ハバロフスク対日友好クラブ「すずらん」創立20周年記念式典
11月11日、ハバロフスク対外友好協会の対日友好クラブ「すずらん」の創立20周年記念式典が、ハバロフスク市内の「文化人の家」で行われました。
ハバロフスク対外友好協会は、ソ連時代には国営の対外文化交流協会の支部として活動していましたが、ペレストロイカとソ連崩壊により各地の交流協会が活動停止を余儀なくされる中、1992年、有志によって新たに設立された団体です。
活動はボランティアが中心で、日本総領事館、ハバロフスク州・市の国際交流行事などに積極的に参加しています。
「すずらん」クラブは、女性会員が中心となって、茶道、いけばな、書道、折り紙、着物の着付けなど、日本の伝統文化を学んでいます。また、神奈川県ユーラシア協会は1999年から毎年、夏のハバロフスク旅行を企画していますが、この旅行における日露交流プログラムで、ロシア側ホストを務めてくださっているのが、すずらんクラブの会長、ゾーヤ・ロイトマンさん(写真右端)です。ゾーヤさんは、「日本・ロシア間の相互理解促進に寄与」したことで、昨年秋、日本政府より旭日双光章を授与されました。
記念式典では、すずらんクラブの過去20年のあゆみがスライドで紹介され、その後、対外友好協会のサラヴァト・スレイマノフ会長により、活動に貢献した会員への表彰が行われました。在ハバロフスク日本国総領事館の高橋二雄総領事からは、総領事館主催の文化行事への協力に対する感謝の言葉とともに、記念品が贈呈されました。また当協会からは、柴田順吉会長の祝賀メッセージを伝えました。
ソ連から新生ロシアへの移行の混乱の時代に生まれ、今日に至るまで活動を続けてきた対外友好協会とすずらんクラブ。神奈川県ユーラシア協会では、来年4月、すずらんクラブの会員を日本に招待することになりました。当協会会員との交流プログラムも計画しています。日本での再会を心待ちにしつつ、この記事の筆を置きたいと思います。
(桜井)
ハバロフスク友好協会連合会視察団の受け入れに関するお願い
2013年4月1日(月)~5日(金)の4泊5日の予定で上記視察団(7名)が当協会との交流及び観光の目的で来浜します。
1. 団員の宿泊を受け入れてくださる方、(1~2名、2~3泊でも可)
2. 通訳、案内をしてくださる方(柴田会長同行)
がおられましたら事務局にご連絡ください。
連絡先は下記の通りです。
Tel/Fax: 045-201-3714
E-mail: eurask2@hotmail.co.jp