【日時・内容】
2019年3月31日(日)
◆13:00~14:00 定期総会(内容:活動報告、事業計画、決算、予算、2017年度役員案の承認、質疑応答他)
◆14:30~15:00 みなとみらいマトリョミン教室アンサンブル「MMM+」コンサート
◆15:00~16:00 ロシア歌謡をみんなで歌おう!(ピアノ伴奏:佐野真澄)
【会場】横浜平和と労働会館4階会議室
【参加費】無料(総会のみ会員限定)
※総会議案書を同封しますので、ご一読の上、総会出欠席や委任について必ずご回答ください。
(同封のFAX用紙・ハガキをご利用ください。Eメールでの回答も受け付けます。)
総会成立のため、皆様のご協力をお願い申し上げます。
お申し込み・お問い合わせ:
神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp
今回は「番外編」と銘打って、2002年に製作されたオランダのドキュメンタリー映画を鑑賞。
第二次紛争(19997-2009)を経て今なお残るチェチェン問題についても考えていきます。
詳細はリンク先のチラシ(PDFファイル)をご覧ください。
日時:2019年4月6日(土)14:00~
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:500円
お申し込み・お問い合わせ:
神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp
今年はゴールデンウィーク2日目の4月28日(日)に開催されます。
旧ソ連時代は宗教は排除され、スターリンの命令で多くの正教会は破壊されました。しかし、現在のロシアでは正教会は多くの市民に根付いています。私たち日本国民は意識するしないに関わらず、仏教のしきたりの中で日々の暮らしを送っています。それと同様に友好運動を進めていくうえで、相互理解のためにぜひロシア正教に接してみましょう。
日時:2019年4月28日(日)9時~ ※入退出は自由です。
会場:横浜ハリストス正教会(横浜市神奈川区松が丘27-11 Tel 045-323-1771)
参加する場合は、当日8時30分までに横浜市営地下鉄「三ッ沢下町」駅出口においで下さい。協会役員が案内します。
おそらく、ロシアで一番有名なキャラクターではないでしょうか。そう、チェブラーシカです。街中の100円ショップでもチェブラーシカのグッズが買えるほど有名です。
今年2回目のDVD鑑賞会はそのチェブラーシカを鑑賞します。大人の皆さんもこの日ばかりは童心に帰って、チェブラーシカを楽しんでみてください。三話のオムニバス形式の話です。
かわいらしいチェブラーシカが引き起こすドタバタを楽しんで、ゴールデンウィークを締めくくりましょう。お子様連れでぜひどうぞ。
日時:2019年5月6日(月祝)13時~
会場:横浜平和と労働会館5階 当協会教室
参加費:500円(黒パン・紅茶代)※小学生以下無料
4月15日(月)より順次開講いたします。「入門」(火曜夜=大山麻稀子先生、土曜午前=野口福美先生)「会話II」(土曜昼=タラルイキナ・オリガ先生)を新規開講予定です。奮ってお申し込みください。関連する内容での体験講座も行いますので、ぜひご検討ください。
初級~上級、会話、日本案内、個人レッスンも生徒募集中。
料金や時間割などの詳細は教室ホームページをごらんください。見学は3クラス・各30分まで無料です。受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。

新学期に先立ち、新講座担当講師による体験講座を行います。ロシア語に興味をお持ちの方、4月からの受講の参考にしたい方、是非ご参加ください!
詳しくはリンク先のページをごらんください。
ウクライナへ渡航する方、言語や文化に関心のある方にお勧めです。
今期から当教室に復帰された担当のピスクノーワ・オクサーナ先生はNHKのロシア語講座でもおなじみですが、ウクライナ語も教えられます!これまでにロシア語を学んだことのある方も、お互いの言語の似ているところや違うところを発見しながら、楽しく習うことができるでしょう。
月・水・木・金曜日10:30~17:00の間、1コマ90分で個人・ペアレッスンのご相談に応じます。初心者から上級者まで、どなたでも歓迎します。
詳細は教室ホームページをごらんください。受講お申し込み・お問い合わせは教室事務局まで。
レッスン内容は奏法の基本から音楽理論や高度な内容まで。毎月土曜日に開講しています。初心者の方も、以前習っていて中断された方も歓迎します。
今後の日程:3月23日15時~個人、16時~ドムラ、18時~バラライカ
(変更の場合がありますので、見学・受講ご希望の方は事前にお問い合わせください。)
生徒募集クラス:
16:00~16:45ドムラ中級
17:00~17:45バラライカ初級
講師:北川 翔(バラライカ奏者、北川記念ロシア民族楽器オーケストラ主宰)
会場:横浜平和と労働会館5階
会員受講料(1回45分×6回分):3~5名クラス:24,000円、2名クラス:36,000円、1名クラス:54,000円
日程:毎月1回、土曜日開講
2018年度後期日程:10月20日、11月17日、12月15日、1月19日、2月16日、3月16日
◆グループレッスン:Aクラス(現在休止中、受講生3名で開講可能)
◆アンサンブルクラス(90分)13:00~14:30
講師:檜垣 紀子
会場:横浜平和と労働会館2階
神奈川音楽センターホール
芸 能
ユーロヴィジョン2019代表がラザレフに決まり、「またラザレフか」とか、「ラザレフが優勝したらもう金輪際ユーロヴィジョンから手を引く」とウクライナ政府にまで言われたロシアから、2019年2月第3週のRussia Airplay Chart TOP10をお送りします。10曲中2曲が新曲、1曲返り咲きと、またおとなしめでした。
9位にFACEのHIPHOP≪Юморист≫(ユーモリスト)がランクイン。3月1日ロシアで公開される同名の映画の公式サウンドトラックになっています。
ユーロヴィジョン2015で準優勝し、昨年から大統領付属芸術文化顧問にも就任するなど確固たるステータスを築いているガガーリナの≪Меланхолия≫(メランコリー)が6位にランクイン。PVでは、ギリシャで活躍していた舞踏家の母の血を感じさせる躍動的なダンスを披露。パワフルで伸びのいい彼女のヴォイスと共に観賞したいですね!
そして今月は、ビランの新曲≪Молния≫(稲妻)が2ヶ月連続首位でした。おめでとうございまーす!:-)
(Tophit.ru, Russia Airplay Chart、2018年2月11~17日/MOPA)
【画像引用元】
FACE→вконтакте24.рф
Полина Гагарина→http://www.peoples.ru/
演 劇
森新太郎 チェーホフシリーズ第1弾「プラトーノフ」
2月16日 於:東京芸術劇場プレイハウス
未完成のチェーホフ処女戯曲「プラトーノフ」。四大戯曲に比べて上演機会が極めて少ない。今回はデヴィッド・ヘアというイギリスの劇作家による脚色、ホリプロによるプロデュースで、演出は森新太郎。出演は藤原竜也をはじめとする豪華役者陣のため、チケットが高く取りにくかった。とはいえ、タレントマネジメントの老舗、ホリプロのチェーホフ劇である。わくわくしながら鑑賞に出かけた。
将軍未亡人アンナ(高岡早紀)の屋敷に集まった彼女の友人たち。アンナに思いを寄せるポルフィリ(神保悟志)や大佐のイワン(西岡德馬)、かつて「女たらし」として名を馳せた教師のプラトーノフも妻のサーシャ(前田亜季)を伴って参加。そこへ彼の元恋人であるソフィア(比嘉愛未)もやってきた。彼女はアンナの義理の息子セルゲイ(近藤公園)に嫁いでいた。別れて5年、二人は互いの変わりように驚く。崇高な理想をもっていたプラトーノフはすっかり飲んだくれになってしまい、ソフィアもかつての輝きを失っていた。プラトーノフはソフィアに昔の情熱を復活させようと口説きつつ、ウブな女子大生マリヤ(中別府葵)にキスをする。こんな粗野なプラトーノフに未亡人アンナも思いを寄せており、プラトーノフをめぐる4人の女たちと二重三重の三角関係が展開する。
プラトーノフの浮気相手が未亡人のアンナではなく、人妻のソフィアだと知った妻のサーシャは、自殺未遂の末、子どもを連れて出奔。ソフィアも夫を捨て、プラトーノフとの愛に生きる決意の手紙をよこし駆け落ちを促す。「行くか行かざるべきか」ハムレットの如く迷うプラトーノフの元へ、マリヤの起こしたキス事件起訴出頭命令が。間髪入れずアンナがプラトーノフの家(学校の教室が彼の住居)へやってきて愛を迫る。4人の女にいい顔を見せてきたプラトーノフ。彼をめぐって彼女らが鉢合わせたとき、ソフィアが思わぬ行動に出てプラトーノフの運命は決まった。
ストーリーはどろどろの愛憎劇なのに、「女たらし」プラトーノフの勘違いや悩みに観客は大爆笑。後半の女たちとの掛け合いが特におかしく、チェーホフ劇が初めての人も楽しめたと思う。
更なる見どころはプラトーノフの様相だ。前半は薄汚れたジャケット、顔にも汚れを付け、後半はおじさん下着のようなラクダ色のつなぎ一枚で醜態をさらす。ポスターにあるホストのような藤原竜也とは別人で、かっこいい藤原竜也を期待して来た観客には詐欺かもしれない。
以前、別の劇団で観た「プラトーノフ」はどろどろ愛憎劇の極みを行く演出だっただけに、今回の「プラトーノフ」はブラックコメディのような作品に仕上がっていて、よい意味で裏切られた。次のチェーホフシリーズが待ち遠しい。
(文:滝沢 三佐子/撮影:渡部 孝弘)
映 画
「ソローキンの見た桜」
井上雅貴監督作品、日本、2019
今年で8回目となる劇場発映画祭「未体験ゾーンの映画たち 2019」。さまざまな理由で一般映画館では観られない作品が目白押しだ。ホラー、SF、エンタメと多岐にわたる58本の中で、今回は3本のロシア映画が上映となる。
不思議SF「レミニセンティア」で、日露を結ぶ映画作りに邁進する井上雅貴監督の最新作。ときは日露戦争時代。愛媛県松山市に設けられたロシア兵捕虜収容所を舞台に、ロシア人捕虜ソローキンと、志願看護婦ゆいの運命的な出会いと別れの秘密を描く。
当時の日本はハーグ条約を順守し、捕虜への待遇が驚くほど厚く、その後の戦争での捕虜の扱いを考えると、その違いに驚かされる。
監督夫人や愛娘も出演、松山ロケには日露の映画人、在日ロシア人もエキストラ等で協力し、真に日露合作の作品といえる。
3月22日より全国公開。横浜では、シネマ・ジャック&ベティ、川崎チネチッタにて。
(文:滝沢 三佐子/写真(C)2019「ソローキンの見た桜」製作委員会)
★映画情報★
「ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる」(才谷遼監督作品)
シアター・イメージフォーラム(渋谷)にて3月23日より公開。
〈同時開催〉
ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」
会場はダークスーツのビジネスパーソンで埋まった
日露ビジネス交流促進フォーラム
ジェトロ主催の「日露ビジネスフォーラム―有力地方と注目企業―」が、2月4日(月)アーク森ビルのジェトロ本部で開催されました。来賓あいさつの中で、外務省欧州局長霜田氏は「世界銀行の調査では、ロシアのビジネス環境指数は日本より上位にある。また、ロシアへの進出に当たっては、まずはロシアを知ることから始めることが大切だ」と述べました。
各州からの報告では、スヴェルドロフスク州第一副知事は「三島興産が来てくれており、連携を深めている」。カルーガ州副知事は「当地には三菱自動車の組み立て工場があり、パジェロを組み立ている」。ボロネジ州副知事は「当地は、優良な黒土地帯で、80%は農業地となっている」。極東の沿海州副知事は「日本の6企業が当地で活動している」。ハバロフスク地方副首相は「当地域の特徴は水産物の生産であり、不凍港のワニノが、その主力となっている。また、コムソモールナアムーレでは、ジェット機を製造している。他に森林資源が大きいので、木材ペレットにして日本に輸出している。日本企業の成功例では、日揮の“エバーグリーン”ブランドの生鮮野菜がある」。クラスノヤルスク地方福首相は「当地は、温暖な気候で人口も大きく伸びている。そして、黒海に抜ける中継基地ともなっている」。ニジニーノブゴロド州開発公社社長は「当地は、ロシア有数の石油加工及び機械加工の主力地域となっており、ロシア国内のバスの70%、トラックの38%を製造している」と胸を張りました。
会場は、これまでに見られないほどダークスーツのビジネスマン・ウーマンで埋まりました。日本企業のロシアへの関心度が高まっているのを感じる、今日この頃です。
(木佐森)
書評「プーチン 外交的考察」
木村汎著 藤原書店
6,500円+税
2018年3月10日初版第1刷発行
シリーズ3回目は「プーチン 外交的考察」です。本書の構成は次の通りです。
はじめに、第1章主体、第2章装置、第3章論理(1)、 第4章論理(2)、第5章特徴、第6章武器輸出、第7章ソフトパワー、第8章EEU(ユーラシア経済連合)、第9章ハイブリッド戦争ーロシアとウクライナの闘い、第10章アジア太平洋、第11章中国、第12章中国リスク、第13章ブレグジット(英国のEU離脱の影響)、第14章中東(1)、第15章中東(2)、第16章オバマ、第17章トランプ、終わりに、からなっています。本文は614頁あります。誰がロシア外交を決めるか?内容を本文の「はじめに」から引用すると第1章、プーチン外交の「主体」は誰か?答えは単純明快、プーチン本人しかも彼1人である。第2章、プーチン外交の執行機関。プーチンの決定を実施する組織を本書では「装置」と名付けその主な機関を6つ紹介する。第3章、第4章、ロシアの外交の目標第1~第5まで。第5章、プーチン外交に見られる特徴(1)~(8)、第6章プーチン外交の一環としての兵器移転を検討する。第7章、軍事力と比較していわゆる「ソフトパワー」を取り扱う。第8章「近い外国」に対するハイブリッド戦略。第9章「ハイブリッド戦争」こそが、現代型戦闘である。と説く論文を発表(ロシア軍参謀総長)、第10章、アジアへの軸足移動(1)~(5)。第11章中ロ、力関係の変化。主として極東におけるロシアと中国の微妙な関係を取扱う第12章、引き続き中ロ関係について。第13章、欧州に対するアンビバレンツ。ヨーロッパに目を転じプーチンの対欧州政策を取扱う。第14章、ロシアにとっての中東政策。第15章、引き続き中東、特にイラン、シリア、トルコに対するプーチンの政策。第16章「リセット」は決まって崩壊、プーチンの対米政策。第17章、機会主義外交、トランプ大統領とロシア。という風になっています。
感想は、木村汎先生はロシア政治の研究の第1人者であり内容に重みかありました。特にこの「プーチン 外交的考察」は中垣内にとって特にロシアと中国との関係の難しさを痛感しました。中垣内はプーチン大統領に「頑張れ!まだ時間は2024年まである」と言いたいです。最後になりましたがこの木村汎先生の本はもう1冊出るそうです。シリーズ第4回も発売され図書館で借りて読み終わり次第書評を載せたいと思います。
(中垣内)
★イベント情報★
国際善隣協会主催・中村逸郎氏講演「北方領土、2島返還なるか」
日時:3月28日 18:30~
資料代:1000円
会場:国際善隣協会会議室
(東京都港区新橋1-5-5 JR新橋駅銀座口200m、東京メトロ銀座線新橋駅1番出口50m「さかなのまんま」が入ったビル5F)
お申し込み・お問い合わせ:「国際善隣協会」Tel: 03-3573-3051
投稿歓迎!
「日本とユーラシア」神奈川県版は会員みんなで作る機関紙です。ユーラシア(旧ソ連地域)関連の投稿をお待ちしています。
催し物の感想、旅行記、講評、写真、絵などさまざまなジャンルの投稿を歓迎します。
ただし、作品は自分のオリジナルか著作権者の許可を得たものに限ります。
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また、ペンネームや注意事項があればお書き添えください。
毎月末締切、翌月15日頃に発行される見込みです。
NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 機関紙編集部
〒231-0062 横浜市中区桜木町3-9 横浜平和と労働会館1階
Fax 045‐201-3714
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(機関紙編集部)