に参加した。
これまでも、イブン・シノ関係の学会などは時折開催されていた。しかし、2011年の大統領令により、イブン・シノ(アビシナ)の偉業を世界中の人々に伝える使命のもとに本格的は基金がスタートしたとのことである。
すでに、2011年の11月には、イブン・シノの生まれ故郷のブハラで、フランス、ドイツ、イラン、トルコ、インド、ロシアなどのイブン・シノの研究者が集い、彼の偉業である『医学大全』などのコンテンツを西洋近代医学にも生かすため融合的医学や、新医薬品の改善、老人医療改革などへの真摯な医科学議論が行われたそうである。
今年からは、日本とアメリカにも「国際イブン・シノ・ファンデーション支部」を作りたいのでぜひ一緒に同基金開設への活動支援をして欲しいとのことである。
筆者とイブン・シナの関係は、小生のバイオリンの先生(通称ジーマ)からイブン・シナと音楽療法の偉業を知った3年ほど前からのことであった。その先生とは、『ウズベキスタンの音楽』の連載記事を執筆されているDimitry・オフチンニコフ氏であり、ジーマ先生のことである。今でも時折、『音楽療法メソッド理論』や、『Musical-Mindのビジネス創成』の私的研究会をおこなっている。
西洋医学分析中心のバイオ・メデイソンの限界が問われているが、その行方は混沌している。イブン・シノの研究をする価値は一般人も望んでいることでもある。まさに、Tashkentでの生活そのものがイブン・シノの『医学の歌』(翻訳:志田 信男)にあったように、「人が生きていることとはこんなにも楽しくなるチャレンジへの探索」が身近な人間関係の中から誕生している様を目の当たりにして、まさに「国際経営人類学~入門編」であると感じている次第である。
早速入ってみると、とても大学とは思えない風景に驚きます。噴水やヤシの木、中央にはセレモニーが行われるステージがあり、ホテルやスポーツクラブのロビーのようでした。
次に目につくのが、入り口付近に掲げられている日本の国旗です。聞くところによるとこの大学の学長は日本人で、日本からの教授も何人も受け入れているそうです。またしても意外なところに、日本とカザフスタンのつながりを発見しました。
空港の出迎えから、ゲストハウス宿泊サービス、語学&芸術留学のサポート、知られざる観光スポットまで、お客様の要望に合わせた手配が可能とのことです。
特に今年は、6月にキエフでユーロサッカーの開催が予定されていますし、ウクライナへの旅行も魅力的ですね。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
※協会会員の方は、宿泊代、車での移動代(ツアー代)の特別割引があります。
字数は読み物なら400字~800字程度(長ければ連載で)、案内なら1行~200字以内でお願いします。
また、この神奈川県版機関紙「日本とユーラシア」に関するご意見やご感想なども歓迎します。はるばるロシアやユーラシア各地から、また日本国内から毎月原稿をお寄せくださっている皆さんに、感想や励ましのお便りを是非お送りください!
締切は毎月第3または第4土曜日(月末土曜日に開かれる協会理事会の1週間前)です。
投稿は郵便・FAX・Eメールのいずれかで。宛先は下記の通り。
協会サイト内 中世ロシア興亡史のページ をごらん下さい。