NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会

中世ロシア興亡史講義~歴代君主の素顔とその真実~862-1598

読者諸氏へ

地球上の陸地の八分の一にあたる国土を擁する世界最大の国家ロシアは、
今からおよそ千年前は、たび重なる遊牧民の襲撃におびえる平原の一国家にすぎなかった。
当連載では、ロシア萌芽期の歴史を絵と文章で追ってゆく。
なお、底本として、2003年にスモレンスクで出版された"Российские государь 862-1598"を参考としている。

(文:大山 麻稀子・川西 信義)

※この記事は神奈川県日本ユーラシア協会機関紙に2006年5月号から連載されています。
第153回(2019年1月号)以前については旧ホームページでごらんください。

 
第157回

第157回 石造のクレムリンの建設(2019年5月号掲載)

 大公ドミートリー四世の内面においては、正直さが狡猾さと、勇気が優柔不断と、度胸の良さが露骨な小心さと、併存していた。…続きを読む

PAGE TOP

 
第156回

第156回 ライバルのスーズダリ公、同盟者となる(2019年4月号掲載)

 ドミートリー四世は、サライ-バトゥにいるムラート汗より大公国勅書を得た。しかし、ママイを背後に従えヴォルガ川右岸を支配していたアブドゥラフ汗の支持をもとりつけたモスクワの貴族らは…続きを読む

PAGE TOP

 
第155回

第155回 ドミートリー四世、大公となる(2019年3月号掲載)

 モスクワ公ドミートリーが10歳を超えると、彼を取り巻くモスクワの貴族らは、ドミートリーを連れてヴォルガ川の岸辺へ向かった。1361年のことであった。…続きを読む

PAGE TOP

 
第154回

第154回 ドミートリー四世(統治1363-1389年)の生い立ち(2019年2月号掲載)

 1350年10月12日、ズヴェニゴロドにて、イヴァン・カリターの息子でありその土地の公であるイヴァン(後の大公イヴァン二世)の家族に、第一子が誕生した。…続きを読む

PAGE TOP