ロシアの菜園付きセカンドハウス「ダーチャ」

おすすめレシピ ~デザート~

 木いちご、すぐり、さくらんぼ、ブルーベリーなど、色々なベリー類が収穫できる季節になりました。
 ロシアのダーチャでは、庭や近くの森で摘んできたベリーを使ったコンポート(果物のシロップ煮)やジャムを作る頃でしょう。
 新鮮な出来たてをその場で味わっても、保存瓶に閉じ込めた夏の香りを秋や冬に楽しんでも良いものです。

◇ 生の果物とベリーのコンポート

材料:
好みの生の果物2/3皿、好みのベリー1/3皿、砂糖1カップ(ベリーにまぶす分を少し取りわけておく)、レモン汁1個分、水4カップ

作り方:
1.果物を洗い、小さく刻む(柑橘類なら袋に分ける)。
2.水を沸騰させ、砂糖を入れて煮溶かす。レモンかオレンジの外皮を入れても良い。
3.シロップに1の果物を入れて煮、火が通ったらボウルに空ける。
4.好みのベリーを選別し、砂糖をまぶし、冷蔵庫に1~2時間置く。
5.煮た果物とベリーはそれぞれ汁と分け、果物をベリーで覆う。
6.果物を煮たシロップ、レモン汁、ベリーから出た汁を混ぜて、5の果物にかける。

◇ さくらんぼのコンポート

材料:
さくらんぼ2皿、砂糖1カップ、水3カップ

作り方:
1.さくらんぼを洗い、軸と種を取る。
2.水を沸かして砂糖を煮溶かす。
3.さくらんぼをシロップに入れ、一煮立ちしたら火を弱め、再び沸いたら実を取り出し、ボウルに入れる。
4.シロップにさくらんぼの種10個を入れて、半量程度になるまで煮詰める。
5.シロップを漉し、ボウルのさくらんぼに注いで、冷やす。

◇ ベリー類のコンポート

材料:
さくらんぼ、すぐり、いちご、木いちごなどベリー類数種 計2/3皿、砂糖1カップ、水3~4カップ

作り方:
1.ベリーを洗い、さくらんぼは軸と種を取る。
2.水を沸騰させ、砂糖を入れて煮溶かす。
3.下ごしらえしたさくらんぼ、すぐり、いちご、木いちごを順番に入れる。前に入れた種類が煮えてから次の種類を入れること。
4.全部が煮えたら火を止め、冷まし、シロップごとボウルに空ける。

※長期保存する場合は、熱消毒した保存瓶に入れて密封してください。
※分量の「皿」の大きさは各自適当に判断してください。
※ベリー類が一度に少しずつしか収穫できない時は、その都度冷凍庫で保存して、ある程度溜まったら調理すると良いでしょう。

(2007.7.12)