
モスクワ国立アカデミー室内合唱団公演 Московский государственный академический камерный хор
ウラジーミル・ミーニン指揮 Художественный руководитель и главный дирижер Владимир Минин
◆ 横浜公演寸描
到着時
団員A 「ここの会場はすばらしくきれいに良く準備されている。」
団員B 「前の会場では舞台平台の設定が不具合で、自分たちで急遽作り直したが、ここの舞台は申し分ない。」
同行のフェスティバル組織委員会世話役 「男・女控え室の設営は勿論、急な頼みなのに指揮者の控え室まで特別に作ってもらって・・・本当に有り難うございます。」
団員B 「観光してきて体が熱くなっているから、空調をもっと効かせて欲しいわ。」
なお、例によって?当日になって団の到着予定が大幅に遅く変更され、みんけんの練習時間がとれなくなり、開場を10分遅らせて練習するというハップニングもあった。
演奏時
観客C 「アカデミー合唱団って本当に一人一人がソリストなのね・・・凄い!」
観客D 「バリトン歌手のソロがとてもすばらしかった。」
客席からは一曲ごとに熱烈な拍手、出演者と聴衆が本当に一体になっていました。
ミーニン指揮者 「国大みんけんのソーラン節はマラジェーツ!(すばらしい)だ。」
みんけん創始者のSさん「みんけんが恥ずかしいような演奏をしたら中座する心算だったが、あんな立派な演奏をするとは思ってもいなかった。」
みんけんOBのJさん 「涙が出るほど嬉しかった。これなら発表会に普通の人も招待出来る。」
フィナーレに学生代表がミーニンさんに大きな花束を贈呈、女子学生がすべての男性団員に、男子学生がすべての女性団員にそれぞれかわいいお花を一輪ずつ贈呈しました。
バス歓送時
アーラ団長 「石渡さん、お世辞抜きに貴方の合唱団は本当にすばらしかった。」
石渡指揮者 「レベルはとてもあなた方の合唱団に及びません。大差があります。」
アーラ団長 「一番大切なのは『心』です。その『心』ではあなた方のレベルは私たちに勝るとも劣りませんでした。」
ミーニン指揮者 「ソーラン節の楽譜があれば一緒に歌えたのに残念だった。今度は一緒に歌いましょう」
石渡指揮者 エレーナさん(ピアニスト)に 「貴女の伴奏は素晴らしかった。今度私たちにも是非伴奏してください。」
エレーナさん 「光栄です、喜んで伴奏しますわ!」
団員たち 「横浜でこんなに大勢の人に見送ってもらって大感激です。」
学生たちはミーニンさんにサインをしてもらったり、握手をしたり、団員たちと写真を一緒に撮ったり大喜びでした。
なお、県民ホールスタッフ、指揮者、調律家、協会スタッフ、学生さんたちが朝9時から夜10時までコンサートの成功のため活躍されたことを付記し、末筆ながら心から感謝します。
(柴田 記)
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