入門・初級・中級・上級・会話・演習の各クラス生徒募集中。中途編入も可能です。見学は3クラス・各30分以内まで無料です。
詳しくは教室ホームページをごらんください。受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。
お申し込み・お問い合わせ:
TEL/FAX 045-201-3714
メール yokohama-rosiago@hotmail.co.jp
教室ホームページ
授業補習サービス「ロシア語寺子屋」
当教室受講生補習のための「ロシア語寺子屋」は、学期中の第2土曜日と第4土曜日に行っています。
ロシア語を学んでいて何か分かりにくいことなどありましたら、どうぞ気軽にご相談ください。
ご利用の際には前もって教科書のページや質問内容をご連絡下さい。
人数が多い時は、個別に20分単位で時間の調整をさせていただきます。
皆様のご利用をお待ちしています。
ロシア語学習動画シリーズ「おもてなしのロシア語」近日配信!
今年、横浜ロシア語教室は、ロシア語学習動画シリーズ「おもてなしのロシア語」をYouTubeとニコニコチャンネルに配信していく予定です。これは、ロシア語に接したことのない人でも「ロシア語ってこんな言葉なんだ」と知ってくれ、少しでも興味を持ってもらえるよう、「ロシア語、勉強してみたいな」と思ってもらえるよう、ロシア語のすそ野を広げる目的で作成されています。さらに、2020年開催の東京オリンピックを念頭に、日本人がロシアへ赴くのではなく、ロシア人が日本へ来訪するということを前提にして、彼らをロシア語で「おもてなし」するための様々なシーンが盛り込まれています。
以下のように、全9本、各4、5分の映像となる予定で、すでに№5まで撮影が終了しています。ぜひご期待ください!!
「おもてなしのロシア語」
№1.アルファベット
№2.挨拶
№3.出迎える
№4.知り合いになる
№5.許可を得る
№6.店での買い物
№7.通りで尋ねる
№8.駅で尋ねる
№9.レストランで
レッスン予定日:2016年度後期(2016年10月~2017年3月)
後半:1月7日、1月21日、2月18日、2月25日、3月11日、3月25日
生徒募集クラス:
17:00~17:45ドムラ中級
18:00~18:45バラライカ初級
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):3~5名クラス:24,000円、2名クラス:36,000円、1名クラス:54,000円
お申し込み・お問い合わせ:
eurask2@hotmail.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
日程:毎月1回、土曜日開講
2016年度後期日程:10/15、11/19、12/17、1/21、2/18、3/18
※レッスン日に見学随時可能です。発表会、協会行事等で演奏の機会もあります。是非お気軽にご参加ください!
◆グループレッスン:
Aクラス 13:00~14:00(空席2)
Bクラス 14:10~15:10(空席2)
◆アンサンブルクラス(90分):
15:20~16:50 (お問い合わせ下さい)
※10月から時間帯が変わりました
入学金:3,000円(継続の方、休学1年以内の方、当協会会員は免除)
受講料:アンサンブル3,600円×6回=21,600円、グループレッスン3,085円×6回=18,510円
会場:横浜平和と労働会館2階 神奈川音楽センター 音楽ホール
講師:檜垣 紀子
お申し込み・お問い合わせ
minatomirai_matoryomin@yahoo.co.jp
Tel/Fax 045-201-3714
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芸 能
Русская Десятка ロシア・トップ10
С Новым 2017м годом! 国際情勢で世界中から熱い視線が注がれているロシアから、12月第4週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。新曲は10曲中4曲でした!
先月から首位をキープ、ウクライナ・ヘルソン出身のイケメンシンガーソングライター、バルスキフの新譜«Туманы»(霧)が第1位になりました!おめでとうございまーす!:-)
画像引用元
Филипп Киркоров→http://zvezda.ru
Алекс Малиновский→http://www.vokrug.tv/
Elvira T→http://www.vokrug.tv/
(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2016年12月19~25日/MOPA)
演劇・映画
地点「かもめ」
(12月14日 於:東京・吉祥寺シアター)
京都を拠点に活動する劇団“地点”。8年ぶりとなる東京公演は「かもめ」と「桜の園」の二本で、しかもロシアで上演したバージョンの凱旋公演。
会場に到着すると、すでになにやら始まっていた。ニーナによる本作の“予習”である。観客に紅茶をふるまいながら、これから始まる芝居についてエピソードを語る。いつのまにか本編が始まり、今から始まるのは「コースチャの物語」と紹介される。
チェーホフの四大戯曲は、全員が主役であり脇役でもある。ところがこの「かもめ」は全編の7~8割はコースチャの独演。戯曲からコースチャのセリフを抜き出し、いろいろな場面が継ぎ合わされる。冒頭の「さあ、これが僕の劇場だ」と登場した彼の額には、自殺が未遂に終わった後の包帯がまかれている。前後の時間軸が入り乱れるなか、女優である母・アルカージナとの葛藤、彼に付きまとう幼馴染マーシャへのいらだち、恋人ニーナの心変わりを阻止できない自己嫌悪などマイナス感情が堆積していく。言葉にならない感情がタップダンスで代弁される場面は新鮮。
ニーナとアルカージナの恋人であるトリゴーリンのやりとりはなく、コースチャからニーナがどのように離れていったのかというプロセスは、すでに重要なファクターではなくなっている。ニーナとコースチャとの「会話」もなく、マーシャは叫び声をあげるだけ。それはコースチャからみたニーナとマーシャの関係性でもある。アルカージナがトリゴーリンとカード遊びをするシーンは、コースチャをめぐる家庭の不毛をものがたり、彼は自分を追い詰めていく。
意外にもコースチャがピストル自殺を遂げるシーンは台本どおり最後に演じられた。しかし、地点の「かもめ」は死にゆくコースチャとともに、観客も彼の思い出の断片を追体験することを強いる。舞台では割愛されていたが、トリゴーリンがニーナに言ったセリフ「ちょっとした短編の題材」が、コースチャのことを思わせるような「コースチャの物語」だった。
(文・滝沢 三佐子/写真上・Hisaki Matsumoto/写真下・Evgeniya Seldechnogo)
遊劇社ねこ印工務店 第10回公演「名医先生」
12月2日 於:ステージカフェ下北沢
チェーホフの短編小説をベースに、アメリカの劇作家ニール・サイモンが改編した喜劇。チェーホフ本人と思われる「作家」が自分の作品を紹介していくという形式で、約十篇のエピソードから成っている。その内容はざっと以下のとおり。
オペラ劇場に出向いた夫婦が将軍夫妻に出くわした。思わず夫がくしゃみをして将軍のカツラを吹き飛ばした顛末を描く「くしゃみ」(写真上)。ケチな女主人と家庭教師が、月給支払額をめぐってバトルを繰り広げる「家庭教師」。歯科医が外出してしまったために、助手に抜歯されてしまう男の悲喜劇「手術」、「晩秋」では伴侶を亡くした老男女の淡い恋を描いた。目をつけた女を必ずモノにすると豪語する色男が、普通の主婦に失恋する「色魔」、溺死パフォーマンスを売り物とする「水死芸人」、オーディションを受けに来た田舎娘が『三人姉妹』の一節を演じ、これに夢中になってしまう演出家の皮肉な逆転劇「オーディション」、「弱きもの、その名は…」(写真下)では、夫の治療費のために銀行家から金を奪い取ろうとする妻の鬼のような迫力がすごい。そして、息子を男にしようと娼婦の家へ連れて行こうとする父と、息子の意外な反応を描いた「教育」。
1つの小品が10分程度、それぞれの話に関連は無く独立している。いずれも笑い話だが、爆笑、苦笑い、にやけた笑い、心温まる笑いなど笑いの質もさまざま。出演者たちもいろいろな役を次々と演じ、次はどんな役柄で登場するのかとわくわくさせる。笑いは病を癒し遠ざけるという効能を見越してか、「名医先生」というタイトル付けは秀逸だ。
ちなみにニール・サイモンは「おかしな二人」など、ウィットとペーソスのある作品が多く、ロシアでも人気がある劇作家のひとり。おそらくチェーホフとの親和性がもっとも高い作家ではないかと思う。そして気になる劇団名だが、主宰のこたとのぼる氏の実家が工務店だからというのが由来らしい。2017年は『チェーホフフェスティバル』をプロデュースするそうなので、大いに期待したい。
(文・滝沢 三佐子/写真・劇団提供)
映画「太陽の下で」
ヴィタリー・マンスキー監督作品
チェコ=ロシア=ドイツ=ラトビア=北朝鮮合作 2015年
モスクワ・ドキュメンタリー映画祭の会長を務めるV.マンスキー監督が素材として選んだ北朝鮮。これまで「脱北者」による証言を再現した映画、北朝鮮自身によるプロパガンダ映像などが公開されてきたが、本当の北朝鮮を描いた映画はほとんどないといわれる。マンスキー監督は「なぜ全体主義社会が存在するのか」という素朴な動機から、北朝鮮当局に真っ向勝負を挑み、現地の関係者との交渉の末ようやく市民生活の映像化にこぎつけた。
平壌に住む少女リ・ジンミちゃんをヒロインに、朝鮮少年団への入団と彼女を取り巻く家族・友人との日常生活を描くという趣旨なのだが、次々と奇妙なことがおきる。ドキュメンタリーなのに一家のプロフィールは撮影用の設定に「変更」され、ドキュメンタリーなのに「演技」をさせられているのだ。そこでマンスキー監督はカメラの電源を入れっぱなしにし、秘密裏に「演出」されている部分を撮影、検閲を巧妙にすり抜けて作品化した。これが北朝鮮当局の怒りを買いロシアに上映禁止を要請、実際にロシア本国ではこの作品は上映されず、監督自身もロシア政府から非難を受けることとなった。
スターリン体制という独裁的時代を経験したロシアで、北朝鮮での生活を撮ることは己の過去をなぞるものではないかと思われるが、この作品では監督の製作意図が当局のプロパガンダ映画へと乗っ取られていく様を写し取っており、北朝鮮のメディア戦略の巧妙さを実感される。
(滝沢 三佐子)
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「ロマノフ王朝展」会員の皆様に半額割引券プレゼント!
2017年1月7日(土)から4月9日(日)まで、東洋文庫ミュージアム(東京都文京区)にて「ロマノフ王朝展―日本人の見たロシア、ロシア人の見た日本―」が開催されます。
ロシア革命とロマノフ王朝滅亡から百年。今日のロシアの社会と文化の礎は、かつてヨーロッパからアジアにまたがる広大な領域を支配した強大にして華麗なるロマノフ王朝300年の歴史の中で築かれたといっても過言ではありません。史上まれにみる巨大帝国の栄枯盛衰を、 日本との交流という視点からたどります。
この展覧会の割引券を会員の皆様に1枚ずつプレゼントいたします。1枚で4名まで半額になりますので、ご家族やお友達と一緒に、ぜひ足をお運びください。
主催:公益財団法人 東洋文庫
会場:東洋文庫ミュージアム
会期:2017年1月7日(土)~4月9日(日)
開館時間:10:00~19:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は次の平日)
入館料:一般900円、65歳以上800円、大学生700円、中学・高校生600円、小学生290円(割引券をお持ちの方は半額)
アクセス:JR山手線「駒込駅」徒歩8分、都営地下鉄三田線「千石駅」徒歩7分、都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」徒歩1分
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