◆ 授業内容
1.マトリョーシカの歴史
2.材料・道具の説明
3.絵付けの準備
4.白木への下書き
5.色塗り
6.模様描き
7.ニス塗り
8.完成
マトリョーシカ絵付け体験(2005年横浜国際フェスタにて)
◆ 絵付けの手順
1.見本とする図案描写の構成を、前述の絵付け入門書に従い、説明し、よく理解してもらい、
当初は画用紙に鉛筆で薄く、白木の輪郭を、各個のサイズに合わせ想定して、描き定め、
夫々顔部分の位置を、夫々のサイズごとに決めさせて、目、鼻、口、耳と、順に描いてゆかせる。
画用紙上に鉛筆で薄く位置付けた顔部分の下描き段階を経て、次に水彩画としての絵筆で練習しながら、
画用紙面にて、完成させて、一回目の段階終了と考えるのですが、
顔から、身体部の図案へ進むペースの人も、この初回は、画用紙面描きにとどめ、
次回の白木材への転写に備える。
2.前回の画用紙面下描きを行った要領を生かし、立体物である白木材に、鉛筆で薄く描かせる。
この場合、セット白木材各サイズ白木に、同一図柄で表現するか、または、夫々各サイズ白木ごとに、
ストーリーを描きこんでゆくか、選択して描き進んでもらう。
3.前回の段階、即ち、白木材に薄く、鉛筆で描いた下書きしたものに、初めて色塗りを始める。
一回塗りだけでは、とても綺麗にならないので、三回ぐらいは塗り重ねる。
4.前回に塗った(あるいは塗り重ねた)色、或いは図案の中へ、絵付け入門書を参考にし乍ら、
ロシア特有の模様、図柄を根気よく描き重ねてゆく。
5.この段階まで進むと、受講者によっては、ペースの段差が可成り、顕著になってくるが、
あせらず、次回の完成に向け、受講者相互の批評会を兼ねて、創作進行中、又は完成間近の図柄を確認しながら、
ニス塗り段階へ進みたい。但し、ニス塗りは焦らず、納得のゆく、図柄描き段階を経て進み行うことが肝要。
いったんニス塗りを始めれば、図柄描き訂正は、不可能。
ニスは、3〜5回に亘り、毎回、完全に乾かせて、次を塗ること。
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