
日時:2013年2月24日(日)13:00~16:30
会場:横浜平和と労働会館3階(JR桜木町駅より徒歩5分)
時間:13:00~14:30
参加費:無料
内容:活動報告、事業計画、決算、予算、2013年度役員案の承認、質疑応答他
ソ連崩壊の直接目撃者であり、故・米原万里さんの「師匠」としても知られるロシア語通訳の第一人者、徳永晴美先生に貴重なお話を伺います。皆様ぜひお越しください。
講演の概要(予定)はこちらをごらんください。
時間:14:45~15:45
講師:徳永 晴美(元ロシア語通訳協会会長・朝日新聞モスクワ特派員・上智大学教授、現朝日新聞客員/当協会会員)
参加費:一般500円、日本ユーラシア協会会員無料
定員:40名(お申し込み先着順、要予約)
参加お申し込み・お問い合わせ先:
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会事務局
電話・FAX 045-201-3714
E-Mail 
※準備の都合上、2月22日(金)までに事務局にお申し込み下さい。
講師略歴
徳永 晴美 (とくなが はるみ)
元上智大学外国語学部教授、現朝日新聞客員。
1965年、モスクワ・ルムンバ大学歴史・文学部に入学。1970年同学部を修士号(MA)取得で終了。
1970年帰国後、新聞「トルード」東京支局長補佐、ノーボスチ通信社東京支局員などを経てフリーの同時通訳者に。1990年から朝日新聞外報部記者。1992年5月から1995年9月まで同紙モスクワ特派員。
帰国後、東京本社総合研究センター主任研究員を経て2002年より同社客員、上智大学外国語学部ロシア語学科教授(2012年3月末まで)。
1980年から1991年まで(および2001~03年)ロシア語通訳協会会長。1983年から1992年までNHK教育テレビ・ロシア語担当講師。1988年から1990年まで通訳ガイド国家試験・ロシア語試験委員会主任。
著書『ロシア語通訳コミュニケーション教本』(ナウカ株式会社)、『ロシア・CIS南部の動乱―岐路に立つプーチン政権の試練』(清水弘文堂書房)。
他に『ロシア語会話とっさの一言』(監修・DHC出版)、『ロシア語通訳読本』(宇多文雄と共著・日本放送出版協会)など。
1) ロシアのイメージ
- 「寒い国、暗い民族」 相手のことをほとんど知らない
- NHK教育テレビロシア語講座
- 事件事故報道中心のマスコミ、新生ロシアの危機報道
- チェチェン情報
- 激変するロシアと独立国家共同体(CIS)諸国
2) 私の日本理解の一端
- 日本文化について、特に日本人のメンタリティーや言語文化の特徴など
- 弟子・米原万里について―同時通訳者誕生のシーン
3) 日本人がロシアから得たもの
- 現代日本語の言文一致のルーツ、19世紀ロシア文学
- 体操、バレエ、アイススケート、芸術・音楽など(白鳥の湖やボルシチ近辺)
- 「テルミン」『カラマーゾフの兄弟』再訳ブーム
4) 領土を巡るロジックの奇異「説得力の欠除」
- エリツィン初来日時の通訳裏話、領土問題の五段階
- 日本側のメンタリティーは
- ソ連崩壊前後から最近までロシア側の認識は
- CIS諸国間の共通言語問題の今後は?
5) 日本文化・文学の魅力への着目回帰
- ゴンチャロフの日本見聞録
- 渡辺京二、東海道中膝栗毛、鴨長明『方丈記』、米原万里、田山花袋『蒲団』、夏目漱石『草枕』
6) 以下余談
- 「お疲れ様」等、言語文化にまつわるエピソード
- 「百万本のバラ」流行の切っ掛けは小生にもあり
- アネクドート
ロシアの民芸品マトリョーシカに最古の電子楽器「テルミン」が内蔵された電子楽器「マトリョミン」のコンサート。
当協会「みなとみらいマトリョミン教室」アンサンブルクラスメンバー「MMM」による合奏をお楽しみください。
会員以外の方もお気軽にどうぞ。
時間:16:00~16:30
出演:みなとみらいマトリョミン教室アンサンブル「MMM」
参加費:無料
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