2024年8月4日(日)~18日(日)は神奈川県日本ユーラシア協会の夏休みです。
この間、事務局、各種教室、物販等は休みになります。ご了承ください。
今年は『ジョバンニの島』です。昨年の根室旅行の際、このモデルとなった人と会って話を聞いてきたのです。
今も解決していない「北方領土」問題。その北方領土の一つ、「色丹島」での実話をもとに作製されたアニメです。現在までも続く領土問題ですが、作品の中では1945年8月9日以降のソ連軍侵攻後のある家族の視点をもとに描かれています。
戦争と平和を考えるという大変重たいテーマですが、子どもから大人まで分かるアニメです。是非、ご参加ください。
日時:2024年8月18日(日)14:00~
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:500円(黒パン・紅茶・デザート付)
本紙5・6月号で「ウラジオストク旅行を企画中」、さらに7月号では「行先を稚内に変更」とお伝えしましたが、諸般の事情により今年の企画旅行は中止とさせていただきます。
会員の皆様には深くお詫び申し上げます。
(旅行実行委員会)
7月7日(日)「サーミ・ニータ人形をつくろう」の前の14:00から福島さんがムルマンスクで買ってきてくれた「ロシア周遊双六」でロシアの旅が始まりました。
旅人は福島さん、中垣内さん、田中さん、それに木佐森の4人。
西はスカンジナビア半島から東はチュコト半島、北は北極海、南はロシア国境の地図の上に、スカンジナビア半島から始まり、ぐるりと東周りの線が引いてあり、その上をサイコロの目の数だけ前進するという双六です。
ところどころに1から30が書かれた箇所があり、その場所に自分のコマが止まると、別に用意されている、その場所に因んだ質問(ロシア語)に答えなければいけません。答えがわからなかったり、間違えたりすると一回休みになります。
問題は、福島さんの娘さんの桜ちゃんがロシア語で質問します。問題が、よくわからないで困っていると福島さんが助けてくれます。
最初は田中さんが飛ばしていきましたが、結局、最後は福島さんが一着となりました。
「世界で最初の女性宇宙飛行士は?」の問題には、全員が一斉に答えました。「テレシコワ」。
ロシアの地理や歴史の問題が多かったので興味が尽きませんでした。また、みんなでやりましょう。
(木佐森)
7月7日(日)16時 横浜平和と労働会館5階教室にて
ムルマンスクのサーミ連合のオリガさんとオンラインで繋がり「サーミ・ニータ」を作る予定でした。ところが開始25分前にオリガさんから「ネット環境無しの場所にいるため今回は不参加」と告げられ、急遽「ムルマンスクの中の日本」会長福島留美さんが講師となり、中継無しで開催されました。手芸女子2名と手芸男子(?)3名が参加しました。
ロシアの北極圏のサーミ族の女性の衣服は青のワンピースで襟元、袖口、裾に赤を基本とした幾何学模様の飾りが付きます。ブーツは雪の中で歩きやすいように先が尖っています。
福島さんからワンピース型にカットされた青のフェルト生地やトナカイの革のブーツや三つ編み(髪の毛用)を渡されました。各自、装飾用テープをカットしてフエルト生地に注意深くロシア製のボンドで貼り付けていきます。少しでもずれると仕上がりが綺麗でないので皆さんとても真剣です。今回は特別に金髪、青い目の女の子の顔が付きました。頭に刺繍テープの帽子を被せて完成です。「サーミ・ニータ」を手に取り全員満足して記念撮影です。
福島さんへ、このイベントのために材料を用意準備され、丁寧に説明、指導してくださり大変ありがとうございました。これからもロシアの各民族の文化の紹介、手作り民芸、お菓子や料理の講習会などの企画をお願いいたします。
(中西)
先日はオンライン手芸教室ご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
前代未聞の講師ドタキャンでもはや『オンライン』ではなくなり、サーミの貴重な話が聴けず、現地交流もなくなり、参加者の方々のご期待に応えられない結果になり、大変申し訳ありませんでした。
(福島)
学期間の休みを利用した全2回の特別講座です。ロシア語中級レベルの方を対象に、ネイティブスピーカー用教科書の練習問題を使って動詞と前置詞の支配を復習し、全ての格変化も練習します。また興味深い表現を学びます。
表現のニュアンスを理解し、動詞に加えて前置詞や名詞の格変化を一緒に覚え、ロシア語らしい自然な伝え方を身につけましょう。
詳細はホームページをご覧ください。
講師:須藤アレキサンドラ
日時:9月30日、10月7日 19:30~21:00
場所:横浜ロシア語センター教室・オンライン(Zoom)併用可
受講料:一般8,000円、会員7,000円(全2回分、教材費込み)
申込受付開始:8月19日(月)
Всех желающих изучать японский язык мы приглашаем на индивидуальные курсы японского языка при обществе ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава.
Наши курсы ориентированы в первую очередь на русскоговорящих, проживающих в Японии, поэтому большинство наших преподавателей владеют русским языком на высоком уровне. Возможны аудиторные и онлайн-уроки. Мы внимательно выслушаем Ваши пожелания и подберём оптимальную учебную программу.
За справкой обращайтесь по электронному адресу eurask2@hotmail.co.jp или в офис общества ≪Япония-Евразия≫ префектуры Канагава (просьба заранее сообщить о своём визите по электронной почте).
当協会の日本語教室は、主にユーラシア(旧ソ連)諸国出身のロシア語を母語とする方を対象としています。
日本での生活に必要な日常会話や日本語能力検定試験対策など、それぞれの目的やレベルに合わせて個人レッスンで丁寧にお教えします。
ロシア語版ホームページもありますので、学習希望者にぜひご紹介ください。
毎月原則2回、横浜平和と労働会館6階会議室で第2・第4土曜日に開講中。
基本奏法、譜読みから音楽理論、デュオから基本的なアンサンブルまで学べます。
8月のレッスンは3日、24日の予定です。お問い合わせは神奈川県日本ユーラシア協会事務局まで。
時間:14:00~17:45の間、各45分
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館6階会議室
6月9日(日)にロシアのNPO法人「ムルマンスクの中の日本」創立10周年記念コラボイベントの一つとして、当協会で「プリャーニクを作る会」が開かれました。プリャーニク(複数形プリャーニキ)はスパイスとオレンジの香りを効かせたロシアの伝統的な焼き菓子です。
教室で使った以外にも様々な木型や麺棒が入荷しています。涼しくなったら日本の家庭でもプリャーニクを作ってみませんか?食欲の秋に向けて、まずは押し型を買って眺めて、お気に入りのレシピを探してみてください。レシピはウェブ検索すると日本語でも見つかります。
商品は協会事務所で取扱中。発送のご相談にも応じます。尚、8月4日(日)~18日(日)は夏休みのため休業させていただきます。
※写真はイメージです。生地や焼き菓子は付いてきません。
※現品限りにつき、品切れの際はご容赦ください。
木型サイズ:11×8×2-2.5cm
模様部分の深さ:1.4cm
菓子サイズ:10×6cm
材質:木製
製造:ロシア
木型サイズ:9×12×2-2.5cm
模様部分の深さ:0.8cm
菓子サイズ:10×7cm
材質:木製
製造:ロシア
木型サイズ:10×15×2-2.5cm
模様部分の深さ:0.8cm
菓子サイズ:13×8.5cm
材質:木製
製造:ロシア
雪の結晶や吹雪をイメージした曲線の模様が彫り込まれています。
プリャーニクやクッキーの生地にこの麺棒を転がして模様を付け、その後好きな型で抜いて焼きます。
全長:24cm
模様部分長さ:12cm
麺棒円周:4.5cm
重量:0.2kg
材質:木製
製造:ロシア
ロシアの民芸品「ホフロマ塗り」に見られる葉と花の曲線模様「クドリナ」をあしらった麺棒。
よく似た花鳥風月柄「天国の庭」も在庫あり。
全長:24cm
模様部分長さ:12cm
麺棒円周:4.5cm
重量:0.2kg
材質:木製
製造:ロシア
「微笑んで」「良い一日を」「そばにいるよ」等々、相手への望みや励ましなどの贈る言葉が敷き詰められています。お菓子のプレゼントにもお勧め!
全長:24cm
模様部分長さ:12cm
麺棒円周:4.5cm
重量:0.2kg
材質:木製
製造:ロシア
7月17日付の日本外務省通達で、現地滞在の邦人の生活基盤を確保するため、やむを得ない公益性を有する任務のためにモスクワ市に渡航滞在する場合に『特別な注意を払う』ように呼びかけられた怖い怖いロシアから、2024年7月第1-2週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。10曲中3曲が新曲です。
10位にカザン市出身ザシドケヴィチ兄弟で構成するダブロの≪Дальше-больше≫(もっと遠くに、もっと大きく)がランクイン。2020年の≪Юность≫(青春時代)のスーパーヒットで記憶している方がいらっしゃると思います。
現在9位にラガマフィンのロシアにおける第一人者ズヴォンキィと若きシンガーソングライター、アシヤのデュエット曲≪Лети≫(飛んで)が入りました。
7位にティックトッカーのカルナ・ヴァルとソルダートフのデュエット≪Вдох-выдох≫(吸って、吐いて)がランクイン。実はこの曲、2008年にヒットしたトリオユニットT9の≪Ода нашей любви≫を、Voのカルナ・ヴァルのためにロック調にアレンジしたもの。ソルダートフはT9を結成させたメンバーで、2014年のT9解散後はБанд’Эросに加入し、その後脱退。アレンジとVoでとても雰囲気が変わった曲になっています。2週間前にリリースされ、現在のYouTube再生回数は関連動画合わせて720万回です。
そしてカザフスタン出身の若きアーティスト、ジャズダウレンの懐メロソング≪Дарите женщинам цветы≫(女性に花を贈って)が2位に、ロシアフォークロアソングのクルトゥコワ≪Матушка≫(お母さん)が首位と不動でした。2年前にリリースしたものをリメイク。現在のYouTube再生回数は関連動画合わせて4065万回です。おめでとうございまーす!:-)
(Tophit.ru, Russia Airplay Chart 2024年7月5日~11日/MOPA)
画像は https://vk.com より
※全文、チャート、PV視聴はユーラシア芸能ブログでどうぞ。
(C) HYPE FILM - KINOPRIME - LOGICAL PICTURES - CHARADES PRODUCTIONS - BORD CADRE FILMS - ARTE FRANCE CINEMA
(原題:Tchaikovsky's Wife/キリル・セレブレンニコフ監督作品/ロシア、フランス、スイス/2022年)
「LETO」「インフル病みのペトロフ家」で世界を沸かせたセレブレンニコフの新作。
今回は、“悪妻”として知られる作曲家チャイコフスキーの妻を題材に、世界の常識に揺さぶりをかける。
映画では貧しい貴族のアントニーナ・ミリューコヴァとチャイコフスキーとの出会いから別れまでをフォーカスしているが、終始アントニーナの視点から夫婦の関係が描かれる。一人の女性としての愛へのこだわりを目の当たりにするにつけ、彼女は本当に“悪妻”だったのかと思えてくる。特に、アントニーナの実家は家族仲が悪く、生母は音楽家への軽蔑を隠さない。また、チャイコフスキーの友人たちも、彼が同性愛者であることが公然の秘密であったため、アントニーナとの結婚を訝しげに眺める。
ついにチャイコフスキーはアントニーナの熱愛に耐え切れず、彼女から逃避する。同性愛が理解できないアントニーナには、彼の考えや行動が理解できず、さらに彼を追う。こうした負のスパイラルは二人の「死闘」のように見える。
共同生活はわずか6週間。当時は教会との絡みで離婚は容易でなく、「不貞」を理由に離婚を成立させようとする弁護士の調停も断固として拒否し続ける。しかし生活のため、慰謝料を分割で受け取り続けることになり、これが世にいう”悪妻“という評判の出どころかと思われる。
こうしてアントニーナはチャイコフスキーの妻の座に居座り続けたが、結婚して40年間夫と会うこともなく精神病院で生涯を終えた。
アントニーナに扮するアリョーナ・ミハイロワの演技がすさまじい。フライヤーの彼女は決して美人には見えないのだが、可憐さと狂気の危ういバランスが見せる彼女の姿は、恐ろしいほど美しい。また、ロマノフ王朝後期の風俗を彷彿とさせるリアリティあふれる調度品や衣装、生活習慣もロシアを学ぶ者にとっては必見。ロシア政府を批判して、外国での映画製作を余儀なくさせられているセレブレンニコフ監督だが、ロシアを代表する音楽家の同性愛スキャンダルと家父長制度での女性の在り方を題材に、これほど自由な作品を作ったことで、ある意味最大のリベンジを果たしたのではないだろうか。
9月6日より全国順次公開。横浜では、kino cinema横浜みなとみらいにて。
(文:滝沢 三佐子)
7月三連休最終日の15日(月祝)、来日中のマリーナ・ルザエヴァさんのお誘いで千葉県山武市の修道院へ行きました。
この日は時折、雨が降る生憎の天候でしたが、田中理事長と関戸がJR総武線松尾駅に集まりました。以前、5月11日にマリーナさんを迎えに行ったので道は迷いませんでしたが、何しろ狭い道。対向車が来なくて安心しました。
着いた時は、丁度お昼時。ボルシチや、お手製のパン、野菜料理にデザートなどをご馳走になりました。食事の後は、修道院の図書コーナー。ニコライ神父に関係する写真や文献を目にしました。元々、この修道院はニコライ神父の弟子であった先代が建てたものだそうです。教会内部も見学。イコンは現在の修道女が描いたものだとのこと。それから、蓮沼海浜公園へ。千葉県市川市の正教会入信者も含めて4人で砂浜を散策しました。
日曜日には礼拝も行われるとのこと。いつか、神奈川のメンバーで泊りがけで来たいものです。
(関戸)
「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。ユーラシア(旧ソ連地域)関連の投稿をお待ちしています。
催し物の感想、旅行記、講評、写真、絵などさまざまなジャンルの投稿を歓迎します。
作品は自分のオリジナルか著作権者の許可を得たものに限ります。
デジタル画像はテキストファイルに貼りつけず、別ファイルでお送りください。
また、ペンネームや注意事項があればお書き添えください。毎月末締切、翌月15日頃に発行見込み。
※投稿記事は誹謗中傷や公序良俗に反するもの以外ほぼ原文のまま掲載していますが、必ずしも協会としての見解を反映するものではありません。
当協会横浜ロシア語センター講師の大山麻稀子先生が故・川西信義さんと共に(※共著は第198回まで)2006年5月から「日本とユーラシア」神奈川県版に連載されていた「中世ロシア興亡史講義~歴代君主の素顔とその真実~862-1598」が、2024年7月に第213回をもって終了しました。長年の連載、大変お疲れ様でした。
昔の機関紙が手元にない方も、神奈川県日本ユーラシア協会のホームページで全文を読むことができます。
ロシア中世史に関心をお持ちの方は、この機会に改めてご一読ください。